スタジャンの歴史とスタジャンが出てくる1960年代日本映画
おはようございます。
今回は、❶スタジャンの歴史❷スタジャンが出てくる1960年代日本映画を紹介します。
スタジャンの歴史を調べたら、けっこう長くて驚きました。
それではスタート!
スタジャンは和製英語、日本でも60年代から着られていた
スタジャンは、画像にあるような、ウール生地で袖がレザーのジャケット。サテン素材のものもありますよね。
スタジャン(スタジアムジャンパー)という名前は、60年代に大人気だったヴァンヂャケット社が名付けた和製英語。バーシティジャケットやアワードジャケットなどいくつかの名前があります。
日本でも1960年代から着られていたと言われてます。スタジャンっぽい服は、1950年代の映画にも出てきますけどね。
1960年代映画だと、若大将映画に登場します。
スポーツマン大学生の物語なので、ファッションではなく、本来の「大学のスポーツ選手の防寒着としてのスタジャン」が観られます。
【歴史❶】19世紀末のハーバード大学のユニフォームが原型
ここからは、スタジャンの歴史を見ていきましょう。
スタジャンの歴史をさかのぼると、19世紀末に行き着きます。
1865年、ハーバード大学の野球チームで、中央に「H」が刺繍されたユニフォームが着られるようになったことが始まりでした。
このユニフォームを着つづけられたのは、エリート選手でした。母校のイニシャル入りの服を着られるのは名誉あることだったわけですね。
(↓その後、「H」刺繍入りカーディガンも作られました。下の服は当時のものではなく、イメージ画像)
【歴史❷】 1930年代にバーシティージャケット(スタジャン)が誕生。1980年代にファッションに
ついに、1930年にバーシティージャケット(スタジャン)が誕生。選手が防寒用の厚手のジャケットを必要としていたので。
今あるような、イニシャルが胸にあって、ウール生地で袖がレザーの服です。
ここでも、イニシャルは活躍した選手しか手にできないものだったとか。
いろいろな大学や高校にも広がっていき、大衆的化していったようです。
(↓左のチンピラが着ているのがハーバード大学のワッペン付きのスタジャン)
で、スタジャンがファッションアイテ厶として人気になっていったのは1980年代。
マイケル・ジャクソンやラッパーが着たり、ステューシーが作ったりした影響です。
さいごに
今回は、スタジャンの歴史とスタジャンが出てくる60年代映画を紹介しました。
スタジャンの歴史について書かれた記事をいくつか読みましたが、難しかったです。
だいたいは理解できましたが、イニシャル入りユニフォームが、いつごろハーバード大学からほかの大学に広がったのか、細かい流れがよくわからなかったです。
ではまた。
【参考文献】
・A brief history of the varsity jacket
・スタジャンの歴史:発祥はハーバード大学のエリート選手のユニフォーム: ブランドファッション通信
・"永遠のアメカジ"を知る 〜「スタジャン」とは何か?〜 定番・人気ブランド5選 | knowbrand magazine
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