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サイボウズユーザーフェスティバル 2023~学びと交流~

2023年7月11~14日、サイボウズユーザーフェスが開催されました。
内容(主旨)はこちらに書かれています。
 ↓ ↓ ↓

“学びと交流にあふれる”ユーザーイベント

今回は4日間かけて”学びと交流にあふれる”と題して様々なセッションが行われました。テーマはマレーシアです。
昨年は日本の祭りをイメージしていたのでなぜマレーシア??と不明だったのですが、世界の祭りをテーマにしていてルーレットで決めたようです。
サイボウズのマレーシア拠点できてましたね。
世界進出する日本企業!

Day1~3の3日間はオンラインでのセッション。
サイボウズ製品の使用歴や興味に合わせたラインアップで、自分でピックアップできるのもフェスらしくていいなと思いました。
今年は登壇する方もユーザーが多めで、ユーザーを巻き込んだ感が強い印象。(まさにユーザーフェス)

アーカイブもあるので見逃しても大丈夫。
※もし来年に参加を迷われてたらひとまず応募しておいた方が、後で視聴できるかもしれないので。(私、だいぶ見逃してます!)

以下、4日目の交流会レポートを書こうと思います。
(注:だいぶ雑談はいります)

Day4 ユーザー交流会へ

会場の日本橋まで行くのにかなり時間がかかるため、電車の中で本を読んでいました。暇つぶしのために買った『現代思想入門』です。
(普段電車に乗りなれないと何していいかわからない…)
電車に乗るとよく乗り過ごしをやらかすので、第一章デリダのところだけ読んで閉じる…

デリダ (1930-2004) アルジェリア出身の哲学者、「脱構築」で有名
名前だけしか知らなかったので、かなりかみ砕いて書いてあっても勉強になりました。用語がカッコイイのだが…使いこなせる自信ない…
(かなり端折ると)

◆差異の哲学
AとBどっちが正しい?どっちが優劣?(二項対立)
 ↓
AでもBでもないCやDとかちがうもの(差異)もあるよね
 ↓
AまたはBが正しい(価値観)かも。でも時にはCやDも大事だったりする。
絶対的な価値観はない。

◆パロールとエクリチュール
話し言葉:パロール
⇒距離が近い。目の前で語られる言葉に真理がある
書かれたもの:エクリチュール
⇒距離がある。同じ場所にとどまっていない。どうとでも解釈できてしまう。誤解しやすい。
こういう二つの性質があるということを知っておく。ただしどちらが優れているわけでもないと言っている。

◆脱構築
他者(自分の外の世界)へ身を開いて世界を見ること。

デリダのざっくりまとめ

そして日本橋につきました。
東京駅周辺なのでおしゃれなcaféたくさんあります。
予算的と時間的に立ち食いそば屋さんに行きました。
なんか落ち着く…立ち食いって言っても席もあるし女性もいるし小奇麗です。なにしろ外が暑いので冷房の効いた店内が心地いい。
15時すぎなのに店内はやや混んでいたのが意外でした。おそめの昼食?涼みに?これから仕事なのか帰るのか?いろんなことを想像します。
日本橋オフィスはピカピカの高層ビルです。
サイボウズは27-28階にあります。
キラキラの受付を通って(かなりラフな格好で)上へ…

Day4 ユーザー交流会だ!

マレーシア?に飾り付けされた日本橋オフィス

たくさんの人が集まっていました。
もちろん、kintone界隈の方々も多く日本橋オフィスも何度か来たことがあったので、緊張などなく完全に遊び気分です。
私は”ユーザーフェス盛り上げ隊”でしたが、Day1のしょっぱな任務完了!(…のはず)

プログラムはこちらです。
①オフィスツアー②ワークショップ③ユーザー交流会

オフィスツアーは何班かに分けて行われました。
オフィスのほぼ全容を紹介してくださいました。
こちらのオフィスツアーにある通り、執務室までかなり丁寧に説明してくれます。サイボウズらしさを体験するにはお勧めです。
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今回はマレーシア×夏祭×ユーザーフェスver.
普段と違ってマレーシア感?があって雰囲気いいです。
写真一部ご紹介。

動物たちは社員証をぶらさげています。
製品カラーの虹を渡ります6色。ん?LIVEとデヂエ!
ボウズマン、かぶぼうず「やあ」
新しいこの部屋はバリアフリーなんだそう。うちの部屋にしたい…
いつもkintoneイベントでお世話になってるバル
移動できる机のため「定位置に直してね」の札が
普段よりもツッコミどころの多いボウズマン(マレーシアの衣装、ハイビスカスなんだとか)

会場では。
SNSでのやり取りが多いので、対面したこともないけれど(私が一方的に)知っているつもりの方もたくさんいます。それから久しぶりにお会いしたり、初めてリアルでお会いできて、距離が近くなります。
お子さん連れでいらっしゃる方がいて、本当に素敵だなと思いました。
その方は仕事場に子連れでよく出かけるとのこと。
オフィスを開放して様々なイベントをするのも、多様な人を受け入れるのも、それを楽しめる文化があって自然にできているところがサイボウズです。

②ワークショップ
青野社長と福西さんの軽快なトークから始まります。

漫才みたい…?

