コロナの時代にセラピストを目指す方に
コロナ禍であらゆるものがネットやリモートで、あるいはなるべく人の手をかけなくていいように変わってきましたね。
一年近くやってみてわかったのは、いろんなことが二つに分類されたということです。
・これネットの方が便利でいいじゃない
・これは人の手でないとダメね
この二つです。
ということで、これからはネットやAIにとって変わられる仕事というのが必ず出てきます。
近い未来でこの線引き、機械に仕事を奪われる、奪われないという基準は、簡単に言ったら「コスト」と「五感」です。
つまり長い目で見て、機械で行った方がコスパが良ければその仕事は機械に任せた方がいい。
でも機械が行うより人間が行なった方が、コスパが良ければそれは人にやってもらう。
こうなるはずです。
まずは残らない仕事。
事務職、管理職、営業職。
弁護士、会計士、税理士、公務員、教員もいずれなくなる職業です。
膨大な情報量をAIが解析して、前例から最良の判断をしてくれます。
教員だって超教え上手な人ひとりで、リモートで何万人にだって授業できますから。
残る仕事はAIが人間を超えられない技術を持っている人。
五感を刺激する仕事というんでしょうか。
でもこれもバーチャルリアリティが進化することで、だいぶ追いついてきています。
脳って意外と簡単にダマされるからです(笑)
見たり、聞いたり、食べたり、嗅いだりするものはすでに、だいぶ本物と見分けがつかなくなってきているんです。
「触覚」がいちばん最後まで違いが残る感覚だと思います。
私たちの身体は精密機械のように、繊細な違いまでわかるようになっているからです。
よほど鈍感な人はどうかわかりませんが・・・
例えばどんなに最新で高性能なマッサージ機でも、人の手でほぐすのに決して勝てない。
かなりいいんだけど、完璧には遠いって感じ。
その点セラピストさんは触っただけで「あら、いつもと違いますね」って言うのがわかります。
そして「何かあったの?」と話を聞いてくれる人、何も聞かず癒しの手でいつもより長くケアしてくれる人と、対応は違っても寄り添ってくれるんです。
これがあるからセラピストという職業は未来永劫残ると確信しています。
人はやっぱり人にケアしてもらいたい。
そう思いませんか?
少なくとも私は機械に顔や身体を挟まれるのはイヤです。
今セラピストやサロン開業を目指している方、セラピストは残るお仕事ですから大丈夫ですよ。
「私の仕事は将来もあるのかしら?」と不安な方、とりあえずセラピストさんのやさしい手で癒されに行ってみませんか?
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