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イズムだよ!イズム!(KOGADOの冒険ワークショップ vol.11 梅雨の晴れ間の雑談回の巻)


浪人:
 今回も「雑談回」ってことでお付き合いいただきたいのですが、編集長、いいですか? 毒にも薬にもならないやつ。

編集長:
 いいですよ。浪人さんの最近はどんな感じですか?ご多忙?

浪人:
 決算の時期でね、多少それ絡みのやることがあったのがね。

編集長:
 6月末の前後はみんなバタついてますよね。今回も黒字という噂は聞きました。よかったよかった。

浪人:
 編集長をはじめとした精鋭部隊ががっしがっし売り上げを作ってくれたので、助けられてますよ!w

編集長:
 当社の決算は6月末ですが、それって昔からずっと同じですか?

浪人:
 いや、むかーしは3月だったよ。経験してます。
 昔はゲーム業界では「決算に発売を間に合わせなければ!」という習慣があってね、更にばたばたしてたけど。

編集長:
 『白銀のカルと蒼空の女王』『BBTwinPack』『白衣性恋愛症候群Re:Therapy』『ジオテイル』『ソルフェージュOverture』『ディアピアニッシモ ルフラン』『ブルーブラスター』。6月の最終週だけでこんなに出してた、知らなかった(笑)

浪人:
 うちも当然取引先様があってのものなのだけど、各社決算に向けての動きってのがあって、例えば小売店さんや流通さんだと「在庫をもって決算を超えられないので発注数絞ります」とかあってね。商品の出来に関係ない影響が出てしまうんだよね、いろんな調整がはいってしまう。

編集長:
 あー、なるほど。

浪人:
 なので、世間的な決算が集まる時期とずらしましょうってのがあった、ということらしいよたしか。

編集長:
 最近クライアントさんでちょこちょこ6月末締めが出てきている気がするんですよね。やっぱり一般的に3月だと色々重なって煩雑になることが多いんですかね?

浪人:
 かもね。取引先さんの業態にもよるだろうけど、あとは親会社の決算に合わせてとか?

編集長:
 いろんな要素が絡み合ってるんですね。

浪人:
 「決算セール!」って言葉あるじゃん? 子供の頃とか何のことかわからなかったけど、今はよーーーーーーーーくわかるw わかりすぎる。

編集長:
 (笑)

浪人:
 みなさん、オムニの決算セールがあったら、ご協力お願いします。

編集長:
 オムニは在庫数が少なくなると見えますからね。枯らしていただけると嬉しいですよね。

浪人:
 あれいいよねw

ーーーーーーーー
(編集長補足)
〇オムニとは……工画堂スタジオの公式ECサイト OMNISHOPのこと。
工画堂スタジオのPCソフトウェア、キャラクターグッズ、書籍、CD/DVDなどはもちろん、他社さんのIPをお借りしたグッズの展開も行っている。

〇枯らすとは……草木が「枯れる」のになぞらえて、アイドル界隈ではグッズが売り切れる際にそのような表現をするらしい。(浪人さん談)
ーーーーーーーー

編集長:
 今枯らしがいがあるのはこちら。ラスト1。

浪人:
 これが記事になってる頃には、この商品、枯れてるなきっと。誰かが買ってくれると信じてる!

編集長:
 330円ですからね!他の商品とセットで買っていただければ実質ゼロ円(ちがう)

浪人:
 何に使おうかね、買って。下敷きに挟んで、学校で使おう。

編集長:
 あとは写真立てを買って、デスクの上に置いておくと良いかも。

浪人:
 なにしろ藤ちょこさんの絵だからね。どこに置いてあってもいいと思う。

編集長:
 持ち歩いて聖地巡礼して欲しいですね。高円寺は美味しいご飯屋さんも多いし、今だとちょっと暑いけど。

浪人:
 行ったら「女将」のモデルになった「大将」で、一杯ひっかけるといいよ。外呑みね。ビールケースだけど、机。

編集長:
 すごい話逸れましたね(笑)

浪人:
 そうだね、まああまり主題もないんだけどさw
 あとはね、生成AIの研究をしてるよ、最近は。

編集長:
 すごい今っぽい!それでゲームを作るんですか?

浪人:
 作りたいね。というかきっと遅すぎるんだよね、だってもう「それを使って作ったゲーム」がぽつぽつ出始めてるし、今、研究段階だと大分遅れてる。

編集長:
 スマホゲーの時もNFTの時もそんな話を聞いたな。

浪人:
 みんなひっそり研究するからさw 成果物が出た時点でもう遅い。
 うちってすっごい小さい会社だから、ほんとはどこよりもクイックに動けるはずなんだけど、なんだろうねw

編集長:
 研究に充てられる資金と時間と人員がいる会社はやっぱり強いですよね。って、あれ、逆のこと言ってるか(笑)

浪人:
 あれじゃないの?今、商売が盤石の状態だと、それを止めてひっくり返してもやるってのは、やりづらいでしょう。 すっごい素敵な絵が大量に作れる状態があるのに、これからはAIだ!って、なかなか舵はきれない。

編集長:
 そうですね、うちのイラストレーターさんは本当にみんな早くて上手いですからね。
 ちなみに、以前聞いた仕込み中のタイトルはAIの話ですか?

