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じ爺放談Light(KOGADOの冒険ワークショップ vol.40)

……‥‥うん、もうとにかく暫定でもいいからお尻を決めて、そこに向かって、もうこれからはマーケティングの人たちが走り切るっていうのをやんないといけないから。もうだいぶできてんだからさ。磨く時間は必要だとは思うけれども、うん。やらなきゃいけないことを全部リストにして、一つずつ進行進捗を潰していくっていうのをやって、それを重ねていかないと力にはならないよ。(とかなんとか)

はい。わかりました。その件はそれで進めるようにします。

うん、頼むよ。



北川:
 で、それで、なんで僕がここから急に録画を回したかっていうと。

谷社長:
 うん

北川:
 金曜の現段階で、原稿が準備できてないからでして。

谷:
 え?録画?? あ、例のやつですか?

北川:
 例のやつです。

谷:
 いきなりですか(笑) 今日ネタあるかなぁ……。

北川:
 何でも。今日はショートバージョンでお願いしたいです。

谷:
 ショートバージョン……、ショートバージョン……。
 じゃあ、ちょっと、ネタ本を、ネタ本をパラパラとめくり……。

北川:
 おお。

谷:
 今の君に刺さるような、何かいいネタはないかを考えて。

北川:
 そのネタ本って何ですか。

谷:
 自分がいろんな本を読んで、自分の胸に響いた言葉を。

北川:
 メモってあるんですか?

谷:
 メモってある。そういうのをほら、溜めておくと、何か役に立つじゃん。

北川:
 へえー!

谷:
 例えばだよ。
「成功は社員のおかげ。 失敗は社長一人の責任」
 とかさ(笑)

北川:
 誰が言ってるんですか、そんなことw

谷:
 重いよねぇ。松下幸之助さん。

北川:
 ああ、そうですか。

谷:
 うん。とかさ、
「うちの社員はあかん、という社長はあかん」
 とか(笑)

北川:
 はいw

谷:
 なんか自分のところに戻ってくるブーメランみたいなやつじゃないやつを選んでご紹介したいなとは思ってはいたんだけれども(笑)

北川:
 何かいいの、いただけそうですか?

谷:
 そうですね。
 ……僕と君の付き合いは長いからさ。

北川:
 はい。

谷:
 やっぱり、リーマンの後に市谷台町に引っ越しして、苦しい時期があったじゃないですか。

北川:
 はい。

谷:
 そのときにテーマにしてたのが、やっぱり「捲土重来」っていうね、そういう言葉をわざわざ手紙に書いて皆さんに送ったぐらい。

北川:
 そうでしたね。度々、ことあるごとにスローガンのように言ってました。

谷:
 気持ちを一本にまとめていこうという思いが、あのときあったんだよね。

北川:
 うん。

谷:
 それがどうも、ちょっと緩んできている感があるから。やっぱりしっかりとした成果を、誰もがわかる成果を出せるように、ここで今一度、兜の緒を締め直さないといけないよね。

北川:
 はい。

谷:
 やっぱりあの復讐、自分たちのやってきたことに対してとか、結果に対しての復讐を心に誓って、苦しむんだと、辛苦することなんだと、そういうことを考えたときに、やはりここでは、「臥薪嘗胆」という言葉をですね、これから一年二年のテーマとして置き、目的を遂げるために、苦心し努力を重ねると、いうことをやってみてはどうだろう。いま一度ここで臥薪嘗胆決めていかないかと。

北川:
 なるほど。そうですね。そうかもしれないです。

谷:
 いうことを、年頭に当たり。

北川:
 2月ですけど……。

谷:
 あのね、節分が。春節が、正月なんですから。

北川:
 あそうか、そうですね。

谷:
 そう、そういう設定です。


(ここで、オンラインミーティング中に、北川の娘が乱入)


谷:
 あれ?はなちゃん。何これ、塗り絵?これは何。ネギ?

