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松本人志

ダウンタウンの松本人志について書くとビュワーが増えるらしい。


私はダウンタウン世代だけども、思えば松本人志って破滅型芸人だったし(横山やすしと同じ系譜)、こうやってフェードアウトするのも良し!ではないか?と思う。

そもそも、松本人志は芸人としての旬はとっくの昔に過ぎている。

彼の性犯罪が云々と言うより、

『お笑い芸人として終わっていた』

と言うか。

例えば、島田紳助が暴力団との関係が云々と言われて引退したって事になっているけど、
多分、頭が意外と良い島田紳助は

『芸人として終わっている』

と言う事を自覚して引退したのではないか?と思う。


上岡龍太郎もそう言う感じで引退したし、

『老兵は死なず』

みたいなもんで、ズルズルとバラエティに登場し続けるだけのマスコットなのは、その松本人志自身が嫌っていた事ではないか?と思う。

ダウンタウンと言うか松本人志が面白かったのは00年代までで、あとは文化人になりそこねたコメンテーターと言う感じ。

そう言う姿をダウンタウンのファンだった人達は見たかったか?って言えば違うだろ。


あと、芸人として終わってるな、って思ったのが性行為を強要して、それへの対価が1万円。

これは芸人としては一番、やっちゃいけないことだ。



芸人や文学者、芸術家がやってはイケない犯罪は2個だけ。

『強姦と脱税』

松本人志は脱税はしていないと思うが、求めた性行為に対して1万円と言うのは芸人としては脱税だろ。

そこで「タクシー代や!」と100万~200万円とか渡しておけば

「流石は天下の松本人志!この程度で300万円か!」

となるが、1万円ってのが芸人としては積んでる。

こう言う金銭感覚と言うのも、やっぱり

『終わりつつある芸人の姿』

なのかも知れない。

再度、言うけど松本人志って破滅型芸人なんだよな。
横山やすしが酒で死んだように、何かしらの形で破滅すべきだった。
それすら笑いに出来る人だったが、笑えないんじゃ仕方がない。


フレンチクルーラーは笑えるが、1万円でフェラチオと言うのは笑えない。
松本人志という人物は24時間、お笑い芸人だったはずである。
その全てをお笑いにしてきた。
だが、笑えない存在になってきた、と言うのが悲しい。

そう言えば岡村隆史はお笑い研究家とも言える程、お笑いを研究して、自ら実践した。
だが、最終的に鬱病になって「笑いたくとも、笑えない」と言うのが悲しかったが。
松本人志は終わり方は悲しいが、それが松本人志だ、とも言えるよな。

破滅で終わる、って言う、

まぁ、横山やすしも散々な形で終わったけど、破滅型芸人と言うモノの消えるときってのは寂しいモノがあるな。

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