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【特集】『異世界魔王Ω』ヒロイン座談会|芹澤優×和氣あず未×伊藤美来×古賀葵(サインプレゼントあり)

4月8日(木)からTBS、BS-TBSにて放送開始となるTVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』(原作:むらさきゆきや、キャラクター原案:鶴崎貴大 / 講談社ラノベ文庫刊)。

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』は、ゲームの世界に召喚されてしまった主人公・坂本拓真が魔王ディアヴロを演じ、強敵に立ち向かっていく異世界冒険譚。TVアニメ第2期となる今作では、聖騎士に追われる教会の大主神官・ルマキーナとの出会いをきっかけに物語が展開されていきます。

KOE NOTEでは、TVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』の放送開始を記念し、シェラ・L・グリーンウッド役の芹澤優さん、レム・ガレウ役の和氣あず未さん、ルマキーナ・ウエスエリア役の伊藤美来さん、ロゼ役の古賀葵さんによるヒロイン座談会インタビューを実施。記事の最後にはキャスト4名のサイン色紙プレゼント企画も!

異世界魔王アイキャッチ

4人のヒロインが抱くディアヴロへの想い

ーー 2018年に放送された第1期を経て、シェラとレムに対する印象の変化はありましたか?

芹澤優(以下、芹澤):第1期の頃のシェラは、お兄ちゃんとの関係やエルフの国の問題を抱えていたこともあり、感情の振り幅が激しかったシーンもあったのですが、第2期ではルマキーナやロゼといった新キャラクターよりも少しだけお姉さんのような印象になって。冒険者としてもしっかりしてきたのかなと思いますね。

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和氣あず未(以下、和氣):レムもシェラと同じく第1期から比べるとお姉さん感が出てきたなと感じます。第1期の頃レムの中には“魔王クレブスクルム”の魂が封じられていて、いつ復活するのかもわからず、焦りを感じながら行動していたのですが、最後にはクルムちゃんとも仲良くなり、余裕のある落ち着いた心境に変わって。

第2期でもシェラと言い合いをするのは相変わらずなのですが、以前とは違い冗談を交えた会話をできるようにもなって、大人になったなと思います。

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ーー 対して伊藤さんが演じるルマキーナと古賀さんが演じるロゼは第2期から登場するキャラクターとなっていますが、第一印象はいかがでしたか。

伊藤美来(以下、伊藤):ルマキーナはとにかくスタイルが良くて、落ち着いたお姉さんという第一印象だったのですが、実は教会の最高位者である大主神官という高貴な存在で。第2期のストーリーも彼女を軸に進んでいくので、早くこの作品に馴染まなくては!と気合いを入れて臨みました。

ほかの子とは違い神様に近い場所にいる立場なので、普通の女の子感ではなく、一段上の落ち着きや信仰心を表現するために、そういった心情に近い方が書かれた本を読んだりしながら役づくりをしていきました。

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古賀葵(以下、古賀):ロゼは見た目がどストライクで、性格も可愛らしい子なのかなと思っていたのですが、中身を知っていくうちにマスターであるディアヴロに対するときと、ほかの人に対するときの温度差が激しいことに気がついて。

本当にマスターのことが大好きなんだなというのがすごく伝わってきて、彼を軸にロゼの世界は動いているので、その感じを出していきたいなと思いながら演じています。

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ーー 4人とも矢印がディアヴロに向かっているなかでも、その感情の質がそれぞれ違っているのも面白い点ですよね。

芹澤:シェラが一番ノーマルに好き!という感じがしますよね。王道のヒロインとして真っ直ぐに好きという感情を出していたり、あまり羞恥心がない子なので、世の中的にアウトなこともディアヴロのためなら頑張っちゃったり……(笑)。

ーー 第2期ではよりアグレッシブになっていますよね(笑)。レム目線からはいかがですか。

和氣:最初は「私が召喚した人だから私のもの!」という気持ちが強かったと思うんですけど、シェラがディアヴロを恋愛対象として見ていたり、イチャイチャしているのを隣で見ながら冒険をしていくうちに、レムも自然とディアヴロに惹かれていき「シェラに取られたくない!」という感情が芽生えていって。

第2期ではさらに可愛いキャラクターが登場していくなか、その気持ちがより強くなっていくので、最初と最後の方を比べると、所有物から恋愛対象に変わっていったのかなと思います。

