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師匠と私-Season1_ch.4☆HELLO WORLD!ふたたび。イカルくん🐬登場!

ー前回までのあらすじー
kintoneアプリプラグインを作る「イカル☆プラグイン」プロジェクト
こんどこそJavaScriptのコーディングをスタート!
※cybozu developer networkのことはCDNと略してます。

イカルプラグインのコンセプト。
kintoneレコード詳細画面を開くと、イルカのポップアップを出します。そのため、イカル(イルカの画)を用意する必要があります。

本家のカイルくん

本家にならってドット絵で作成したいな。と思ってたら、無料のお絵描きソフトがあり、すぐに作成できました。
イカルくんの用意はバッチリです。

イカルくん登場!

さて、VSCodeを立ち上げて、コードを書いていきます。
(ここまでJavaScriptのコーディングなしなんて、師匠に怒られます)

いきなり全部は無理なのでいったん実装したいことを考えます。
①イベント:レコード詳細画面を開くとき
②ふるまい:ポップアップが表示される
※文字入力機能がある
文字入力フォームがある画面をだす。ここまでにします。

なんだか分解して書けそうです。

①書き出しとkintoneアプリイベントはCDNサイトにあります。
例文もあったのでこのとおりにすればいいはずです。

(() => {
'use strict';

kintone.events.on('app.record.detail.show',(event) => {
  //レコード詳細画面を表示したときのイベント
});

②JavaScriptの機能で、フォームがありました。
これは使えそう。
ところで文字入力フォームを作るのは、いくつか方法があるみたいでどれが最適かわかりません。全部そろってそうなのでこちらの記述にしました。

  //文字入力ポップアップ表示させる
prompt('検索ワードを入力してください');

作成したJavaScriptファイルをアプリに取り込みます。

…うごかない。なにも。反応なし。
いろいろ試して
()}が足りない、そしてイベントリターンがなかったためと判明。

return event;
});
      })();

※後で師匠に「かっこが足りなかったために動かなかった」と報告したところ「JavaScriptなんかだと、最初 "{" と最後の "}" が離れすぎてるから、よくあることじゃよ」と言ってました。プロでもそうなんだ、と安心。

…なんとか実装できました!

ここで、なつかしい思い出がよみがえります。
初めてHTMLをメモ帳で書いてブラウザで表示した時のこと。
指定した背景色や文字がでてきたときのうれしい気持ち!

HELLO WORLD!
コーディングは楽しい!

とりあえずの成果を見せるか悩んだ挙句、
師匠に現状を報告することにしました。

・イカルの画できました。
・レコード詳細画面を開いたらポップアップできました。
・入力フォームついてます。
(文字を入力しても何も起きません)
・HTMLでイカルの表示はつくってみました。
(ほんとはこっちを表示させたい)

たった数行書いただけのシロモノです。
ちょっと調べれば誰でもかけます。
(ぶわっかもーん、入力フォームあるのに何も起きないとは何事じゃ?)
怒られると思ったのですが。

「すごいぞ。よくできとるのう!」

めちゃくちゃ褒めてくれました。まるで小学生がはじめてできたみたいに喜んでくれたのです。

「全然作りこみできてないですよ、入力フォームが、フォームの機能ないんですよ?完成度低いですよ?」

「ここまで作れたことがすごいんじゃ!準備して、コードを書くまでに手間があるので、途中でやめてしまう人がおる。(完成度はおいといて)ともかく何かを完成させるのが大事なのじゃ。」

師匠の教えは、
理屈より手を動かせ、細かいことはおいといてとりあえず完成する、でした。

やっぱり現役プログラマーだと、気安く「ちょっと教えてよ」と言われるのでしょうね。いままで何も完成させずに終わった人を見てきたのでしょうね。

教えを乞うには、本気でやらないと、と思いました。
(プロジェクト自体は遊びですけどね)
このプロジェクトのおかげで、完成した時のうれしさ、コーディングの楽しさを取り戻したのですから。
最後まで作り上げようと誓いました。

さて、つぎの課題を話してたところ、矢継ぎ早に情報を投げられました。
「これで解決するかもしれないぞ、この記事、あ、これも、これも見ておくのじゃ」

う、言っている意味が、わからない。。

夏休みも終わりなのに、宿題をどっさりだされた小学生の気分です。

…ch.5へ続く



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