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身体に頭をつけている

2019年は「頭と胴体を繋げなさい」とお世話になっているセラピストさんに言われた。2018年の終わり頃から本格的に運動を始めたが、皆無であった腹筋のせいで、首、肩を大いに痛めた。力任せにやった結果、冒頭の「頭と胴体を繋げなさい」発言をいただくことになった。

今までも頭と身体が分離している感覚があった。頭で成立しても、身体は追い付かない。逆に、身体が先に動いてしまって、説明ができない時もあった。それをある心理学に精通した人に”乖離”と表現されて笑ってしまった。

そうだったのかもしれない。そう陥りやすいのかもしれない。

2019年は身体を動かす時間をたくさん作って、瞑想も取り入れて、身体全体の形を頭に刷り込むことにした。そうしたら体調を崩すことが減った。大きな変化だ。

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私の身体は、考えるよりも先に動いているし、考えて動こうとすると実現不可能だ。よく聞くフレーズで表現するのであれば「パフォーマンスが落ちる」。

再現があってはいけない仕事をこなす時、最も”パフォーマンス”が高い自負がある。我ながら不思議だ。ただ、そんな仕事は(あってはならない)と思ってるだけではなくならない。仕組みや工夫をこらさないと、また起こる。

最近のうちのチームはそれが暗黙で理解し合えているから、私の最高のパフォーマンスが発揮された後、すぐ振り返り始める人がいて、私の行動を分析する人がいて、仕組み化まで進む。

私はたぶん、仕組み化まで任されることは不得意だ。

考えるより先に動くことが得意。なんて書くと堂々としているように感じるが、要は、朝起きて、歯を磨く、ないしトイレに行く、服を着替えるといったことを誰しもが即座に小さく決断しながら起こしている(動いている)ように生きていたいのだ。

波に乗るように生きている。

誰かがそう私を形容してくれた。

2020年からはより一層、自分の起こしたことに「責任」と「自信」を持って生きていくと決めている。

そのために、身体全体のイメージを強固にして、全身で動く。もう賢いフリはせず、全身で動きながら、頭脳をあとからつけてみるのか、得意な人と歩むんだ。それがしっくりくる。

セラピストさんが言いたかったことはそういうことなのか?と思われそうだが、身体の姿勢がマインドに影響したり、皮膚感覚からのリラックスやいらだちを脳で理解することはあるだろう。

どっちつかずではなく、どっちも手に入れるために、身体で発揮するのだ。発揮される身体に脳はついてくる。

#2020年代の未来予想図

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