ーー 新キャラのルマキーナも信仰心が強いこともあり、向けている感情がまた違いますよね。

伊藤:ルマキーナは恋愛という感じではなく「ディアヴロ=神様」みたいなところがあるので、ほかの子とはちょっと違う目線からディアヴロのことを見ているのかなと思います。好きではあるけど、その感情は“憧れ”に近いのかなと。

最初に出会ったときはその存在に圧倒されていたんですけど、一緒に冒険をしていくうちにルマキーナ自身の人間らしさが出てきたり、彼と接するうえで柔らかい女の子っぽさが見えたりもしていくので、その感情の変化もみなさんに見ていただけたらと思います。

ーー 魔道機メイドのロゼは設定的にもディアヴロへの感情が異質なのかなと感じます。

古賀:ロゼはマスターの所有物であることに喜びを感じていて、恋愛というよりも、“推し”に対する感情に近いのかなと思うんです。「マスターの言うことならば何でもやります!」というちょっと盲目的なところもあったり、そこが健気にも見えたりして。

本当にひと筋な子なんですけど、久しぶりにマスターに会えたと思ったらいろんな女の子に囲まれていて(笑)。彼女がどんなふうに振る舞っているかも面白いポイントになっていると思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います。

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日常生活での演技とデレる瞬間

ーー ディアヴロといえば、魔王としての振る舞いを演技で取り繕っているがゆえのモノローグの多さも印象的なキャラクターですが、みなさんが日常生活でつい演技をしてしまう場面はありますか?

古賀:私はお洋服を買いに行くときや美容室に行くときに「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれた際、「あ、普通に事務とかやっていて……」と演技することがあります(笑)。

芹澤:私もその場にあわせることが多いかもしれません。お仕事のときすごい陽キャな感じで「おはようございま〜す♪」みたいなテンションで挨拶するときもあれば、私生活で和氣ちゃんと一緒にいるとき逆にすごく気の抜けた状態だったり。

大好きな両親の前では良い娘と思われたいから「ママ、パパ、大好きだよ♪」みたいな感じでいたり(笑)。演技というよりもスパイス付けに近いかな。ワキコは?

和氣:演技というわけではないんですけど、お客さんの前では「明るくポジティブにいなきゃ!」という気持ちが強いからいつもよりテンション高めでいることが多いんですけど、本当はネガティブな方なので、できればずっと家にいたいタイプなんです。

だから外にいるときはずっと「仕事モードの和氣あず未」として過ごしているので、お洋服を見に行ったとき店員さんに興味のない服を勧められたりしても「めっちゃ可愛いですね!」とか言っちゃったりします(笑)。

伊藤:私も普段演技をするときはテンションをあげているんですけど、最近では「いつ演技が出ているんだろう?」というくらい日常に馴染んできて。お買い物でも店員さんに良いお客さんだと思われたいから「いいですね!」と答えているうちに別に欲しくなかった物でも買っていたり、混んでいる飲食店で自分が確保していた席でも困っている人を見かけると思わず譲っていたり(笑)。

ーー 素敵な優しさからくる行動ですね(笑)。あとはみなさんが演じているヒロインにちなんで「日常の中で思わずデレてしまう瞬間」があれば教えてください。

芹澤:私は猫を飼っているんですけど、かなり気分屋な子なので、名前を呼んでも見向きもしてくれない日もあるんです。だからこそ「ニャーニャー」とくっついてきたり、抱っこしてお腹を丸出しにされた日にはギュ〜っとしちゃいます。

和氣:私も家に犬がいるんですけど、猫のようなツンがなく常にデレの状態なので、可愛すぎてセリコと同じくギュ〜ってしたくなるんです。

芹澤:ちょっと嫌がられるまで抱きしめちゃうよね(笑)。

和氣:そうそう(笑)。動物はすべてが愛おしいからすごいなあと思います。

ーー 和氣さんがTwitterに投稿されていた「特定の音程で話しかけるとわんちゃんがすごく喜ぶ」動画、とても可愛かったです(笑)。

和氣:あれくらいの音程が犬にとってすごく心地良いんでしょうね。

芹澤:え、科学的に?

和氣:「あず未検証」によると(笑)。100パーセント尻尾を振ってくれて可愛いです。

ーー 伊藤さんはいかがですか?