サイボウズの人の理想の働き方が紹介されました。
仕事人間(青野社長)
なるべく仕事やりたくない人間(さーやさん)
趣味のために移住しちゃった人間(うっしーさん)
と、みなさんわがまま。仕事人間の青野さんだって「要塞が欲しい」と相当わがままなこと言ってます。
わがままな人たちの集まりがサイボウズなんだなと思いました。
いい意味で。
多様な人のわがままを同じ会社内(チーム)で叶えるのって大変ですから。

その後、3~5人ずつでグループを作ります。個人発表をして、グループメンバーからのフィードバックをもらいます。
このとき初対面の方々とざっくばらんにお話しました。「うちの会社とサイボウズはずいぶん違う」「在宅ワークを許してくれないかな」「ハンコ出社をなんとかしたい…」「そのシャツ(ハイビスカスのアロハ)どこで買えますか」といったユーザー同士の交流が生まれました。
(サイボウズいいなあと言われたので、まず書籍とグッズ購入をオススメしましたが…はてあの方買って帰ったかな…?)

そして、kintoneに投稿したのち、サイボウズの拠点をむすんでオンラインで発表を行いました。

投稿はもちろんトヨクモのフォームブリッジ

③ユーザー交流会
その後はお食事したりゲームをしたり。

ちゃんとマレーシアを用意してくれていました!
味もしっかりマレーシア(私行ったことないですが…)
席は他社さんと交流できるようにエスコートしてくれました。

本気のマレーシア
異国情緒ただようビュッフェスタイル
パイナップルジュースもマレーシア

青野社長と写真を撮りたい人~がけっこう並んでました。
あれだけ遠いと思ってた人が急に近距離でなんだか不思議でした。
一つでも共通点があって(アロハシャツの色)嬉しかった…。
私がもっとすごくなって覚えてもらえるような人になりたいなと。

日本橋オフィスのいつもしまっているサイボウズ商店が、フェスのために臨時オープンしていました。
じつは私サイボウズ商店メンバーでもあります。
商店の企画でオンラインでお会いしていた社員さんに、リアルでお会いでき話が弾みました。サイボウズ社員さんとも交流~

今日は活気のあるサイボウズ商店✨

ゲームはなぜか日本の縁日ですが気にしない。
盛り上げ隊も社員さんも楽しそうにゲームを盛り上げてくれています。
お題を発表する学びがあります。

縁日のようす
よっ、かんちゃん。お祭りも盛り上げる~
ボールすくいを真剣にやる大人の姿
時々、考えさせられました~

帰りの電車の中でなんだかいろいろ考えました。
一日のたくさんのインプットに刺激をうけて頭の中がごちゃごちゃです。

・オンラインは音声通信よりも映像を通して相手の様子が見えるけれど対面にはかなわないのかな。対面では音の振動や温度や目に見えないものが共有され(ヒトは電流を発していてそれを無意識にキャッチしているはず)そういうものはライブでなければ得られない。だからヒトは誰かに会いたくなるのかも。

・距離が近い話し言葉だとより分かり合えるいいところもある。だけどオンラインで遠くの距離ともつながれた。多様な人が参加してそれぞれの価値観をもっていた。他者をいい意味で意識する。デリダが言ってたことかも。

・理想の働き方に正解はない。だから、それぞれが理想とする働き方が共存できるような社会がいいなあ。

・”わがまま”は自分の思いどおりにふるまうこと。ネガティブなイメージもあるけれど、様々な人の”わがまま”が共存するには、衝突を避けて折り合いをつける必要があり、自由の相互承認に通じるなあ。

・詳しく書きませんが…”見た目で人を判断するのってダサい”があたりまえになるような社会を。(子どもの社会は大人社会の縮図。大人の悪いところや古い価値観をマネしてるからいじめや閉塞感がなくならないと思っている。)

・サイボウズを応援したい!
社会の価値観を変えてくれそうなこの会社を、大事にしたい。
いちユーザーとして強く思いました。
楽しいは正義。LOVE YOUR CHAOS。

なつかしめのグッズも入手

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