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そろそろ本気でカタをつけないといけない片付け

いつまでもいつまでも、モノを捨てられずに困り続けている人が、とうとう本気で断捨離していく過程のお話です。ADHDグレーなので面白いように先へ進みません。理屈ばっかりこねています。

何もないテーブルで作業をしたい

先日来客があり、いつものように瞬速で「にわか片付け」をしました。乱雑に積み上げられた書類の山や何やらを、寝室に放り込むだけの作業です。
来客対応が終わり、ノートPCしか載っていないテーブル(円形こたつ・大)で、発送業務などをしたのですが、それはそれは天にも登る程気持ちが良かったのです。

知っていますよ。そんなの知っているのです。
しかしながら、改めて感じる爽快感。作業が進む。次に成すべきことがポンポン湧き上がる。時間さえあれば没頭して集中して先に進みたい。TODOの〼(マス)を塗りつぶしたい。チェックを入れたい…。

残念だけど、別のデスクで別のPCで別の仕事を進めなければなりませんでした。
このジレンマに永いことイライラを募らせてきましたがもういい加減そんな事は終わりにしたいし、はっきりカタをつけたいのです。

捨てるのには理由がほしい

捨てられないでなんとなく取っておいてしまうのに、意外とコレがあてはまります。
「理由」がほしい。

「経年劣化」「流行遅れ」「ときめかない」等等ありますが自分の中で1番納得した理由は「たとえ家の中でも不要品を置いておくスペースにもお金がかかっている」と
「いつ出会うか分からない知らない誰かのために取っておく必要があるのか」です。

最近定期購読を開始した「ハルメク」に断捨離の特集ページがありました。シニア向けの雑誌なので「捨てられない世代」へ向けた、ごくごくシンプルな断捨離方法がズシッときました。

1.目に付く場所の捨てられない物を取り出して分ける。明らかに不要な物は捨てる。

2.本当に大切な物だけで暮らす生活に慣れて心地よくなる

3.分けた物のうち、不要だと気づいた物は捨てる。今の自分には不要だけれども、使える物は譲る、寄付する、売る

なるほど、分かりました。ゴチャゴチャ余計なことは書かれておらず、わかり易くて感動です。
まずは私が最近編み出した、15分断捨離にも挑戦しながら進めていきたいと思います。
ミニマルな部屋での作業は、どれだけ効率が良いか・生産性があるか・この先の人生が左右されるか・天国だ・幸せだ・花畑だ…的な指南書は巷に溢れていますので、一切参考にしておりません(どうせきっと積ん読にきまっている)。

片付けられない人の片付けを赤裸々に記した方が、よっぽど集中してアレコレ策を錬るんじゃないかと思ってます。

15分断捨離(ロシアンルーレット断捨離カード)

「どこから手を付けていいか分からない」
は、片付けられない人の常套句ですが、私はこれをつぶやきません。手を付けたい部分は把握しているし、進め方も知っています。
なのに何故手を付けられないかと言うと
「時間をかけてゆっくりやりたい」などと、ぬけぬけと思っているからです。ついでに「収納用品を買い揃えて素敵にディスプレイしながら」とか何とか、構想し続けて何十年も経ちました。
もう、そんなこと絶対に無理なのです。
その頃からさらに忙しくなり、さらにまるっと1日取れる時間などどこを探してもないのですよ。なので決めました。

①時間を区切る(プラスマイナス10分アリ)
②場所を予め決めておく
③捗ったからと言って調子に乗らない
④できるだけ毎日、空き時間に実行する

②の場所を決めたら、その片付ける場所を単語帳カードに書いてシャッフルし、リングに戻します。

実践する時にランダムに1枚カードを抜いて(この工程がロシアンな感じ)、実行したらカードを捨てるのです。(後で見返してムフフ♪とやりたい時は大事に取っておく)
カードの厚みが減っていくほど満足感を得られると言う仕組みにしました。

なんだか切なさも漂っている断捨離方法ですが書き込んだカードをもうセットしたので実行あるのみです。

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