【1960年代】ザ・スパイダース主演映画を紹介します
こんばんは。
今回は、1960年代のザ・スパイダース主演映画を紹介します。
ザ・スパイダースは、60年代後半に巻き起こったグループサウンズブームを代表するバンドのひとつ。
主演映画に出ていたときのメンバーは、田辺昭知、堺正章、井上順、井上孝之、大野克夫、加藤充、かまやつ・ひろし。
1961年に結成、60年代後半に全盛期をむかえるも徐々に失速して、1971年に解散しました。
彼らは全盛期にアイドル映画のような作品に4つ主演しているので見ていきましょう。
それではスタート!
【1960年代末】スパイダーズ主演映画
1967年~1968年にかけて、ザ・スパイダース主演映画が4本公開されました。
アイドル映画のような作品で明るくエネルギッシュな雰囲気。
当時のグループサウンズブームがわかります。
4本すべて日活映画ですが、実はザ・スパイダースさ67年以前に日活映画に何本か出ています。
このころから、堺正章は単独でも映画に出演していました。
では、ビジュアル推しの2作品をピックアップします。正直、内容より当時のファッションや時代の雰囲気を楽しむ作品。
「ザ・スパイダースの大進撃」(1968年)
【ストーリー】
アメリカ帰りのザ・スパイダースが悪の組織に狙われる。堺正章がアメリカで買ったタンバリンがからんでいて…。
モダンな作風で知られる中平康が監督をつとめていますが、作品に中平康のエッセンスを感じることはなく、まったく気づかなかったです。
ザ・スパイダースの歌がたっぷり聴けて、さまざまなステージ衣装も楽しめる作品。
「ザ・スパイダースの大騒動」(1968年)
【ストーリー】
堺正章と井上順が、車の衝突事故がきっかけで出会った夕子(奈美悦子)に恋に落ちる。さらに、事故を起こした男もライバルで四角関係に…。
堺正章が空想癖の持ち主で、サイケデリックなシーンもある異色作。
スタイリッシュさでは、4作のなかでイチオシの作品です。
さいごに
今回は、1960年代のザ・スパイダース主演映画を紹介しました。
主演映画にかぎらず、60年代映画のムッシュかまやつのファッションがスタイリッシュです。
4つのうちひとつオススメを挙げるなら、「ザ・スパイダースの大騒動」(1968年)ですかね。アイドル映画なので、1作品観たら、もういいかなと思う方もいそうです。
ではまた。
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