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うわべの友人と真の友人の違いは利害関係があるかないか

友人には2種類ある。うわべの友人と真の友人。この違いは「利害関係があるかないか」だと思う。

利害関係で成り立っている友達は、遅かれ早かれ付き合いがなくなって、うわべだけの友人となる。

反対に、利害に関係なく、共感、尊敬、応援などの気持ちから友人になった場合は、真の友人になる可能性が高い。

うわべの友人

これまでの経験を振り返ってみると、うわべの友人は、利害関係を目的として友人になった人が圧倒的に多かった。

個人的な話になるけど、僕は10代の頃、常に友達と群れていないと不安だった。

高校生の時は、一人でいることに恥ずかしさや恐怖を感じていた。だから、たくさんの友達が欲しくてたまらなかった。

もともと内向的な性格だったのに、無理をしてクラスの外交的なグループに合わせて一緒に行動していた。周りの目を気にし過ぎて偽りの自分を演じていたと思う。

大学生になっても同様に無理をして友達を作ろうとしていた。
利害関係からの友達が大半だった。主に自分にとって利益のありそうな人と積極的に友達になっていた。


その結果、社会人になっても連絡を取り続けている人は、現在ほとんどいない。

利害関係をベースに作った友達は間違いなくうわべだけの関係になる。

自分を偽っていると、うわべの友達にしか出会えない。

利害関係で友達を選んでいると、自分に興味を持って近寄ってくる人も同様に利害関係を持った人になるという負の連鎖が生まれる。

真の友人

反対に真の友人とは、利害関係に関わらず、共感、尊敬、応援したいという気持ちから始まる友達だと思う。

これに気づいたのは、社会人になって30代半ばで留学した経験からだった。

警察官を退職して、それまで貯めた貯金の大半をつぎ込んでの留学だったから、卒業することが最優先だった。

だから友達を作ることは二の次で、ガリ勉することしか頭になかった。

決意は固かった。必死に勉強した。休みの日も通学中も休憩中も勉強した。

すると、なぜか自然に友達ができていった。クラスの友達が興味を持ってくれて、困った時には助けてくれた。

そして、いつの間にか、かけがえのない友達になっていた。

これは、僕が周りの目を気にせずに、正直に不器用さや泥臭さを出して必死に勉強していたからで、そんな姿を見て共感したり、応援したいと思った人集まってきてくれたのだと思う。

最後に

真の友達を作りたければ、利害関係を持って相手と接しないことが大切になる。

自分に正直に生きよう。

偽りの自分を演じてはいけない。偽りの自分だと偽りの友達しか寄ってこない。

ありのままの自分で日々行動しよう。常に正直に目の前のことに全力で取り組んでいれば、自然と真の友達ができるはずだ。

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