浪人:
 それにも含まれるよ。企画はたくさんあって、今まで通りの作り方で考えているものもある。

編集長:
 何個の企画が今水面下にあるんですか? 端っこでひっそり皆さんの動きを見ている私には、今までで一番多くの企画が動いている気がする。

浪人:
 AI使おうかって言ってるのは多分私が進めてる企画だけだけなので。
 うーん、商品とかサービスの形が私的に見えてるものは…。
 ■■■、●●、■■■■■■、■■■、■■■■■■、こんなもんかな?
 あとは■■■■■■■■■が動かせたら、関連して■■■■■もあるだろうし、■■さんの単独企画もあるし、■■■■■■のパッケージの話もあるし、あと、俺がずっとやってる■■■■■■■■か。これが一番遠いかな。

編集長:
 すごいな。それに加えて海外向けのリリースもあるし、現場は動きっぱなしですね。 ●●はうちのチームでもすでに話題ですよ。楽しみだって百瀬さんも言ってた。

浪人:
 一部制作に入ってもらってるからね。あ、あとそれに加えて、◆◆◆◆もあるんだな。

編集長:
 そうだそうだ。すごい量ですね。

浪人:
 いやけど全部「企画段階」だからねw この中で企画承認されたのは二つしかない。

編集長:
 今は日の目を浴びなくても、たたき台としてでも、これだけの企画が出てくるって未来は明るいですね。

浪人:
 そうだね。確かにね。■■■■■■、■■■、■■■■■■、■■、■■■■■、■■■■■■は、生成AIが成立しないと実現不可能だと思う。

編集長:
 そんなに頼ることになるんですか?

浪人:
 命運がかかってるねw


~~~~~

浪人:
 編集長ね、ちょっとここ最近悩みというかさ、考えることがあってさ。

編集長:
 娘ちゃんに英語を習わせるか?

浪人:
 それは、毎週すっごい楽しんで通ってるw
 あのさ、編集長の好きなブランドって、なに?ファッションでもコスメでも、食べ物でも、日用品でも趣味でも。

編集長:
 あー、なんだろう、ジョージジェンセン?

浪人:
 「このブランドのものだったら、説明読まなくても買う」っていうやつ。

編集長:
 そういう意味での安心感なら、無印良品かな?

浪人:
 なんで無印がいいと思う?どういうところが。

編集長:
 コスメとかファッションとか、人によって機能がぶれるものはすごい調べちゃうんですよね。
 無印良品はデザインに無駄がないから成分にも無駄が無いように思えるので。

浪人:
 ジョージジェンセンは? どういうところに好感を持つ?

編集長:
 祖父が好きだったんですよ、そういう想い出補正もあるんですけど、デザインが凝ってるのがすごい好き。

浪人:
 ふーん

編集長:
 あと、少なくとも、私の周りで買ってる人はいないので、被らないってのもいいかな。

浪人:
 なるほどね、オタクっぽいw
 工画堂のSWDのプロダクトには、そういう「何か」が無いよな、って思うんだよ。

編集長:
 おお??

浪人:
 This is KOGADOってのが、無さすぎだよなと。それじゃ好きになれないよね。

編集長:
 昔は、硬派で無骨ってのがテーマだった気がしますけど。

浪人:
 コンビニのPBだってカラーがあるのに、うちのプロダクトにはカラーがないし哲学がない。(コンビニに失礼)

編集長:
 あと、どなただったか忘れてしまったんですけど、ドット絵だったころに、工画堂のイラストは彩色豊かで美しかったから他とは違って見えたっておっしゃってた方が居ましたね。

浪人:
 他の人はどう思うか知らないけど、私はこれがいいんだ、ってものがないとね、存在意義がなくなるよね。
 何でそれがなくなってしまったんだろう、というかあったのだろうか、ってのをずっと考えているよ。

編集長:
 自信をもってお届けするって一番大切ですもんね。

浪人:
 そうだとおもう。それが作れたらいいなーと思ってるよ。

編集長:
 やっぱ求心力のある旗振りが居て、その人がガンガン引っ張るって、リスクもあるけど熱意が一番ありますよね。

浪人:
 わかりやすいよね。
 何の作品だったかな、某ディレクターがね、「うちの会社の美少女コンテンツに造詣が深いトップ2が良いって言ってるんだから、間違いないでしょう」っていっていたことがあって。
 そのときシビれたんだよねw すげー!かっこいい!信用できる!って思った。

編集長:
 なんだそれ(笑)

浪人:
 鳥越さんと西川さんなんだけどねそのトップ2って。
 まあ、そんな旅を今日も続けていますって話でしたw

編集長:
 正解はない問題なので、みんなで手をつないで深淵を覗きに行きましょう

浪人:
 ビールを片手に

編集長:
 ビールをもつ手で離された誰かがふわふわとどっかにいっちゃいますね。

浪人:
 ww じゃあ、これテキストにまとめて後で送ります、お邪魔しました。

編集長:
 よろしくお願いいたします!


=====
 といった感じの今回は、雑談回でした。
 というか毒にも薬にもならないがテーマなのだから雑談も何もないもんだってことですよね。というか突撃取材も雑談してるだけだった。
 これからも意識ない系でお送りいたします。

 今週はこの辺で。
 ではまた!

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