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2023/6月に聴いた新譜3選

はじめに

こんにちは。

6月は全部で45枚の新譜を聴きました。
(風邪ひいたりしたので、比較的に少なめ)

上半期の締めにふさわしい、名盤揃い。
ありがとう、音楽。音楽よ、ありがとう。

ではhere we go!!


××××××××××××××××××××××××××××××



1.Geese/3D Country



ブルックリンの若きポストパンクバンド、早くもセカンドをリリース。

これがまたごっつい内容で。
上半期一番の衝撃っつても過言なき一枚でございます。

近年のポストパンクというと、BCNRやスクイッドなどUK勢の躍進が著しい印象がありますが、遂にUSからも真打登場!って感じ。(あんまり誰も騒いでないけど)

彼らの何が衝撃かってことなんですが、「ポストパンクスらしからぬ歌心」これです。

ポストパンクっていわゆるソニック・ユースよろしく的な、テレヴィジョンよろしく的な、ギャング・オブ・フォーよろしく的な、ギターの音作りとタイトなリズムで勝負!ってニュアンスじゃないですか。

昨今活躍しているUKのバンドもその系譜だと思うのだけれど、このバンドはなぜか歌メロがむちゃくちゃいい。


しかもロックバンド的な歌心ではなく、ちょっとソウルミュージック風の香りがするのが超新鮮!

この曲とか、インディR&Bって感じやもんなぁ。

このセンスで未だメンバーが20歳そこらという末恐ろしさ。

日本に来て欲しいけれど、今んとこ注目度ではUK勢に軍配って感じなので単独での来日は厳しいかなぁ。




2.Cory Hanson/Western Cum


前作も最高だったLAのバンド「Wand」のフロントマンのソロ作です。

てっきりテキサスかどっかの激渋系SSWかと思っていたのですが、
サイケ畑出身だったとは。

一聴した印象はまさに“オルタナ・カントリー”的な印象なのだけれど、
確かにこの音の絡み方は、サイケっぽいちゃサイケっぽい。

一曲目から私の好み過ぎて、自然と笑顔になってしまいます。

https://youtu.be/Zpe6FwGBkcg

いや、もう初期のウィルコじゃない、、。

ふっとい田舎道をこんな曲聴きながらドライブしたいよね。

先行シングル、こちらはどうでしょう。

ちょっとREM的な趣もあるよね。

多分、生で見れることは永遠になさそうやけど、
心の短冊に彼が来日してくれますように。と書き記そうと思います。




3.Bully/Lucky For You


頼れるオルタナポップ姉さん、アリシア嬢のソロプロジェクト。

なんかサブ・ポップっぽいよなぁ。
聴いているだけで涙が出そうな一枚です。

自分の好きな音楽のええとこ詰め合わせみたいな2分半。

ポップさとカッコよさのバランスが絶妙なんよな、、。

やっぱマフスのキム・シャタック心を正当に引き継いでるのはこの人よな、、。




おわりに


6月、紹介したアルバム以外のオススメ10選はコチラ!
↓  ↓  ↓
Militarie Gun/Life Under The Gun
The Aces/I've Loved You For So Long
Galileo Galilei/Bee and The Whales
Jenny Lewis/Joy'All
Anna St. Louis/In The Air
水曜日のカンパネラ/RABBIT STAR ★
Portugal. The Man/Chris Black Changed My Life
Jess Williamson/Time Ain't Accidental
Keaton Henson/House Party
Gengahr/Red Sun Titans

良質なポップアルバムが毎週のように産み落とされておりました。

水曜日はリリース4月でしたが聴いたのは先月だったので。。



連日、茹だるような暑さで、発狂しそうですが、
8月のウィーザー→エルレガーデン→サマーソニック
という夢のリレーが待っているので、なんとか正気を保てています。

音楽で涼をとるのも、悪くないぜ。

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