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明日!オレンジパレード~周知応援☆共同親権制になっても、”ひとり親家庭”を支援していく宣言?!

オレンジパレードは明日だけど、今日から、共同親権の勉強をしていく

にしても、共同親権激押しのRKとはいえ、共同親権制法改正実現後だって、何も、ひとり親家庭支援は引き続き継続、むしろ、より手厚くなるべきであると考えている

?!

というリアクションもあるかもしれない

冷静に考えたいところだけど、似た話題としての、LGBTをひとくくりにしたセクシャルマイノリティーサポートがエラーを招いていることと重なる

レズビアン・ゲイ・バイのLGBっていう性的指向のことと、トランスジェンダーっていう性自認のことを、セットにして、セクシャルマイノリティとして何とかしようとするから、話が変なことになっている

たしかにマイノリティなんだろうし、セクシャルに関することなのかもしれないにしても、対策が異質である

性的指向が様々で、いわゆる異性に向いていないということがあっても、性自認自体がブレないこともある(そこが揺らいでいる結果としての性的指向が同性に向かっているように見えることも起こるだろうけど)

そういう雑なひとくくり、が、まさにマイノリティ問題なのだろうけど、問題状況を細分化の上、丁寧に対応することが望まれていく

ひとり親家庭支援も同じ


過去、シングルマザーとして、就労支援の学びの機会に通っていたこともあるのだけど、何十人と集まって自己紹介をすると、離婚、未婚、死別のケースが、”ひとり親家庭”としてひとくくりになっていた

父子家庭を排斥しないのだけど、その世代の集いは、母子家庭のみだった

離婚も、DVもあれば、お子さんにハンデがあって、親としての自覚なく雲隠れしていくようなケース、割と両親で子育てを続けているケースなどが様々であった

スキルアップのために学ぶべく集めさせられているけども、一見、ひとり親として同境遇に思われる一方で、無茶があって衝突することもあった

面会交流できている子が、誕生日にゲームソフト(例えば妖怪ウォッチも2バージョンあったりするのを両方とか)をプレゼントしてもらっている話題や、養育費の終期について、成人までを超えて、大学進学を想定した場合なんかも盛り込んでいるかとかいう話題が飛び交うことがある一方で、いろいろな事情で断絶していることもあるから、さて、何かを思うやら、はともかく、かたや、愛する配偶者と、死という悲劇的な運命で引き裂かれ、願わくば、もう一度会って、また結婚したいと心の底から思っている方と、身体的暴力を受けた上に、離婚条件も満足と遠く、困窮リスクを抱えながらも離婚してよかった、二度と結婚したくない、というような想いも実際存在する

そういう相反する想いを抱いている当事者が同列の席に並んで学ぶ

基本的に衝突する場はないとはいえ、たまたまランチだったり懇親会だったりで、つい語ってしまったら、なかなか激しいバトルになってしまったり

同じに扱うことに無理がある


共同親権制にして、
真のひとり親家庭を手厚くサポートする


まず、死別家庭の支援を徹底すること


母子寡婦家庭支援の歴史を振り返ると、戦争未亡人が多く、基本的には死別家庭支援だったのだろう

そもそもが、離婚がタブーという時代もあって、離婚はごく少数だった

未婚は、もっとタブー過ぎて、非嫡出子差別が強烈だったので、それを隠すように、虚偽の出生届によってどこかの嫡出子かのように扱った上で、実母が単身養子縁組をして、養親としての親権を得るようなことが行われてさえいた

特別養子縁組のない時代の話だから、嫡出性を取得するためだけに戸籍上の父母が記載されたままの人というのも世の中にはいたりするわけだ

時代の変遷とともに、今は、そんな未婚家庭さえも増加傾向のようだけど、戦死することはなくなったので、死別家庭は減少、そして、離婚家庭が増えた

離婚家庭も、先に述べたように、多種多様で、離婚してもふたり親が存命健在であることはよくあるわけで、自己責任で共同養育したければしていいよ、に留まるのではなく、積極的に共同養育をしていけるように社会がサポートしていくためには、共同親権制の法整備が必要だろうというアプローチをしているわけだけど

