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#パパに会いたい ふりかえり

大晦日のSOSの反響がすさまじい

お叱りもいただき、ありがたい

息子からのお正月のご挨拶電話、メールを無視されている状況では、怒りは止まらないが、息子の簡易携帯(ライトメールのみそ機能しかないもの。これを別居親とやりとりしているってことは、別居親も同機能の携帯を持っているってこと?)のメール履歴を分析するエネルギーとなった。

100件しか履歴がない中で、驚いたことに、5年分さかのぼることができた。90%以上父とのやりとしかない(時々、母方祖母のメールもある)。

100件しかやりとりがないのか。

送信履歴は2年分くらいか。。。同じ100件なのに、双方向になっていないことがよくわかる。

まずは、小学校1年生の3月

雨が降っていて、プーさんの傘を持参していたら、面会交流で出かけた先で置き忘れしてしまったようだった。

その申し送りもなかったから、わが家では荒波が立つことになる。このときの感情もよく記憶している。

映画を見にいったというので、問合せをしてみたりしている内に、連絡があった。

立ち寄った本屋で忘れていたのが届けられていたから、サービスカウンターに預かってもらっているということ、明日受け取りにいく、というもの。

感じよく連絡しろよ、とも思うものがある連絡の仕方だったが、まあ安心した。

そのすぐ後日に、届けてくれていた。
(離婚時の住まいから転居していないので、父親は息子の居所を知っている。だからといって、支障があるわけではい。)

数駅の距離だけども、大変ご面倒かけてしまったのに、息子は愛されている。

小2・小3はまあ会えていたようだ

最寄り駅での待ち合わせの連絡がつづく。

みじかいメールだけど、不思議と愛情がこぼれているように見える。

小3の冬、お蔵入りになったけども、取材を受けたことがあった。私は、その結果を間接的に聞いた。息子は緊張していたけども、父子の時間の笑顔があふれる様子。インタビューで、「パパもママも好き」と答えたこと、父は、「面会交流という発想はないけども、息子が会いたいというのであれば応えたい」的な回答だったと記憶する。このインタビュー取材、よく、エアでも実現したものだ。お蔵入りしたことまでもってして、グッジョブである。

小4のハイライト

運動会で、パパ手作りのお弁当を用意してもらって、父子でお昼を過ごせたことではないか。小学校の前半3回、当然のように、わが家でお昼を過ごし、ちびっこもいて大変ではあったけど、参観に独りきて帰る父とは、ほとんど交流できないのもあって、提案してみた。そのメニューは息子にとって、本当に嬉しかったみたいで、どれも美味しくいただいたようだった。
父子ふたりで過ごすお昼を気にしなくてもいいどころか、自信をもっていいのだ、と横目に、私は、私の父と母と、弟と、バラバラで参観していた気がする。それも、わが家らしい不思議。下のきょうだいは保育園で。親権者だけど、別居親風に参観するのもトレンド?

この運動会、パパとお弁当、は1年飛んで、6年生のときも実現した。

5年生のときは、台風接近でプログラム変更→停電で中断、お昼はクラスでという展開になったのもあるけど、延期の疑いもあって、連絡調整がうまくいかなかった気がする(延期されたら、パパの参観は難しかった?)。だから、2年ぶりにパパとのお弁当は、うれしかったろう。リクエストはからあげ。
そのとき、私らは、小学生のいない状況で、倉庫の裏という微妙なエリアに隠れて?、お弁当を囲むという不思議な時間を過ごす。祖父母と妹と、兄不在なのに、兄の運動会に集まるというもの。来年、わが家には小学生がいない状況になるが、これなら、予行演習でやって見れる気がしてきた(1年間不在のあとは、8年通う)。

クリスマスの奇跡

クリスマスには、兄にだけ、パパが連絡をしたサンタさんからの贈り物が届く。

ちょうど、3DSが壊れたときがあって、話題になっていた。

DSをサンタさんに頼んでいいか、ママに聞いてみて

↑このような連絡は、大変うれしいものだった。

パパサンタさんは用意する気持ちがある。しかし、高額すぎる点について、ママへのお伺いもする。これは、嫌な気持ちがしなかったし、さすがに、遠慮もした。その分、ソフトか、別のオモチャを用意してもらったように思う。バランスが整う解決だったと思う。

パパサンタもちゃんとクリスマスに届けてくれる。

枕元にはないけども、息子は本当にうれしそう。

それが、小5の朝、途絶えた。

静かに玄関先に行って、静かに戻ってきて、少しさみしそうだった。

5年生は、本当に会えなくなることが続いていて、ついにクリスマスも届かなくなってしまったのか。私と違って、おそらく父親譲りの穏やかな性格の息子は、感情的になるわけではなかったけども、悲しかったかもしれない。

