『ハレとケの超民俗学』高橋秀元・松岡正剛 | 工作舎
プラネタリーブックスは私が生まれる半年前、『存在から存在学へ』(松岡正剛)が出版され、今回の『ハレとケの超民俗学』はシリーズ2冊目になる。もちろん生まれたばかりで読書はまだできないから、それから三十年後、古書店に足を運んでは、宇宙の欠片を集めてきた。おそらく異様なプレミアがついている本以外は、ほぼ凡て集まったのではないか。せっかくだから、欠けたまま私の宇宙はとっておくことにする。
ちなみに、現在はプラネタリーブックスのうえに、或る動物の頭骨がのっている。「或る」などと氣どってみたものの、なんの動物なのかはわかっていない。友人の恩師でいらした大學教授が亡くなられた際に、貴重な蔵書とともに、なぜか頭骨がやってきたというわけだ。
ところで、今年の節分は「オニは外」と豆まきをされたであろうか。我が家はすっかり忘れたが、本書の紹介は、このオニからはいりたい。
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