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知識と勇気が幼い命を救う

もう1年半前だけど,児童虐待による痛ましい悲劇を防ぐために渾身の記事を用意した

それを前提にして,

児相が無力であることがよくわかる事件・記事に触れて思い出した

民法834条,834条の2でみんなで子育てする


法律の何が難しいかって,わかりやすく書いていない

子どもは,パパ,ママ,おじいちゃん,おばあちゃん,親戚のみんなで,見守って育てるよ

こう言ってくれれば,そうかな,と思う

しかし,その意味を実際の法律はどう書いているかというと

第834条
父又は母による虐待又は悪意の遺棄があるときその他父又は母による親権の行使が著しく困難又は不適当であることにより子の利益を著しく害するときは、家庭裁判所は、子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官の請求により、その父又は母について、親権喪失の審判をすることができる。

みんなの目で見守って,子どもの成長や安全を直に確認することがどれだけ意味のあることか,と思う

児相に頼って,児相に何とかしてもらおうという発想しかないと,ドアをけ破ろうか悩んでいるうちに,命が救えなかった・・・ということが起きたということ

児相は,その長に親権喪失・親権停止の申立て権限が付与されている(民法ではない別の法律で)

だからといって,民法に書いてある子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官も引き続き請求できるわけで

ここに注目したいのが,自身が請求できるということ

もちろん幼い子が実際に行動するにはハードルが高い

民法の法改正に向かって,有識者による検討が始まっているけども,それ以前に,まずは民法を知ることの意味が大きい

わが子のために,姪甥のために,あるいは近所の気になる子のためにだって,たとえ請求権者ではなくても,請求権者にSOSを繋げること,その請求権者が勇気をもって行動できるよう知恵や励ましを与えることという役目は誰にでも担えるわけで

児相に任せればいいという発想では命を救えない

自分が命を救う役目を担えること,それは責任を自覚することでもある

知ることが,行動を促し,結果命を救う力にもなるということ

もっともっと周知して,子どもが犠牲にならないようにしていきたい

親子に優しい世界へ

学びがとっても役に立つ

共同親権制を本気で目指すから,厳しくも意見していくことにした


ま,わかりやすい法律にしていない国が全部悪いんだけどね

わからないことについて国民の責任は全くない

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