入社1年目のエンジニアが抱える課題と目標。成長し続ける必要性を語る。
独学で身に付けたプログラミングの知識や技術。
入社後も変わらない直向きな姿勢。
ー本日はよろしくお願いいたします。まずは藤澤さんがご入社されるまでの経緯からお伺いしてもよろしいでしょうか。
元々大学では数学を学んでいたのですが、休学をしてプログラミングを独学するようになりました。プログラミングを学んでいく過程でIT系のエンジニア職に興味が湧き、2022年1月から就職活動を開始して、同年4月に工芸精器製作所に入社をしました。
ー数ある企業の中から工芸精器製作所に入社を決めたきっかけはあったのでしょうか。
きっかけとしては、入社前の面接の際に代表の松村さんが非常に丁寧に接してくださり、話の中でお客様や社員への気遣いを感じ取れたのが大きいです。この環境の中で私も働きたいと強く思いました。他にも、元々興味のあったsalesforceを扱った業務を行っているという点も決め手の一つになりました。
ー入社前のプログラミングの独学経験は現在の業務に活かされていますか?
それもきっかけにはなったかなと思います。ですが、業務で求められるレベルが独学ではカバーできないほどなので…入社後も自己鍛錬が必要な仕事だと感じています。ただ、独学のときは分からないことを聞ける人がいなくて苦労しましたが、現在は分からないことを教えてくださる先輩社員の方が多くいらっしゃるので助けられています。いつも気にかけてくださるので、本当に有り難いです。
点が線になる喜び。
希望を発言しやすい風通しの良い社内環境。
ー入社をしてからこれまで、どのような業務を担当してきたかお伺いできますでしょうか。
入社をしてから2ヶ月は主にプログラミングの研修がありました。その後はテスト業務を行い、徐々にコーディングを任されることが増えました。段階を踏んで業務のレベルが上がっていった印象があります。その点も非常に有り難かったですね。特に、2ヶ月間の研修で得られた知識や経験は、全ての業務の基礎になっていると思います。ただ、業務のレベルが高いので苦労をすることもあります。
ー苦労された点についてもう少しお伺いできますか?
コーディングを任されるようになった当初は「先輩が作ったコードを参考にして、コーディングしてみて」と言われていたのですが、参考にしてみても理解できたコードは全体の2割程でした。コーディングに全く手を付けられないような状態だったので、その点は苦労しました。
ーどのようにしてその課題を解決されてきたのでしょうか。
一つ一つのコードを調べて理解を深めていくうちに、コードの繋がりが見えてくるようになったんです。所謂点が線になったような感覚でした。その感覚がやりがいになっているので、今でも学び続けることが苦痛じゃないんです。苦労はしましたが、その中に楽しさややりがいがあるんですよね。
あとは工芸精器製作所の教育環境や人間関係も、課題の解決に繋がっていると痛感しています。入社1年目の私でも意見を周囲に伝えやすい環境ですし、分からないことを先輩に聞いても後回しにされることなく、時間を設けて丁寧に回答をいただけるような環境なんです。元々は分からないことは一人で解決しようとする性格だったのですが、今では周囲に助けてくださる人たちが沢山いるという安心感から視野が広がったように感じます。課題を直向きに解決しようと努力はしましたが、自分だけの力で全てを解決してきたわけではないんですよね。
入社2年目を迎えるにあたっての決意。
まだ見ぬ後輩に対しての想い。
ー入社から丸1年が経とうとしていますが、多くの学びがあったようですね。
そうですね。特に、入社前までは「仕事は個人が活躍をする場」というイメージを持っていたんです。それが今では「誰かが遅れればチーム全体が遅れる」とか「誰か個人が先に進みすぎてもチーム全体の進捗に悪影響を及ぼす」というように、チームとして仕事をすることの重要性を理解できるようになりました。仕事に対しての価値観が変化したのは、この1年での成長だと思います。業務を遂行するためには、まずは自分でしっかり調べて学ぶこと。そして、自分で調べても分からなかったらチームに聞いたり、困ったことがあったときには一人で抱え込まないようにしたりすることが大切だと思いますし、2年目以降も意識したいです。
ーそれは大きな成長ですね。今後は後輩社員もできるかと思いますが、どのように接していきたいですか?
今は先輩社員の方々が困っているときに気軽に相談できる環境を作ってくださっているので、その伝統を私も引き継いでいきたいと思っています。新しく入社してくる方にも「環境に救われた」と感じてもらえるように、自分から積極的に声をかけたいですね。「この会社で働き続けたい」とか「この業種を選んで良かった」と感じてもらえるように、全身全霊で自分のできることをやりたいです。
ーありがとうございます。最後に、今後の目標をお教えいただけますでしょうか。
現在は複数のプロジェクトに参画していて、広く経験を積めるように配慮していただいています。今後はその中で、自分が楽しいと感じたことやレベルアップしたいと感じるプロジェクトや分野を見つけて、そのプロフェッショナルになりたいです。
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