生ビール消すマンの逆襲
AIって、すごいですね。
チェス、囲碁、将棋では、AIを研究に活用しない棋士はいません。
最近だと、文章を入力すると、その通りの画像をAIが作成してくれる、なんてこともできるようです。
「うわっはっは!」
あなたは!
「そうです。わたしが、生ビール消すマンです」
「おひさしぶりだぜぇぇ。今日は、AIを活用した俺の新しい画像テクを見せにきたぜぇぇ。さっそくいくぜぇぇ」
「このCleanup picturesでは、画像をアップロードして消しゴムツールでなぞるだけで、画像から不要な部分を消すことができるぜぇぇ」
「まず、元の画像を用意して……」
「ドラッグ&ドロップでアップロードする」
「生ビールを、消しゴムツールでなぞって……」
「なぞって……」
「んー」
「ビールは消えたけど不自然な仕上がりになっちゃったぜぇぇ」
「AIっていっても、画像の分野じゃまだまだだぜぇぇ。やっぱ俺の画像補正技術が今後も活躍できるぜぇぇ。変な日本語だぜぇぇ」
こっちのDALL-Eっていうサービスはどうですか?
いつも勉強させてもらっているPHOTOSHOPVIPさんで紹介されてましたよ。
画像の消したい部分をあらかじめ消して、pngで保存しておくとのことです。透明な部分を情報として持たせておくといいようです。
フォトショップで生ビールを消して、
そしてDALL-Eにアップロード。
修正したいところを囲んで、文章を入力します。
今回は「hand with nothing(何も持っていない手)」と入力してみます。
そしてGenerateボタンを押すと、
「おおーー! 生ビールが消えて、その部分が手になってるぜぇぇ」
壁にかけてある絵も、修正されてるんですよね。
手のバージョンもいくつか作成されてるみたいですよ。
ほら。
ほら。
こんなのも。
「な、なるほど……」
私は最初のがいいと思ったので、それを選んでダウンロード。
はい、できた。
元の画像は、
できた画像が、
ちなみに前回、生ビール消すマンが作成した画像が、
「前回、俺が腕ごと消したやつ……」
私もまだまだ勉強中で、DALL-Eで作った画像の権利関係だとかがよく分かってません。でも、常にいろんなことを勉強しないといけないなあって思いました。
「……。そうだね」
「じゃあ、また」
帰っていく生ビール消すマンであった。