見出し画像

【アドラー教科書】(19) 学校教育への応用

2024年8月20日(火)

火曜日は『アドラー心理学の教科書』の記事を連載しています。

1. 導入:よく生きるための科学

1.2 アドラー心理学の応用領域

(4) 学校教育への応用

学校は、知識と技能を教科という形で学ぶだけではなく、学校の中で、共同して生きていく能力、対人関係を形成する能力、自律的に努力していく能力を訓練する場としても機能を持っています。教科の内容を学ぶだけであれば、学校以外の環境でもできます。共同して生きていく能力は共同体の中でしか伸ばすことができません。しかし、一方で、学校というシステムの中では、いじめや差別、過当な競争による相互不信などの問題が起こっていることも事実です。

ここから先は

1,065字

向後千春が毎日読んだり、書いたり、考えたりしていることを共有しています。特に、教える技術、研究するこ…

学生割引プラン

¥150 / 月
初月無料

みんなのプラン

¥300 / 月
初月無料

ゼミプラン

¥600 / 月
初月無料

ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください(月500円)。また、メンバーシップではマガジン購読に加え、掲示板に短い記事を投稿していますのでお得です(月300円)。記事は一週間は全文無料公開しています。