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選択的夫婦別姓を阻む単独親権制

昨夜はCoそミィが盛り上がる

突然、わが子と離れてくらすことになったという有事に直面したとき、多角的にアドバイスもらえるって、日本唯一なんじゃなかろうか

最初は、私の自分語りで、人が集まるのを待ちつつ、ま、その振りも意味があったような

誰の訴状にも負けない修羅場を経験済み☆


人生いろいろ鍛えられたわ・・・その成果⇓

なんというか、協議離婚なんだけど、そうキラキラ円満なものではなく、その域までいくと、訴状にも書かれない?!って???

だいたいが、寛容に共同親権・共同監護を推せるのも、たいていの夫婦の問題が、大したことに見えないという、サイヤ星出身かっていうくらいの銭湯民族だからかもしれない

そこまでしないと、第一子乳児段階での離婚ってなんないか、、、離婚届を出したときには3歳だったけど、冷却期間みたいなものだったかしら?

いざ、そのときは、あっさりしたものだった・・・仕方ないよね、的な

にしても、だ

共同監護計画さえあれば・・・

協議離婚した後の予後が悪すぎる

「常に」っていうわけではないけど、節目ごとに紛争が起こり、そのたびに、父母の関係性は悪化していく

申立人と相手方という呼称で共同養育


裁判手続以外でのコミュニケーションゼロとなって、どのくらい経つのだろうか

共同養育は子どもの気持ち

誰にも負けないくらいの自信のある修羅場もあったし、場外ガチバトルもあったり、もう、ズタボロなのに、それでも、息子は、パパもママも好き♡

自由面会交流・養育費100%が実現している

なんとかね・・・
もっと円滑にトラブルなくそれが叶うよう、きちっとした情報提供とか、サポートがあった方がよかったと思う

子どもが悲しむようなことも、もっと避けられたと思うし、そこは圧倒的に足りない!!

弁護士の母だから、
養育費はぬかりなく請求する

だから、世の中のシングルマザーがどれほど、そこまでできるのか・・・

権利として養育費増額が可能だったとしても、とてもじゃないけど、もう一度裁判所で手続きする、なんてこと、どれほどのひとり親が実行できるのか

そのための情報提供や、サポート体制が整備されているのか

面会交流の支援機関はある

いまだに、面会交流という呼び名を変えないとしても、養育費請求のサポートって?保証のとかのあれ???

これ⇓

養育費の分担についてもトラブルがないことが、安心に結び付いて子育ての分担にも発展するはずだ

共同親権の反対運動のあまり、そのサポートさえ怠って、養育費の未払い問題は深刻で改善される気配はなく、政府の目標だって、なんと、目標が4割という水準

共同親権弁護士周辺の養育費支払い状況の高水準との差が激しい

親子交流があり共同監護まであれば養育費の分担は当たり前すぎるから、自然なことではあるけども

子どもも両親を慕い、養育費も支払われ、面会交流もあるなら、よほど円満に離婚できたことでしょう、なんて思われるかもしれないが、そんなもんではない

この前久々に、なんで離婚したんですか?と聞かれたことがあったけども、さて、何でもめたのか・・・

夫婦別姓

も地雷のひとつだっただろうか???

今日は、シンポジウムで勉強した

70代の講師のお二人、「齢を重ねる」という物理の法則を裏切る元気っぷりであった!!まずそこに感銘する

私も、弁護士50年過ぎても現役でありつづけたい(あと40年・・・何歳?!)

特権活かして、アフター講演込みで、エネルギッシュにお話をいただき勉強になった!!

そうやって、思い出した、私の法律婚

『戸籍姓は○○でしょう』


およそ通常の平等な夫婦間であってももう少し気品は守られるべきだったのではないか、という気はするが、まして、この発想である

よっぽど生意気で憎たらしかったことだろう

私も相当に腹が立ったこともあったはずだけど、正直忘れた!!

怒りの感情って持続しないのかも?!

今となっては、マリオとかピクミンとか、一緒にゲームしたよき思い出だけが残っていて、うっかり丸く収まりそうになるから、定期に地雷を踏んで、接近危険アラーム発動した方がよいかもしれない

ちょうどよい距離で接近しない仕組みがあれば、お互いに平穏で、それがしあわせなことである

父母それぞれが幸せに暮らす環境にあって、その子がそれぞれの幸せを共に感じあうことができれば、それが子の最善の利益になる

ゲームのこととか気が合って、結婚するのは自然だったと思うけど、結婚というのは戸籍を変動させ、法的な身分関係が変わり、姻族関係が生じる

比較的似通った勉強をして、夫婦ふたりの夫婦像は、婚姻時は共有できていたかもしれないけど、それを姻族関係が生じた親たちまでも完全に一致だったか、とは限らない

シンポジウムの質疑なんかでも感じたけど、今結婚を考える若い世代は当たり前のように「氏どうするー」を話合うらしい

夫婦別姓論自体は20年前にはもうあって、ディベートをすれば賛成論も支持されるけど、実際に結婚するときに具体的に検討することは周りにはなくて、当たり前のように夫氏婚ばかりだった