しょぼくれながら、2学期終業式に向かい登校すると、早い下校後、玄関にプレゼントがぶら下がっていたのを発見したようだった。

少し遅くなったけど、息子が喜んだのは間違いない。

急に会えなくなった

振り返って整合すると、別居するパパのところに、2人目のきょうだいが生まれていたようで、それからぐっと会えなくなった。

連絡も難しくなった。

誕生日を迎えたすぐの3月に会ったとき、帰り際、10歳の重く成長した息子を抱き上げ抱擁しあう姿が目撃されている。こうやって、息子は愛情を受け止め、そして、パパが好きで、#パパに会いたい なのだ。

だが、その抱擁も、それから数か月会えなかったことを思うと、覚悟あってのことのようにも感じられる。養育費が月末期限を遅れることもあったので一報したこともあったように思い出す。

思いの外、再婚後の子育てが大変になったというのも想像できる。息子にさみしい思いをさせたことは本意ではないだろう、とも理解はする。

しかし、実際、息子は、さみしい思いを重ねてきた。いつ会えるかわからない。会いたいといってもリアクションがない。

3月の次に会えたのが7月。

7月半ばに会えるまでの連絡もむちゃくちゃだった。

同日に立て込んで、提案メールがあり、最初は、〇日会える?いや、ダメになったから△日は?そこもダメなので、□日を。。。

なぜか、パパ側の方で定まらない。何が起きているのかもわからない。

ようやく提案された日は、今度はこっちの差支え。だから、7月半ば、三連休にようやく会えた。そして、それが年内最後の面会交流になる。

9月は運動会(先述の嵐接近のときの)で少しだけ会えたこと、クリスマスプレゼントが朝には間に合わなかったけども届けられたこと、はあったけども、その年の最後のメールが切ない

10月も11月も会えなくてごめんなさい
12月のことはまた連絡します

(要約したもの)

結局、12月の連絡はないままだったのだ。

怒りを通り越して、心配がよぎるが、やりようがない。

会いたいよって伝え続けるんだよ、と息子を励ます。

そうやって、年が明けた。

養育費を1万円に減額したいという希望

ようやく1月末に連絡が来て、その週末に珍しく(初めて?!)お昼から会うことになった。違和感はあったが、それでも会えるならよかったねーと送り出し、満足して息子が帰ってきた。

その数日後に、裁判所からの呼び出し状があり、養育費減額を申し立てたというのだ。希望額が1万円とあって、情けない。

すでにその主張も本人すらも維持できないほど低額すぎる金額だ。

養育費減額請求というよりも、無神経に「1万円」と書けることへの感情が爆発する。

養育費は払わないね

息子が生後5か月半頃だった夏の言葉が思い出される。

何よりも、その前の1年間に、2回しか面会交流ができなかったこと、10回の不履行についての責任こと問い質したかった。

指定された初回期日は、すでに差支えのため欠席となったが、細かい答弁書とともに、面会交流調停の申立てに及んだ。面会交流不履行に関する履行勧告も行うと受け付けられた。

4月に、実質最初の期日となった。

会えないこと、それだけではなく、連絡も取れないことについて、裁判所は同情的だった。息子からの問合せに答えもしないということの冷酷さが印象づけられる。

次の期日は、8月に指定される。

その間に、面会交流は、2回実施された。

改元に伴う大型連休中に1回、そのとき、はじめて、きょうだいの存在を告知され、息子は、前向きだった。会ってもいないけど、パパときょうだいのことは家族として受け止められるようだった。息子のやさしさが伝わってくる。でも、会いたいのはパパひとり、きょうだいたちは、会ってもいい存在。

そのきょうだいの存在によって、会うことが難しくなっている状況であるという風には受け止めていない。息子のポジティブさは、よく育っている。

次に会えたのは7月だった。6月は業務が忙しいと語られるとおりのようだ。

7月も選挙があり(仕事柄、選挙があれば忙しくなる業務も関連しているらしい)、忙しかったようだけど、睡眠不足の状態で、息子希望の野外活動が可能な地での面会交流が実現した。無理をしたかもしれないけど、息子は大喜びだ。たらふく流しそうめんも食べ過ぎたようだ。父子笑い合う時間、そして、夏に父方祖父母に会うための計画も話題になりだす。

離婚時に父に連れられて会いにいって8年、連絡もできていなかった祖父母に、息子は会いたいという。愛された経験が思い出として刻まれているのだろう。息子が愛されることを私は妨げてはならないことを自覚する。

邪魔はしていなかったが、機会もなかった。

元々、そういう関わりを肯定的には考えない文化のようで、無理強いもできない。しかし、小学校高学年になる息子の意思で、祖父母に会いたいというのだから、親としては応えていくことも責任だろう。

父母の協議は相変わらず円滑にはいかなかったけども、それでも、息子は会いにいった!!