伊藤:私はスーパー戦隊シリーズといったヒーローが大好きで、実は昨日もヒーローショーに行ってきたんです。最近はご時世的に少なくなっているんですけど、以前は握手会にも参加したりして。そんな間近で推しを眺められる瞬間はデレちゃいますね。

ーー 子どもの頃から変わらない憧れというか。

伊藤:むしろ子どもの頃とはまた違う愛し方になっているかもしれません(笑)。昔は「アクションカッコいい!」とか「爆発すごい!」という見方をしていたんですけど、成長するにつれてストーリーやキャラクターの背景にあるものの面白さに気づいて「推したい」という気持ちが深まっていって。

特撮オタクにも種類があるんですけど、私はガチ恋オタクなので「結婚するなら誰がいい」とか想像する楽しみ方に変わりました。

ーー 古賀さんは「推し」みたいなものはありますか?

古賀:私は「マンホール推し」ですね。

一同:マンホール!?

古賀:そうなんです。あの形が決まった円の中でいかにその土地の良さや推しているポイントをデザインにしているのかを見るのがすごく好きで。イベントなどで地方に行く機会があると、ずっとマンホールを探し歩いて、見つけたらそれを写真に納めてあとで見返したり。

なかなか分かちあえることは少ないんですけど、でもこの趣味を伝えていこうと思っているので、みなさんもぜひ一度下を向いていただけると嬉しいです(笑)。

「◯◯魔王」の素質あり?

ーー タイトルにちなんで、この中で一番「魔王」の素質があるのは誰だと思いますか?

和氣:みっく……。

伊藤:およよよ! どういう意味のや?(笑)

和氣:良い意味での魔王み(笑)。たとえ魔界のような世界でも、みんながみっくについていきたくなるというか。自然と人を惹きつけるタイプなんだと思う。

芹澤:たしかに。みっくの周りのスタッフさん、みんなみっくのことが好きなんだなというのをすごく感じる。

和氣:この現場でも、みっくの周りがほわほわしていて。「このスタッフさんってこういうふうに笑うんだ!」というのを引き出していて、すごいなと思った。

伊藤:私自身は気づいてなかったです(笑)。

芹澤:「ナチュラル魔王」だね(笑)。

伊藤:優ちゃんもリーダーシップがあるよね。ユニットとしても活動しているから、みんなをまとめたり、率先して喋ってくれたり。「気が利く魔王」(笑)。

芹澤:褒められた(笑)。でもみんなそれぞれ魔王の素質を持っているよね。古賀さんは私たちには感じられない価値観を持っていて崇めたくなる「マンホール魔王」ですし。

古賀:ありがとうございます(笑)。

伊藤:あじゅじゅも内に秘めた情熱みたいなものがありそうだよね。

和氣:あるかなぁ〜?

芹澤:ワキコはやっぱり「犬魔王」かな。犬はだいたいワキコのこと好きになるんじゃない?

和氣:なると思う! 心地良い音程を使って仲良くなれますから(笑)。

ーー (笑)。あとは「こんな世界なら召喚されてみたい!」という世界観はありますか?

芹澤:私は人魚姫の世界に行きたい!

和氣:前世が人魚なんだよね?(笑)

芹澤:そうなんですよ(笑)。海の中に憧れているんです。

和氣:私は雲の上にある異世界がいいなあ。ちょうど今注目しているゲームの舞台が天空に浮かぶ島で、そこには鳥に乗って移動するような大地を知らない人が住んでいるんですけど、そんな空の世界に憧れますね。

ーー お二人とも地上からは離れた世界に憧れているんですね(笑)。伊藤さんはいかがですか?

伊藤:私はセーラー服を着て、憧れの先輩がいて、というキュンキュンする少女漫画みたいな世界のヒロインになりたいです。

古賀:良い……良い……! すみません、めっちゃ想像しちゃいました(笑)。

伊藤:想像してもらえて嬉しいです。そして制汗剤を使って汗キュンしたいなと思います(笑)。

ーー CMみたいな世界観ですね(笑)。古賀さんはどんな世界に憧れますか?

古賀:私はタイムスリップ設定がすごく好きなんですよ。だから武将たちがたくさんいるような荒れている時代に行って、国を動かした人たちと実際に会ってみたいです。

ーー 特に好きな武将は誰ですか?

