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サードパーソンセルフトーク

 セルフトークに関する勉強をした。ストレスの緩和や自制心を保つ上で有効な手段のようだ。直訳すると独り言になるのかもしれないが、単純に自分のその時の考えや感情を口に出すのではなく、第三者の目線から話をするのがポイントのようだ。
 例えば「今日はイライラするな」と言えばただの独り言だが、「◯◯君は今日イライラしているようだ」と第三者目線に変換して独り言を言うようにする。そうすることで自分の思考や感情と距離を置くことが出来るので、客観的且つ冷静に自分のことが見れるようになるのだ。ACTのような認知行動療法ととても似ている気がする。

 なので僕も最近はサードパーソンセルフトークを活用するようにしている。確かにこれをやる様になってから自分の感情と行動を切り離せるようになった気がする。今までは仕事や勉強が中々捗らなかったり、気が乗らないときがあったのだが今の自分を客観的に実況中継するようになってからは淡々とやるべにことが出来る様になってきた。どんなに不安な事や心配事があっても行動を別物にしてしまえば、生産性を落とすことはない。そうなればどんなコンディションでも一定の成果を出せるようになるのである。

 最初は自分を客観視するのが結構難しいらしい。しかし、訓練すれば段々と身についてくる。これは僕の実体験もあるのだが、不安や心配に気を取られてしまうと楽しいこともそうでなくなってしまう。特に現代において僕らの周りには感情を揺さぶるものや気を取られるもので溢れている。そんな環境でも自分を見失わないように、サードパーソンセルフトークをもっと上達したいと思っている。

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