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馬鹿の考え休むに似たり、と心と背中に刻んで生きていきたいタイプ(KOGADOの冒険ワークショップ vol.8 今週は雑談会の外れ回の巻)

はろー。
ここ最近ちょっと真面目なトーンの回が連続していましたので、本来の「箸にも棒にも」な方針に薄めるために、今回は外れ回の雑談会です。
箸と棒を、ひっかける見地で並べるってのは、どういうシチュエーションなのだろうな。
棒に引っかかる??川かな、川のゴミとか流木とかかな。
では行きましょう。


~~某日~~

編集長:
 おわったよ。朝のMTG。このあと11時半まで時間あるよ。

浪人:
 朝のMTG?そんなのやってるの?

編集長:
 クライアントとの。■■■■■■■のOLMね、アメリカと。

浪人:
 へえーすごいな!リッチだな。

編集長:
 リッチか?(笑)

浪人:
 さて編集長、今回はね、雑談会にしようと思います。なんか堅めの話が続いてたので巻き戻す意味で。

編集長:
 はい、どうぞよろしくお願いいたします。

浪人:
 今週気づいたことは、なにかありますか?

編集長:
 気付いたこと、なんだろうな。
 ……もしかしてわたし忙しい?!かも

浪人:
 どんなところで感じたの?

編集長:
 今週の労働時間がすごい伸びてるんだよね。
 朝7時~16時まで働くはずが、18時すぎまで働いている(笑)

浪人:
 なるほど。
 時間が伸びてくのはイヤだよね。でも短くするの難しいし。

編集長:
 まあでも今週~来週で多忙期は抜けるかな、多分。

浪人:
 どんなことをやってるの?その時間内で。

編集長:
 発注関係、連絡業務、請求・支払、打ち合わせ。一般的なサラリーマンがやってることだと思う。
 ただ、うちは会社がちいさいから、支払とか請求とかそういう細かいところまで割と全部自分でみないといけないな、っていうくらい。

浪人:
 なるほどね。作業的なものに時間が結構取られるのかな。でも単純作業でもなくて、細かく細かく思考と判断が挟まってるんだな、きっと。
 GPUみたいな動きだ。

編集長:
 ぎゅっとまとめたら思考時間は2時間あるかないかとかかな。
 熟考する時間はあんまりなくて、二択を常に迫られているから、ひとつひとつの手離れはいいけど、それゆえに疲弊しちゃうこともしばしば。

浪人:
 どっちかっていうと反射の速度で思考して行動みたいな感じ

編集長:
 そうそう。経験則による勘で動く部分もでかい。

浪人:
 つかれるよねー、しかもそれが長時間となると。
 死んじゃうよ?w

編集長:
 でもたのしいですよ!仕事は!
 仕事だいすき!(狂気)

