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死んでもキレイでいられる方法それがエンバーミング

女性は死んでもキレイでいたい。

これホンネだと思います。


最期のお別れの時に「キレイなお顔だわね〜」と言われたいと、
私は思うのですが、あなたはどうですか?


そしたらあったんですよ!

死んでもキレイでいられる方法が。



それが母が亡くなったとき葬儀社の方から提案されたのが

エンバーミングでした。


エンバーミングは故人を生前のお顔に近づける特殊な技術です。

病気などでお顔が痩せてしまったり、事故で大きなダメージがあったり、元気な頃から見た目が大きく変わってしまった人も、写真を見ながら戻してくれます。

メイクもしてくれます。

そして現実的な話ですが、
死後に起こる硬直やゆるみなどの変化で、故人の目や口が開いたり皮膚が垂れたりする見た目の劣化を防いでくれるんです。


エンバーミングの話を聞いたとき即決で「してください」と言ったのは、祖父の葬儀のときの経験があったからです。


30年も前のことですから葬儀前の保存はドライアイスのみでした。

夏の暑い頃で自宅葬だったんです。

亡くなってから葬儀まで3日くらいでしたが祖父の口がだんだん開くんですよ。

それがもう怖くて〜・・・

悲しいというよりちょっと違った感情になりました。


なので母は最後までキレイで可愛くしてあげたい。

みんなが母に持っている印象のままの顔を見て、お別れしてもらいたかったんです。


エンバーミングは防腐殺菌処理もしてあるので衛生的にも安心ですから触ることもできます。

私はお別れの瞬間まで母の顔を触って髪を撫でてあげました。

髪のキレイな人でした。


エンバーミングはお値段はかかりますが本当にやってよかったと思っています。

「正しく」悲しいお別れができました。


母はガンだったので痩せたし、痛みもあり徐々に見た目が変わっていきました。それでも

「抗がん剤を使うと髪が抜けるし、爪の色が汚くなるからイヤなのよ〜」

「美容院行ってカッコよく髪を切りたいわ」

「鏡かして」

「前髪が気になる」と

最後まで見た目にこだわる人でした。


エンバーミングでキレイな顔に戻って逝けたので喜んでくれているのではないかと思うのです。

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