せわしない雰囲気の3月という時期に心を落ち着ける。
2017年3月11日
(土曜日は昔のブログ記事を振り返って書いています)
ショートレター論文投稿へフル回転
2月は28日しかないからかどうか、あっという間に終わる。そして、3月のこの時期は、卒業式を頂点とする祝賀ムードと新年度への準備とが、双方入り交じった微妙な雰囲気で充満する。
この落ち着かない空気の中で、しかし論文は書く。というか書いてもらう。卒論と修論の良いものは投稿論文にしておきたい。日本教育工学会は、毎年この時期にショートレター論文特集号への投稿を受け付ける。
もちろん、より良い論文はフルペーパーとして投稿したい。それでも、刷り上がり4ページのショートレター論文は、初めての投稿としては良い機会である。この機会を逃す手はない。
ショートレター特集号への投稿は締切があるところが利点だ。締切があれば、いやでもその日までに仕上げて投稿しなくてはならない。締切のないフルペーパーは、どうしてもずるずると投稿を先延ばししてしまいがちだ。逆に言えば、自分自らが締切を切って投稿のできる人は、研究者としてうまくやっていけるだろう。
というわけで、今回は、卒論から一本、修論から一本、博士課程から一本の合計3本のショートレター論文を書いてもらっている。添削する仲間のゼミ生たちにもフル回転で協力してもらっている。あと少し、がんばろう。
卒業シーズンなので、それに合わせたブログを選んでみました。
卒業式、修了式、祝賀会などの催しで華やかな雰囲気の中、新年度への準備にも取りかからなくてはならないという3月です。そうした中で、論文投稿に力を注いでいる人たちもいます。
日本教育工学会では、毎年4月の頭(今年は4/3)を締切として、ショートレター論文を募集しています。ショートレターは刷り上がり4ページという制限を設けた論文で、このあとにフルペーパー(8ページ以上)として書きあげるためのステップとして使ってもらうことを期待しています。
せわしない雰囲気の3月という時期に、心を落ち着けて論文執筆に取り組むのはなかなか難しいことかもしれませんが、ぜひがんばって欲しいと願っています。
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