浪人:
 隙間を埋められるし、感謝されるからね。

編集長:
 そうそう、自己承認欲求が満たされる。

浪人:
 なんか、ちょっと悪意っぽくなっちゃったなw いや仕事するのはいいことですよw

~~~~~

浪人:
 人間て無駄が必要だよな、ってここ最近感じてて。
 テレワークで無駄を排除できるってなって、どんどん仕事を煮詰めていった結果、にっちもさっちもいかなくなってきたなと、私は、私はね、思ってて。
 ちょっとやっぱり最近、病んでるんだよね、俺。完全に見失ってる。

編集長:
 そんな感じしますね。歳もあるんじゃないですか?

浪人:
 歳!!ひどいw
 なんかね、なんでわざわざ対面でミーティングしないといけないの?とか、なんで出社しないといけないの、とか、なんでリアルタイムで音声で話さないといけないの?とか。
 全部ログが残る非同期コミュニケーションにして、ぎゅーぎゅーに詰め込むようにしたら、緊張の糸がぴんぴんに張って、心が病んでしまったな、と自覚して。
 無駄って大事だったんだな、って感じてる。

編集長:
 うん

浪人:
 ランニングが趣味なんだけどさ、走ってる間もVoicyとか聞きながらインプットとかしててさ。その習慣ができたのってそういえばコロナぐらいだなと思い返して。
 知的好奇心が満たされて気持ちいい時もあるんだよ。けど、走ることで一時間くらい脳を空白にするって時間が、昔は嬉しかったんじゃなかったっけな、とか思い出したんだよね。

編集長:
 わかりますわかります。
 わたしもどんなに忙しくてもスマホゲームはやるし、ラジオも聞くし歌も歌うし。

浪人:
 テレワークの余白時間って、さぼりってみなされるでしょw
 無駄をなくしてできた時間を、別の無駄なことに使わなければいけなかったんだな、ってさっき気づいた。

編集長:
 「無駄」っていう表現が適切ではない気がするけど、ニュアンスはわかるかも。無駄は無駄じゃないと。

浪人:
 対面のミーティングなんて、議事進行的にみたらやっぱり無駄なんだよね、話さなきゃいけないことは詰めれば2分で終わる。けどその2分のための58分があるというか、それを作るために暖気のような、アップのような、それにつかうのが出歩く往復時間だとか。
 よく「対面で話さないと伝わらないことがある」とか言ってるけど、それは必要無駄、その共有だったんだなと思った。

編集長:
 必要無駄とは(笑)

浪人:
 白熱した会議とか、満足度高いもんねw、なーんにも仕事すすんでないのに。

編集長:
 雑談をしてついでに仕事の話してるよね。

浪人:
 そうそうw アイスブレイクしっぱなし。かき氷屋か。

編集長:
 でもその美味しさが嬉しい。
 人と話すって本当に大事。

浪人:
 世の中には、必要9:無駄1くらいでいけるスーパーな人も多分いるんだよね。メディアに出てる人とか。そういう人の情報見てるとそこを目指さないといけないかとか思うんだけど、少なくとも私にはできないんだなと、それを自覚した。
 多分必要3:無駄7くらいじゃないと、俺無理だw

編集長:
 あと、テレワークで隙間時間ができると、家のことをやっちゃわない?

浪人:
 やっちゃう!うち小さい子がいるので、そいつの面倒がざくざく時間を持ってく。
 あといわゆる「名もなき仕事系」。気分転換にとか言ってるけど、やればやったでまじめにやっちゃったりして結局レイヤーの違う別の仕事で埋めてる。

編集長:
 名もなき仕事ね~、ほんとあるよね。一人暮らしだったらまあどうでもいいかってしちゃうこともあるかな?

浪人:
 編集長は、料理とかするんだよね?
 名前のある料理つくるの?

編集長:
 ほぼ毎日自炊。「なす、鶏肉、山本ゆり」で検索して、カフェ飯みたいなのつくってる。

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山本ゆりさんは、ブロガーで料理研究家です。
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浪人:
 いいねー
 なんかさっき、名前のない料理を作れる人は節約ができる人ってまとめを読んだよ。
 おれは「かぼちゃがないじゃん!じゃあ買ってこなきゃ!」って考えちゃう人なのでダメな人らしい。

編集長:
 ああなるほどね。そうだね。
 私はそれはしないで、冷蔵庫の中がきれいになって初めてものを買い物にいくタイプ。

浪人:
 それは経済的だね。なんか丁寧に無駄の多い暮らしだな。見習わねば。

編集長:
 むしろ無駄がないだろ!!!(笑)

浪人:
 すいません、なんか、今日私ばっかり話してしまいました。外れ回ですね。
 最後にまとめとして、編集長からのメッセージを。迷える子羊たちに、どうぞ。

編集長:
 えー。
 「箸にも棒にも掛からぬ」をコンセプトに(言い訳)、ゆるゆるといつも通りの浪人さんと私のやり取りをお届けしてしまいました。
 浪人さんは私が生まれる前から工画堂に勤めている大先輩なので(ですよね?)、娘でもおかしくない年の差・経験値なのに、いつも同じ目線で気さくに私たちと向かい合ってくれます。ありがとうございます。
 そんな人が社内に1人いるだけでも、仕事ってやりやすくなりませんか?ふとした時に、何の気なしに雑談ができる相手って大切。
 皆さんも、何かふと話したいことがあったら、工画堂文庫でも工画堂のTwitterアカウントでも、気軽に話しかけてくださいね。

浪人:
 嗚呼ありがたやありがたや!
 じゃあ後適当に編集しておいてください。よろです。

編集長:
 おい!

~~~~~

読み応えのある内容をご希望だったみなさん、すみません。
たまにはゆるゆるとした社内をお届けするのもいいのかな?なんて。

堅い内容の方がお好みの方は是非過去の記事もお読みください。
それで感想とか、意見とか、𠮟咤激励とか、お寄せください。

来週は何が(誰が)出るかな?じゃんけんぽん!✌


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