見出し画像

嶋ゞ/香菓子 時鳥 と お香のセット

食べるお香=香菓子(こうがし)。

お香の定期便 OKOLIFEのお香「時鳥」をイメージしてつくったお香を感じさせるお菓子=香菓子と、時鳥のお香のセットです。香菓子は、葉山で和菓子の創作をおこなっている嶋ゞの小島直子(Instagramアカウント @shimajima.kashi)さんにおつくりいただきました。

青々とした奥深い山林を眺めているような静謐な「時鳥」の香り。香菓子にもお香と同じ香料(桂皮・丁子・薄荷)を部分的に使用することで、その世界観を味覚でも味わうことができます。親しみやすい桂皮の香りからはじまり、かみしめると黒糖の甘みといっしょに微かに漂う丁子の辛み。最後には涼しげな薄荷の後味が微かに残ります。

「スティックタイプのお香と同じビジュアルを狙う」という、コンセプチュアルでありアートなおもしろみも大きいのですが、なんといっても「お菓子としてのおいしさ」を大切につくったと直子さんは言います。製法としては「かりんとう」に近いのだけれど、適度なスパイスを感じるおいしさはまさにエキゾチック。原料のほぼすべてが日本では採取されないお香の香りと親和性バツグンです。

時鳥のお香を焚きながら召し上がるのはもちろん、ハーブティーや中国茶などとの相性もばっちりです。食べたり・飲んだり・嗅いだりするたびに、それぞれの香りが変化する体験は、普段つかわない感覚が刺激されているようでとても楽しいです。ぜひ、お召し上がりください!

※商品ページはこちらをクリックしてご覧ください

【製作年】2022年
【形状】食べるお香=香菓子

このnoteは、麻布 香雅堂が製作したオリジナルアイテム等のかんたんな事例紹介をしています。毎月、第3土曜日に定期的に公開していく予定です。
オリジナルアイテムの製作にご興味をお持ちの方はこちらのフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。説明資料『香雅堂とお香を作ってみる』とともに返信させていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?