一応、当時でさえ、私たちは話合い、学生の私は通称使用がしやすいということを考慮して夫氏婚を戸籍上選択し(嫡出推定のためという意識もあり)、そして、極力可能な限り通称使用をした別姓婚で暮らしていた

学生生活上は支障なく旧姓使用だったし、保育園でも、保護者名を通称で記名しても支障はなかった

保険証は戸籍姓なので、お産で入院したときは戸籍姓であった

そういう具合で、夫婦の中では、夫婦別姓だったのにね

他にも、父親の育休論もあり、当時司法試験合格率より難関の取得率だったのではないか、チャレンジしたことに、元夫ながら、やっぱり尊敬する!

離婚後のみならず、婚姻中から共同養育を当たり前のようにしていたし、私は子どもと暮らす時間は長かったけど、あんまり、主たる監護者的に優位とも思わなかったなー

共同親権の選択肢があれば共同親権で離婚した


でも、2011年、選択肢がなかったので(今もない)

ある種揉めはしなかったけどね

離婚話が出てきたときに、親権者を父親にする選択肢はあるか?と聞いたとき、あってもいい、という回答だったのは、なんというか、親権争いというよりは、嬉しかった気もする・・・ま、いざ、離婚するなら親権争いになりかねないとなると、離婚話はしばらく凍結になるわけだけど

親権いらない・養育費払わない・会わない

実際、それをしてしまうケースも世の中にはあるけどねー

そのリスクもなくはなかった???でも、関係性が育まれたら、それはありえないってなった

選択的夫婦別姓(現行法でも選択的共同親権は実現できる論でいえば、同様に実現可能)ではやっぱり足りなくて、法整備して、親族関係にも納得させることが必要だった

お互いに深い傷を負うような激しい爆風をくらったような気がするけど、今、私が、「忘れた」で済むのは、私がやろうとしていたことが、周りにとっては、非常識で今までにない未知のことで、何の情報も丁寧に知らせてもらうということもなくて、ある意味仕方がなかったのかな~くらいには余裕の目で振り返ることができるということ

それにしても、ウチの親だって、フツーのサラリーマン家庭で、家族法の勉強にかぶれた娘のやることを知識面ではさっぱり理解不能だったはずだけど、たぶんなんとなく、受け入れてくれたのもやっぱり親心かしら

夫婦別姓と男性の育休

時代を先取りしすぎて、激しい逆風の中、ズタボロになりながら突破しようとしてしまったけど、気づけば、どちらも今や市民権を得ている

でも、一番進んでいるのは、、、

共同親権民法改正

夫婦別姓に関しては、以前から最高裁判旨を読んだり研究している

子の氏の在り方をめぐって議論のとりまとめに困難があった

↑これが答えである

今日のシンポジウムでも、私以外にも、共同親権に関係した問いがあったようだけど、父母の意見が一致しない場合の子の氏の問題をどうするか、というのが、夫婦別姓の法制化を阻んでいるのが明らかで、それは、婚姻中共同親権を創設した際にも指摘されながら、欠陥を放置してきた立法不作為の問題に集約されていく

今日のパネリストの答えは、家庭裁判所が決める、であった

正解である

でも、父母の意見が一致しない場合には家庭裁判所が決めるということを、現行法制は定めていないので、だから、民法750条だけをたやすく変えて、別姓父母の共同親権を認めるようなことができないという単純な罠にはまっているわけである

しかし、まるで、親権論は、氏の問題と関係がないと思い込みすぎて、誰も気づいていない、ということがよくわかるシンポジウムだった

夫婦別姓のための民法改正は、まだまだ遠い

共同親権民法改正が叶える夫婦別姓


この真実を明らかにすることは、意外に、思わぬところを刺激しかねないけども

なぜか与党主導で一応推進しているように見える共同親権民法改正

この前の記事、で

離婚後の子どもの養育のあり方をめぐって、家族法学者や元裁判官、弁護士ら63人が20日、小泉龍司法相あてに、離婚後の父母に共同親権を認める制度の導入に向けた法整備を求める要望書を提出した。

 要望書は、家族法を専門とする中央大の鈴木博人教授や関西学院大の山口亮子教授ら4人が呼びかけ人になり、家族法や家族社会学などの研究者、元裁判官、弁護士や司法書士など59人(11月19日現在)が賛同者になっている。