戦死することがなくなったとはいえ、やはり、相変わらず、交通事故や病気によるひとり親家庭は、この先も、共同親権制の法整備が完了したとしても、悲しくとも発生してしまう

子育てがワンオペになる、というのも単純に大変だが、愛する配偶者を看取ることの喪失に耐えるというのも大変だし、子どもの立場だって、単純な子育てのとおりとも違うかもしれない

喪失体験を抱えて育つことの意味はまた重い

学び舎で共に過ごして教えてもらったグリーフケアの大切さを思い出すと、喪失体験をした年齢や性格によって子どもたちが抱える課題が違ってきたりするようで、それも大変だと想像する

幼過ぎて、喪失体験のそのときの記憶がないということの喪失に向き合わないといけないことも、成長とともに起こったり

悲しみと隣り合わせにある感情を、とにかく表現して発散してくれれば、まだメッセージを受け止められることがあるのに対し(ただし、悲しみを悲しいというわかりやすい表現になるとも限らない)、一見ものわかりよくおとなしく暮らしているように見える心の奥底で、あふれんばかりの悲しみを処理しきれていなかっただけで、後から表出するようなこともある、とも聞いたことがある

グリーフケアのために大切なことについての学びは深く、私は、聞きかじっただけなので、専門的なケアが充実していくことを願うばかりなのだけど、、、

単独親権制下のひとり親家庭支援の雑さ


先に挙げたように、現在の単独親権制下では、たとえ共同養育ができているケースであっても”ひとり親家庭”と呼ぶわけで(事実婚家庭は除くアプローチがあるとはいえ)、あまりにも雑である

それも、離婚時に一律単独親権者を指定する制度のせいであり、これまであまり語られてこなかったと思うけど、単独親権制の課題は、丁寧なひとり親家庭支援が機能していないことも挙げられるだろう

自前で共同養育できる家庭が勝手に共同養育することは引き続き放っておいてよい

ちょっとしたサポートがあれば共同養育できそうな家庭も共同養育できるようになることで解決することは望ましい

そうやって、有限性のある社会支援を適切に分配すべく交通整理して、本当に支援が必要な層への支援を充実させていくこと

ひとり親家庭支援を充実させるために
共同親権制

ってなる

死別家庭もしかり、深刻なDV家庭とか、親が病床に伏して、親としての役目を全うできない家庭などへの支援が充実していくことが大切だろう

喧嘩するほど元気な2人親が健在なら、
紛争解決・回避支援が必要


多くの離婚家庭が該当すると思うけど、支援の中身が全く異なるわけだ

離別家庭はふたり親支援
死別家庭はひとり親支援

残るは、未婚家庭だけど、これも、認知の有無で区別ができる

そうすると、子育て支援は、現に子と一緒にいる親の状況を見るだけでは、適切な支援の選択がムリである

子は両親がいて産まれてくる
父母の状況を見て、過不足ない支援を実現する


両親健在なのに、死別相当に支援するというのも、資源の枯渇を招きかねず、結果として、本当に支援が必要な、真のひとり親家庭が置き去りになっていく

悲しいし大変だし、いろいろなことを抱えているかもしれないのに、結局、支援が足りずに、自前でなんとかしている実情

共同親権って、単純に親権者が増える話ではない

これまで、法は家庭に入らずといってノータッチだった家庭生活を、子どもの最善の利益のために適切な公的介入を施すことが共同親権制

結果として、虐待抑止に貢献する

子育てを家庭に任せっきりにしないこと(でも、尊重もする)

公私のバランスが子どもの権利・命・心・未来を守る

ホームページを立ち上げた頃とブレないのである


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