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「ダメな子」の木野寿紀さん、民族浄化である原爆投下を正当化する米国人に賛同してしまう

原爆投下という許されざる民族浄化

 菅野完さんと岡田ぱみゅぱみゅさんがポケットマネーを用いて短期間で成し遂げた差別反対のメッセージを街頭ビジョンで公開する企画の二番煎じとして募金を集めて著名人に差別反対のメッセージをもらって街頭ビジョンで公開するという企画を立ち上げたものの、その募金を菅野完さんに横領され、しかも横領された事実を長期間伏せるという危機管理対応として最悪の対応をとってしまった「ダメな子」の木野寿紀さんですが、「平均的なアメリカ人」の原爆投下を正当化する主張に賛同してしまったようです。

平均的なアメリカ人の「被爆者には気の毒だが、戦争終結のために原爆投下は必要だった」という認識、めちゃめちゃ誠実で立派じゃないですか。
日本のウヨさんの知性だと「南京大虐殺は嘘」「慰安婦はただの売春婦」「731部隊?なにそれ」

@carc_ojo

 原爆投下は多くの民間人の命を奪いましたが、原爆投下が批判されるのは民間人の命を失わせたという事実だけが理由ではありません。

 戦争とはただの殺し合いではなく、戦時国際法に基づいてなされるルールのある殺し合いです。そのルールは多岐にわたっていますが、簡単に述べれば、軍服を着た軍人の殺害や軍事施設の破壊は戦時国際法により許されますが、民間人の殺害や一般住家などの破壊は許されません。そして、戦争の目的である軍人の殺害や軍事施設の破壊を行おうとして、結果として、民間人を殺害したり一般住家などを破壊してしまったのが戦争犯罪で、最初から民間人の殺害や一般住家などの破壊を目的とした行為が戦時国際法の枠からも外れた犯罪ということになります。その中でも特定の民族をこの世から消滅させようとする目的のもとでなされた原爆投下や都市無差別爆撃、ナチスドイツがなしたホロコーストを人類そのものに対する犯罪行為という意味を込めて民族浄化と言います。
 「ダメな子」の木野寿紀さんはまったくお分かりになっていないと思いますが、米国は民族浄化である原爆投下や東京大空襲などの都市無差別爆撃を何とか正当化しようとして「日本では一般家庭においても様々な形で軍に協力しているのだから軍事施設と同様と看做すことができる」などという苦しい言い訳をしています。そして、この「平均的なアメリカ人」の主張を立派だと擁護するのであれば、「ホロコーストは第二次世界大戦を終了させるために必要だった」、「キーウを火の海にするのはウクライナとの戦争を終了させるために必要だった」などという主張も可能となってしまいます。ただ、この明後日の方向を向いた主張を用いても、毛沢東が権力を再び握るために大量の自国民を殺害した文化大革命は擁護できないことを付け加えておきます。
 なお、もう少し付け加えておきますと、いわゆる「南京大虐殺」が発生した後に南京市の人口は増えています。仮に「小虐殺」が発生していたとしても、通常ならそのように危険な南京市から安全な場所に逃げようとすることを考えるのが普通の思考で、そのような危険な都市に移住しようとする人が増えて人口が増加するという事実には大きな疑問が残ります。
 結局のところ、木野寿紀さんは「日本人を批判する一段上に立った存在」になりたいだけなのではないかとしか考えられませんが、これからのエストニアでの生活が充実して、SNSにおいて、もはやほとんど関係がないと言ってよい日本への言及がなくなって、エストニア在住の人々と楽しくコミュニケーションてきるようになる日が来ることを心から願っています。