 要望書によると、日本では毎年約18万件の離婚があり、そのうち約6割に未成年の子どもがいる。現在は、離婚時に必ずどちらか一方に親権を決めなければならないため、「親権者になれないと子どもに会えなくなるのではないか」という不安から親権争いが激しくなったり、合意のないまま子どもとの同居を確保した親が、別居親との交流を著しく制限したりしていると指摘。父母の養育責任の継続を明確にするためにも、子どもの利益を優先的に考えられる仕組みが必要だとしている。

 現在、離婚後の子どもの養育については、有識者や当事者団体の代表を集めた法制審議会の家族法制部会で議論されている。同部会は今年4月、共同親権を導入する方向で検討する方針を確認している。

 要望書は、これに「賛同」するとして、離婚時の具体的なルールを定めることや、離婚手続きに入る前の親への適切な情報提供をする仕組みづくりを求めている。

 さらに、夫婦間に葛藤やDV(配偶者間暴力)があり、夫婦による合意形成が困難な場合もあるとして、DV事案に適切に対応できる制度の整備も要望した。
(以上までが無料公開)
・・・(略)
選択的夫婦別姓を推進している「mネット・民法改正情報ネットワーク」理事長の坂本洋子さん・・・「事実婚の夫婦から『単独親権なので手術の同意ができない』などの相談が寄せられている」・・・

朝日新聞

という具合に、夫婦別姓を選択した(事実婚)夫婦が単独親権(非婚差別の単独親権制に由来するね!)であることの問題に言及しているのである

離婚後の共同養育を攻略してきた私なので、現パートナーとの共同養育は合意により実現していて、支障はなく、ネタにするほど

そういえばこんな記事にもしていただきました!

春男(仮名!)が登場☆
もちろん、仮名です。

弁護士の知見あって、単独親権のリスクを理解の上、子どもたちの親権をわけあうことで、お互い、子どもの「親権者」の立場という牽制を確保した上で、きょうだい共に育てる合意のもと、共同養育しているのだけど、そうやって問題がない、という先生も見かけはしたが🐟

一般人は無理じゃない?


私も、一般人だった司法浪人中、無理で、婚姻届け出したもの(当時は、嫡出子差別規定も残存していたし)

弁護士になって、あと嫡出子差別規定の最高裁違憲判決もあって、法改正されていたのもあったから、婚姻届を出す意味を失ったおかげで、今の家族を心地よく選択できるのだけど

共同親権は、夫婦別姓を後押しする

事実婚で子どもが産まれても、共同親権を選択できるようにすることで、非婚差別が解消されると、たぶん、もっと気楽に事実婚の別姓夫婦が一挙に増えることが見込まれる

そうなったら、夫婦の公証制度を整える必要が国側の方で自覚されるので、否応なしに、夫婦別姓制度の整備が必要になってくる

法律婚の尊重が、法整備を怠らせてきた

法律婚の尊重への違和感は、同性婚問題もあったりで、とっくに承認しているのに、それを払拭するための非婚差別解消は、共同親権なのに、これに向き合ってこなかった問題は大きい

もう一度国賠したら???

共同親権の手当ができているので、子の氏のことで共同親権(婚姻中)の父母の意見が一致しない場合の家裁の介入についても明記されることから、夫婦別姓を阻むものがなくなっていく

そうなるといよいよ、違憲判決がありうるということになる

最後に自ずと、共同親権話もすることができたのだけど、結論

どっちの立場からも支持されない

選択的共同親権


ここの意見は合致した!!

不適切な親の場合に共同親権にしないために、その条件や、手続きを明記しておくことが必須になるのは当然で、それ以外は原則共同親権でいいんじゃないか、日本の協議離婚がとにかく異常で(身をもって体験して知っている)、きちんと、共同監護計画をしてからじゃないと離婚できない仕組みにして、離婚後揉めないことが大切、ということも当たり前のように話題になったり

原則共同親権じゃん

ってなった

やっぱり、リアルに交流していくのって本当に大事だな~としみじみ

元気をもらったので、またがんばっていこう!ってなった!!

養育費対策するわ✌

共同親権側の方々にとっては恐れることもないものです

養育費は分担するもの

既払いがあれば、清算するような仕組みも大切なのだろうね

たぶん、養育費サポートなら、先生方を巻き込める

養育費確保⇒そのために共同監護計画大切!親子交流対応も真剣に考えていくこと!!

というわけで、きっと、協議離婚の当事者で、人知れず、繰り返し養育費をテーマに個別紛争重ねてきた経験が役立つような気がしてきた!!!

諏訪湖も気になったけどね


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弁護士古賀礼子
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