小6の夏、ひとり、新幹線の旅、である。

両親の離婚を経て、約8年没交渉の父方祖父母にひとりで会いに行く。どんな勇気だろう。

でも、自信があったんだろうね。愛されている自信。そういう自己肯定感を育ててくれたのも、パパも子育てしてくれたからだろう。

直前までのやりとりで、私はふてくされていたし、ある種の信頼もあったが、パパの方が心配だったのか。旅路の通過駅のことをメールして、送り出す。

実際、出発駅に見送ったのは私の母だけども、パパも十分に気にかけてくれていたのか。

祖父母宅に滞在する間も、毎日のようにパパと電話ができたという。それは、嬉しいことだったろう。

環境が変われば、パパは連絡をくれるという発見だ。

地味だけど、何かを成し遂げて、無事に帰ってきた。

そして、両親としては、直前の課題などにも直面したはずだった。

8月、9月はふたたび面会交流ができなかった。連絡の不十分も相変わらずで、息子の方が対応し損ねたのもある。運動会では、お昼を共にしたし、そのあと、夕方まで過ごしたようだった。

その間も、調停期日は続き、養育費の件は不成立となって審判に移行する。

面会交流調停は、家庭裁判所調査官が登場し、調整に入ることになった。

養育費算定表見直し報道のために、審判は延期することとなり、まだ決着がつかない。

10月は面会交流が、7月以来実現したが、11月は不履行、12月は、2回の延期を重ねた挙句実現したものの、祖父母に会いたいという息子の希望を叶える協議が実現しないまま、モヤモヤを残す。

2019年の面会交流は、6回(1回は運動会)!


カウントすると、半分は不履行だったということになる。

息子はもっと会いたい、月に2回は会いたいをここ数年言い続けている。

しかし、今、1月の後半の候補日を提示されただけで、「マシだ」と思えてしまうほどに、諦めている

息子のポジティブに甘えていてはなるまい。

月に1回は会っていきたいと言っているらしいというパパの言葉を信じてはいる。愛情がなくなっているわけではないはずだ。疑いたくなる言動に見えるのは、養育費制度の問題であると理解をしておく。算定表の見直しもあったことだし、適正金額を受け止めながら、間断なく請求を続けるしかない。それか、もっと稼ぐか。。。いずれにせよ、その対立に息子を巻き込みたくない。

月1を最低限にして、何としてももっと会いたいを叶えていきたい。

ふりかえりながら、どろどろした感情の沼にまたはまって、最初のイラスト選択の気持ちがぶれてしまった。

ふりかえってみて、息子がこれだけ、よく愛されている喜びを表現したかったはずが、どこへいったか。

半分不履行だったけども、夏に、1週間以上、父方祖父母宅に宿泊して過ごしたことをカウントしていない。父には会っていないが、その連泊を1回とカウントするだけでは足りない、濃厚な時間だったことは紛れもないことである。ボーナスポイント6回カウントとしてもよい。

そうすると、曲がりなりにも、月1回年12回を果たせた、ということができる。

本当は、私が、新幹線の切符を用意して、駅に送りだし、迎えに行くということへの拒絶はない。だが、協議がない状況では、それが行動を抑制させてしまった。

当たり前のように「ママにお願いして」のひと言だったら、受け入れがたいが、お願い・ありがとう、があれば、こちらも、またお世話になります、ありがとう、が言える。そう、なりたい。

そう、なるためには、私から、「ありがとう」を始めたい、ということもわかっている。

わかっているのに、キライが止まらないこともある。

つまづきは、養育費は払わないね養育費1万円に減額、にある気もする。

私の活躍を応援してくれれば、1万円とは言わなくても、減額が叶うかもしれないのに、この調停は、邪魔でしかない。

自分の事件のために調停に通う時間を、仕事として通うのであれば、日当とかではないにしても、売り上げに貢献するのに。自由業は、サラリーマンのような有給休業とはならないのですよ。

その分、私は、自分の人生を披露して、仕事に繋げなければならない。

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私の四苦八苦(解説は↓)が失笑を買ってもいい。

乗り越えていきたい。

パパにありがとうだけ伝えられる関係になりたい。

願えば叶うのだろうか。一進一退。揺らいでばかり。

しかし、やっぱりやるっきゃないのである。

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