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社会に旅立っていった息子 6歳

1人息子が保育園を卒園して社会に旅立つ。
入学式は明日だけど、
今日は慣れるため、1日早く学童保育に行った。
さぞ不安だろう。

5年間、同じクラスの持ち上がりで、懇切丁寧に先生たちが向き合ってくれた保育園生活。

保育園の友達は何人か一緒に進学するけども、やはりいきなり知らない環境に入って、幼稚園勢とも一緒くたになる。
親も子供の日常を知るすべはなくなり、子供との会話が全てになる。

昨夜は初めて学童保育にいくにあたって、ドキドキするな…と、不安や緊張を珍しく言葉にした。
それをコトバにしてくれて嬉しかった。
仲良くなった友達と別れて、
卒園おめでとう!と言われ…
まだ見ぬ世界に足を踏み入れる気持ちってどんなものなのか。

こればかりは側にいてもやんわりと察して包んであげるしかできない。

今回は一年ぶりに実家に帰省した。高齢のジイジとバァバにも会わせなければいけない…
しばしでもプレッシャーからリラックスして楽しんでもほしい…
どんなプレッシャーに立ち向かっているんだろう…
何とも親の立場はもどかしくて
刹那い。

そして自分自身も
慌ただしくく都会でせっつかれて、どうしょうもなくセッカチになっていることを自覚した帰郷になった。段取りに追われて子供にも両親にも穏やかに接していられない。
こんな生活正しいのかな?

穏やかな瀬戸内海の海を眺めながら
そんなことばかり思った。
自分の人生は
幸せは
息子に見せる生き方とは? これでいいのか…
そんなことばかり思った。

だけどそんな感傷に浸ってもいられない。
これから帰宅して、よく頑張ったねと言ってあげて
明日は入学式だ。

それでも今年の桜はとてもとても良く咲いていて
たっぷりとその美しさを体現してくれてる。
関東でも地方でもそれは変わらなくて
外国人も沢山訪れて特有の花見を謳歌してる。
コロナで苦しんだ世界もようやく開放に向かって
沢山の人達の新しい未来が開けていくのかもしれない。


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