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≪お義母さんあなたが大嫌いです≫ マンションを売却する。

前回の売却からの続きです。前回売却したことを書きましたが詳細を書いておきます。
まず
管理料を何年も前から払っておらず滞納し、公共料金も、電話と電気以外は殆ど何か月も滞納していました。特に水道料金は生命にかかわる事なのでよっぽどじゃないと止められないんで、かなりの期間滞納していました。それでいて姑は電話代は払う。なぜなら友人から電話がかかってきて出掛けるためです。

そしてここまで滞納しているのにいつも毛染めやパーマはしっかりかかっている。1ヶ月に1回は美容院にしっかり行ってるのである。マンションを売るにはまず滞納している管理費を払わないと売れません。
義兄は数十万会社にお金を借りて返済に充てていました。
そして驚くことに、亡くなった舅も姑も介護保険(後期高齢者医療保険)も滞納していました。舅に関してはかなりの期間払っていませんでした。後期高齢者医療保険は75歳からですので、姑は75歳になってから数年ですのでまだ滞納期間が短いのですが実は支払わないとこの後期高齢者医療保険というのはペナルティがあるのです。

だから本来は絶対滞納してはいけないのです。遡って支払えばいいじゃないかと思いますが、実はこれがまた出来ないのです。
後期高齢者医療保険はある一定期間払わないと、払いますと言っても受け付けてもらえないのです。そして通常、後期高齢者医療保険を払っている場合、介護を必要としたときに支払う保険料は1割で良いのですが、払っていない期間に応じて、3割、5割負担となっていくのです。
つまり健康な時は良いけれど介護するようになったら地獄ってことです。
ですので、とりあえず支払える期間が終わりそうなところから私たちで払うようにしました。

前回お伝えしたようにこの借金は遺産放棄できないのです。
義兄がマンションの連帯保証人になっているので逃れられない負債です。
もちろん後期高齢者医療保険等は借金でもなく払う義務がありますのでそれはきちんとお支払いしなくてはなりません。

その後なんとか売却が決まり、兄は姑の一人暮らしする賃貸物件を探し始めました。公団等は近隣は全て入れず、遠方で探そうとするも姑は友人の近くがじゃないと嫌だとごねはじめ、民間の賃貸物件を探すことになりました。その時点で私は、もう覚悟していました…同居を。
主人や義兄は簡単に借りられると思っていたのでしょう。私は最初から無理だと思っていました。75過ぎた年寄りの行きつく先は孤独死、病死。民間の賃貸は嫌がるに決まっています。年金暮らしの年寄より、長い期間住んでくれる若人がいいに決まっている。
案の定なかなか決まりません。それでも良いと言ってくれる物件もあるのに姑は、暗いとか狭いとか間取りに文句を言って取り合わない。

義兄の奥さんと姑は非常に険悪なのは知っていたし、多額の借金を抱え込んだ義兄が姑の面倒までみきれるはずがない。
結局は私が折れるしかないのです。
主人は私には姑と住んでくれなんて言えないだろうから私の方から切出しました。

私:「もうマンションから出ないといけないし、まだ転居先決まっていないんだからウチに住むしかないよ。いずれお義母さんが出たくなったら出ればいいしとりあえずウチで預かろう」
主人:「お前がそういってくれるのはありがたいけど俺が本当に嫌だ。本当にあいつが大嫌いだから俺のほうが頭おかしくなるかも…」
私:「まー悪いけど私も好きじゃないけど、もう覚悟してるから。とりあえずお兄さんも大変だしみんなで頑張るしかないよ」

そんなわけで姑との同居が始まることになります。

次回もドンドンまた姑がやらかします。こうご期待。

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