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親の願望

子供には一流大学へ行き、大企業に就職して、安定した人生を歩んでほしい。今でもこうした考えは多少残っているでしょう。数年前まで僕もこれに近い考えを持っていました。僕だけではなく小学生の頃から多くの習い事に通わせている方々を見ているとそう思います。

ただよくよく考えてみると僕の場合はもっとひどかったと思います。どういうことかというと子供の幸せを願うというよりは、子供を自分のアクセサリーのように思っていた気がします。良い服を着て周りの人に「かっこいいね」と言われるように一流大学へ行って「すごいね」と親である僕が言われたかったような気がしています。

今はそれに気づいて、子供にあれこれ押し付けることは少なくなっていると思います。ただ子供はどう思っているかわかりませんが・・・。

我が家では習い事は一度は親が適当に決めてやらせました。でも長続きはしませんでした。1〜2年くらいで辞めてしまいました。そのあとはこちらから「あれやってみれば」というくらいの声かけしかしません。しかし「〜したい。」「〜やらせて。」と言ってきたときはその言葉に責任を持たせ、やり遂げるまでやらせるようにしています。

自主性と責任

このように、自分からやりたいと言ってきたことを応援してやると責任を感じて最後までやり抜こうとしてくれると思います。今年高校受験の長男は10月ごろに塾に行かせてくれと言ってきたのでしめしめと思い「高い金を払うのだからしっかりやってこい」と言っていかせています。おかげで成績も少し上向きました。

結局は親がどんなに「あれしろ」「これしろ」と言うより、本人の願望には勝てない。自分のしたいことやなりたいことにFocusしてしまうのだと思います。親としてできることはこのFocusすることを変えてあげること重要だと思います。ただこれが簡単ではなく、時間もかかる大変な作業だと思います。

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