見出し画像

UIデザイナーは信頼されたい -2021年今年の抱負/熱意を成果に変える-

note書き初めとして新年の抱負を書きます。

UIデザイナーとして仕事をするとき、“UI“という言葉の意味は多岐にわたるので どこからどこまでを職務とするのか悩んでしまう。という方は多いのではと思います。

ただどんなプロジェクトでも、UIデザイナー =  “UIの最終アウトプットのクオリティに責任を持つ職種“  というのは共通して言えるのではないでしょうか。

“UIを作ること“ に責任を持つのではなく、 “最終アウトプット(ユーザーが実際に目にして触るUI)のクオリティ“ に責任を持つというのが大事で、そこには企画、プログラム、サウンドなど様々な職種が絡むため、デザイナーだけで完結できるものではありません。

そういったことから UIデザイナーはチーム全体を巻き込んで仕事を進めるのが必須の職業だと思っています。


最初からチーム員全員がUIの重要性をじゅうぶんに理解してくれていて、UIデザイナーをじっくり考える権限を与えてくれていて、皆が協力的ならやりやすいけれど、そうでないところもあるでしょう。

そんな中でUIを完成させて行くためには、デザイナー自身に人を巻き込んでゴールを目指す推進力が必要です。
そしてそのためには、UIデザイナーがチームの皆から信頼される状態を作る必要があると思います。

なので今年の抱負として、皆から信頼される人間を目指したいなーと思いました。

■デザイナーとして信頼されるとは?

では具体的に信頼されるデザイナーとはどんな人なのか…5つの要素にわけて考えました。

①UIスキル
UI作成に関わる、設計から提案、デザイン作成から実装までの専門的な技術や知識です。
これはわかりやすいですね。一緒に仕事してて、この人は説得力のある良いデザインを作るな〜!という人は尊敬、信頼しちゃいます。
②仕事遂行スキル
①が専門職としてのスキルだとすると、こちらはもっと一般的な仕事のスキルです。
スケジュール管理能力や会議進行能力、仕事の正確性などです。
どんなに良いデザインができても締め切りを守れないとかミスが多いとかだと困ってしまいますね。
③人格
この人になら相談しやすい、なんでも打ち明けられる!など、人間的に信頼できるかどうかです。
生まれ持った性格どうこうというより心理的安全性を担保するような働きかけができているか だと思います。
④熱意
どれだけそのプロジェクトに真摯に取り組んでいるかということです。適当にやっていそうだな、という人よりも、一生懸命にやってる人の方が信頼できますね。
でもここには落とし穴も…後述します。
⑤実績
それまでどんなキャリアを積んできたかです。売れ売れ有名タイトルに関わっていた、というとそれだけで一目置かれたりします。
どんなことをやっていたかよりも、関わっていたタイトル名の方が重視されてしまうことも…。

さて、自分のこれまでの仕事を振り返ってみると、特に①のUIスキル、⑤実績に自信がなかった分を、④熱意で仕事をたくさんこなすことでカバーしようとしているところがありました。

でも、熱意なんて曖昧なものですよね。

新人の時はなんでもやります!という感じでアピールするのが有効だったりしますが、ある程度経験を積むと成果が求められます。
コロナによってリモートワークが進む世の中なので、今までよりもさらに働きぶりではなく成果が重視されるようになっていくことでしょう。
熱意はあくまで成果を出すために傾けるべきです。

そこで今年の抱負としては

・熱意を仕事時間ではなく、UIスキル・仕事遂行スキルを伸ばす方に傾ける

・信頼される人格を身につける

の2つに注力していきたいと思います。

UIスキル、仕事遂行スキルを伸ばすためには

・技術書やビジネスに関する本を読む
・わからないことはチーム外の人でもどんどん頼る
・たくさんのUIに触れる(習慣化したい)
・仕事のミスを極力減らすためのツールや管理方法についても学ぶ

また信頼される人格を身につけるためには

・コミュニケーション取りやすい空気を作る
└自分から情報をオープンにする。相手の意見を否定しない
・デザイン提案の際など誰にでも伝わる表現を使う
└デザインを丁寧に言語化し、ロジカルに説明する
・相手を尊重する
└相手の立場を理解する/陰口などしない/ 感謝、謝罪の気持ちは省略せず述べる

このあたりに気をつけていきたいです。

そして⑤の実績に繋がっていったら良いなあと思います。
(が、これは自分一人でコントロールできないところもあるので優先度は低めに…)

今年も頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?