北川:
 アルファベットの文字を塗ってるんです。

はな(4歳):
 英語みたいなやつ。

谷:
 英語みたいじゃないよ、はなちゃん、英語だよ

北川:
 これは「Y」ですね。

谷:
 そうなんだ、上手に塗ってるねぇ。ちょっとこれ、なかなか良い色使いじゃないか。

北川:
 そうなんですよ。なかなかね。

谷:
 はなちゃんね、色塗るときね、濃く塗って。濃く。きれいきれいに薄く塗ろうとしないで、濃く塗ってね。その方がいいよ。

はな:
 うん。

北川:
 おじさん、絵の先生だから。

はな:
 うん。

谷:
 その方がいいよ。

北川:
 ママがあっちで呼んでるみたいだよ。行ってきて。

(撤退)

北川:
 ……えーと、なんでしたっけ臥薪嘗胆でしたっけ。

谷:
 臥薪嘗胆。ここで改めて臥薪嘗胆をテーマとするべきであろうと思うわけだよ。

北川:
 臥薪嘗胆って、誰が言ったんですかね。

谷:
 中国の、史記だよ。故事に臥薪嘗胆するっていう表現があるんですよ。

北川:
 あまり逸話に関しては良く知らないですが、意味多分理解してます。

谷:
 でもまあこれはほら、多くの人たちが年がら年中使う言葉だからさ。そうだなぁ。それがちょっと堅すぎるかなって感じがするとするならば、だ。
 ちょっと前に読んだ渋沢栄一先生の本にはですね、こんなのがありました。

北川:
 はい。

谷:
 「世のため人のためになる夢を持つ」
 ということを言ってるわけですね。

北川:
 ふむ。

谷:
 「夢なき者は理想なし。
  理想なき者は信念なし。
  信念なき者は計画なし。
  計画なきものは実行なし。
  実行なきものは成果なし。
  成果なきものは幸福なし。
  故に、幸福を求むる者もの、夢なかるべからず」

 と、そうおっしゃってるわけです。

北川:
 なるほど。

谷:
 だからやっぱり、自分たちの未来の幸せを求めるのであれば、まず夢を持たなければいけないということです。

北川:
 一つ一つってことも大事なのかもですね。

谷:
 そうだね。
 あと今のは、渋沢栄一さんの言葉だったんだけども、こういう表現をする人って結構他にもいるんだなっていうのがあってね。ちょっと待ってね。
 松井秀喜さんがね、星稜高校時代に野球部の山下監督から送られた言葉があるんだわ。

北川:
 はいはい。

谷:
 それを松井秀喜さんは座右の銘にしてるんだってさ。それがどういう言葉かっていうとね。
 「心が変われば、行動が変わる。
  行動が変われば、習慣が変わる。
  習慣が変われば、人格が変わる。
  人格が変われば、運命が変わる」

 ってことなんですね。

北川:
 なんか似てますね。

谷:
 ああすればこうなる、だからこうなるみたいな三段論法っぽい感じで言うっていうのがね。

北川:
 マザーテレサの言葉だったかな、似たような感じのがあったような気がしますね。

谷:
 ああそうなんだ。こんど調べてみよう。

北川:
 今日はこんなところにしましょうか?

谷:
 え!? 全然大事な話してないよね。

北川:
 いいんじゃないですか? 今日はね、連休だしこんな時間だし。ライトに。

谷:
 はいはい、じゃあ、「臥薪嘗胆」あたりで。
 いやしかしホント、お願いしますよ、ちゃんと。

北川:
 はい。肝に銘じます。
 では今日はこの辺で。ありがとうございました。

谷:
 はいはい。
 はなちゃんもバイバーイ。

はな:
 ばいばーい


 社長への業務報告がてら、最後にちょいとお言葉をいただきました。
今週はこれでお茶を濁して。
 ネタ帳、どんなもんなのか見てみたいですね。

 今週はこの辺で。また。

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