慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート/嗅覚に着目した新しいヘルスケアシステム「余薫」
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI: Keio University Global Research Institute)が運営する「KGRI独立自尊プロジェクト」。その一環でミラノスキーチームが開発したプロダクト「余薫(よくん)」 が6月7日よりイタリアで開催される世界最大規模のデザインの祭典、ミラノサローネに出展されました。
香雅堂はチームメンバーに香道体験の機会を提供したり、和の香りの文化に関する幅広いヒアリングにお応えしたり、プロダクト案に対してのコメント・アドバイス等を(僭越ながら)約1年にわたってさせていただきました。
「余薫」は、高齢化社会のすすむ日本で、加齢にともなって嗅覚の能力低下がもたらす問題(食欲の減退や匂いによる危機回避が困難になる等)を解決できるかもしれないプロダクトです。余薫≒香りを通して緩やかなコミュニケーションを促すことで、嗅覚のトレーニングの継続、ひいては回復を図ります。
このようなソーシャルイシューに取り組むことは、香雅堂 単独では絶対にできませんでした…!ミラノスキーチームの伊藤様はじめみなさま、お声掛けいただき誠にありがとうございました!