古賀:王道なんですけど織田信長が好きなので、どれくらい破天荒だったのか知りたいです。「言うほど!?」 みたいな(笑)。実のところはこういう性格で、こんな人たちが周りで盛り立てていたというのを見てみたいですね。

ーー 歴史ものは想像が膨らんで面白いですよね。それでは最後にファンのみなさまへのメッセージをお願いします。

芹澤:こうしてTVアニメ第2期が放送できるのは、きっと原作ファンの方々や第1期を見てくださったアニメファンの方々の応援があったからこそだと今すごく感じています。

そんなみなさまに「やった!」と思っていただけるような第2期をお届けできると確信しています! バトルシーンやお色気シーンなど、いろんな要素が楽しめる作品となっているので、お楽しみに!

和氣:第1期がすごく綺麗な終わり方をしたので、第2期は難しいかなと思っていたのですが、こうして新作の発表ができてすごく嬉しかったです。

第1期でもレムやシェラのセクシーな部分が見られたと思いますが、第2期から登場する新キャラたちもそういった面を出してくれるのかなと期待しながら収録に臨んでいました。そんなとても魅力的な新キャラたちも楽しみつつ、レムやシェラのことも忘れないでください!(笑)

伊藤:私は第2期からの参戦なのですが、本当にドキドキするようなシーンから圧巻のアクションシーンまで楽しめる作品だなと思っていました。そんなストーリーの中でディアヴロたちと出会い、ルマキーナ自身がどのように変わっていくのか注目して見ていただければと思います。

もちろんお色気シーンも頑張りましたのでお楽しみに(笑)。ぜひ最後まで応援のほどよろしくお願いします!

古賀:ロゼは少し物語が進んでからの登場となるのですが、序盤からシェラやレムはもちろん、ルマキーナのような新キャラたちがストーリーを盛り上げてくれていますので、ドキドキワクワクしながらお楽しみいただければと思います。そしてロゼが出てきてからどのように物語が展開するのか、ぜひご注目ください。

自分の推しキャラを探したり、マスターになりきってみたりといろいろな楽しみ方ができる作品となっていますので、この世界観を存分にご堪能ください!

インタビュー・文:吉野庫之介

ヒロインキャスト4名のサイン色紙をプレゼント!

サイン色紙

芹澤優さん、和氣あず未さん、伊藤美来さん、古賀葵さんのサイン色紙4枚セットを抽選で1名様にプレゼントいたします。ご希望の方は、下記項目をご確認いただき、奮ってご応募ください。

■応募方法
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■受付期間
2021年4月30日(木)23:59まで

応募受付終了後、当選者様には「KOE NOTE」のTwitterアカウントよりダイレクトメッセージにてご連絡させていただきます。ご返信が確認できない場合や、フォローを外された場合は当選の権利を無効とさせていただきますので、あらかじめご了承くださいませ。

■注意事項
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TVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』作品情報

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■イントロダクション
著:むらさきゆきや×イラスト:鶴崎貴大による、累計300 万部突破の人気ライトノベルが、待望の続編アニメ化!

ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの 2 人と、ゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。

エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。

「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王を演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。

──そんなある日。

湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。

「か、神様......、なのですか?」

それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった......!

コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む! 異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚”、再び!

■放送情報
TBS:2021年4月8日(木)より毎週木曜日25:28~
BS-TBS:2021年4月17日(土)より毎週土曜日26:00~
※放送日時は予告なく変更となる場合がございます。

■スタッフ
原作:むらさきゆきや(講談社ラノベ文庫刊)
キャラクター原案:鶴崎貴大
監督:桑原智
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:金子志津枝
アニメーション制作:手塚プロダクション×オクルトノボル

■キャスト
ディアヴロ:水中雅章
シェラ・L・グリーンウッド:芹澤優
レム・ガレウ:和氣あず未
ルマキーナ・ウエスエリア:伊藤美来
ロゼ:古賀葵
ホルン:内村史子
ファニス・ラムニテス:赤﨑千夏
アリシア・クリステラ:原由実
シルヴィ:大久保瑠美
エデルガルト:加藤英美里
クルム:種﨑敦美
メイ:森嶋優花
セレスティーヌ・ボードレール:千本木彩花
エミール:置鮎龍太郎

公式サイト:https://isekaimaou-anime.com/
公式Twitter(@isekaimaou)

(C)むらさきゆきや・講談社/異世界魔王Ω製作委員会

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