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アメリカの良心の腐敗

神様は人間に良心を与えていますが、その良心も一人ずつ異なっています。
聖書は人間の罪についても書かれています。

アメリカに留学経験のある知人はアメリカで信頼のおける人はみんなクリスチャンだったと話されていましたが、アメリカの良心であるクリスチャンが塩気をなくしてしまったらどうなるのか、第2次世界大戦のアメリカの戦争犯罪のひどさが教えています。

さて、時を戻します。1937年12月13日日本軍は南京を占領しました。

当時、敵国であったアメリカのパラマウント・ニュース映画カメラマン アーサー・メンケン氏が撮影した 日本軍の入城に拍手する中国人の記録です。

昭和12(1937)年12月13日撮影 撮影者 アーサー・メンケン  カラー化

https://twitter.com/koen24915243/status/1687401941368770560

 平和の戻った南京で、ジョン・マギー牧師のもと日曜礼拝を持つ中国人クリスチャンたちの写真です。

朝日新聞1937.12.25付の「南京は微笑む」の記事をカラーしたもの

同じ医療関係を行っていた人であれば知らないはずはない日本軍の医療行為
暴虐無頼な抗日支那軍ながら傷けば、皇軍が敵をも隔てぬ同仁の慈悲に抱かれ、ここ南京外交部跡の野戦病院に我が衛生隊の手厚い看護を受けつつ、明け暮れ悔恨と感謝の涙に咽(むせ)んでいる支那傷病兵

昭和12(1937)年12月20日撮影

マギー牧師が撮影した16㎜フィルムはその大半は病院で治療を受ける中国人の姿で、戦争の一場面を示す当時どこにでもある映像であり、虐殺の様子は写っていませんでした。マギー牧師の撮影したフイルムをもってフィッチ氏が全米で日本軍が残虐と訴え、講演して回り、アメリカの良心を腐敗させていきました。

日本の外務省が1939年に作成した『米国共産党調書』には、YMCAの執行幹部であり、共産党シンパサイザーとして知られる主要人物として、ジョージ・フィッチ(George Fitch)の名を筆頭に挙げています。この調書は、ジョージ・フィッチを「中国におけるYMCA書記長」と呼んでいて、YMCAやYWCAは「その数百万名の会員間にキリスト教信仰を宣布すると言うよりは、むしろ共産党員および同調者等により運用される巨大な機関を形成する」団体とあります。(p.127)

ウィキペディア日本語版によると、このジョージ・フィッチこそ、南京事件の目撃者とされる宣教師なのです。しかもフィッチは、この調書が作成された頃、南京事件を撮影したとされるフィルムを持って南京を脱出し、米国の各地でこのフィルムの上映会を開催し、南京虐殺を宣伝していたのです。
リンクページにはどのような内容であったか詳しく書かれています。

こちらはジョージ・フィッチがどのような人物であったか調べた記事です。

ジョージ・フィッチのYMCAのキリスト教青年会主事の夫人として支那に20年間在留した2度目の夫人はアメリカ議会で次のように言っています。

米国が日本に対して軍用必需品の供給を拒絶すれば日本の在支那軍事活躍は崩壊する、

米国は日本が必要とする貨物自動車の9割1分、銅の9割3分、重油の6割、銑鉄の4割1分、屑鉄の6割、機械類の4割8分、ガソリンの全部は米国から供給されている。米国が供給を拒絶し、更に日本品の輸入をも拒絶すならば日本の収入が激減するから国際為替上、日本は右の必需品をどこからも買うことが出来なくなると叫んだ。

1939年(昭和14年)04月26日 朝日新聞

フイッチ夫人は若かりし頃、来日し、日本人の礼儀正しい事、親切な事、想像力強く美術的且勤勉な国民であることを称賛していた方でした。

1920年(大正9年)11月05日 朝日新聞

マッカーサーは、日本が戦争に突入した理由は列強が行った経済制裁が要因で概ね、国家安全保障の為だったとアメリカの軍事合同委員会で報告している。

YMCA幹部のフィッチ夫人のアメリカ議会での発言は日本とアメリカを戦争に巻き込む影響ある発言だったように思います。

フィッチ宣教師がおこなった日本軍悪しの教会を中心とした講演旅行で正義の鉄槌をとおもわされたクリスチャンたちはアメリカの戦争犯罪に対するストップ役を行うことはできなくなっていました。

戦争は兵隊同士でやる合法化されている殺し合いです。民間人を狙っての攻撃は戦争犯罪です。1943年、米国ダグウェイ実験場に日本の家屋を内部構造まで再現して日本の家屋をもっとも燃やす方法を研究し、民間人攻撃の効果を高める実験を繰り返していました。

これはアメリカが日本人の一般市民を国家的組織の上から下まで戦争犯罪を計画し、実行していた事実です。
日本人民間人に対して組織的に計画的に大虐殺を繰り返していたアメリカは裁かれていません。

東京大空襲の結果こそ、望んでいた戦果だと喜んだアーノルド。

放火魔は再犯率が高いことが知られていますが、ルメイは上司に褒められ、日本各地を火の海にしていきます。良心の呵責も忘れていたことがうかがえます。

アメリカの戦争犯罪を行った者たちは裁かれていません。
原爆の非人道性に拍手できる異常性を世界の人々が理解できますように。
この世界をつくられた神様がアメリカの戦争犯罪者たちを裁いてくださいますように。

極悪非道のアメリカは、ガス室の要らないホロコースト原爆を落としただけではなく、広島・長崎の医師の治療方法の発表や交流を禁止ていました。


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