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連載Vol.5 三芳おなかま子ども食堂

どうも!!松永毅です。本日で連載が5回目となりました!

今回、お伺いさせて頂いたのは埼玉県入間郡三芳町の【三芳おなかま子ども食堂】さんです。
東武東上線・鶴瀬駅徒歩15分の所にあります。元々は選挙事務所だった場所をお借りして子ども食堂を運営されているそうです。

黄色い旗が目印だと聞いていたので、探しながら歩いていたのですが、なかなか見つからず…。
少し焦りつつもう一度住所を確認したら、子ども食堂の準備をしている方々が!
僕が歩いていた時はまだ準備中のため旗を立てていなかったそうですが、営業中は黄色い旗が目印です。

今回、ご協力して頂いたのは【三芳おなかま子ども食堂】代表の飯塚結花さんです。

飯塚さんはある日スーパーで、ずっと試食コーナーで食べ続ける知り合いの子どもを発見。声を掛けると「今日、ご飯がなかった」と返事をして、笑顔でその場を去って行ったそうです。その子は、自分の家庭の事情や、親が生活の為に働いている事を理解していて、その現状に文句も言わず耐えている。その時、何もできないもどかしさに悔しさを覚え、一緒に食事が出来たらと思い、「NPO法人れでぃばーど」として子ども食堂を行うことを決めたそうです。
飯塚さん自身、16年間の保育士としての経験があるそうです。さらに「NPO法人れでぃばーど」で一緒に活動している人も保育士や看護師などの国家資格を持ち、また11人のスタッフ全員がベビーセラピストだそうです。

僕がお伺いした時には、既に部屋の中からいい匂いがしていました。
そして!! 【三芳おなかま子ども食堂】さんの献立がこちらです!
○小松菜とじゃこのおむすび
○冬野菜のほっこりすいとん
○サツマイモのマスタードサラダ
○白菜と春雨と豚炒め
○人参ともやしのナムル
○キャベツの浅漬け
○いろいろフルーツ(バナナ、パパイヤ、パイン)

一つ一つ丁寧に握られた小ぶりのおにぎりは、カルシウムと愛情たっぷり!
すいとんは優しい味付けで体の芯から温まります。そして約100人前作ったという白菜と春雨の豚炒めは、僕好みの醤油ベースの味付けでとっても美味しかったです。

子ども達に野菜をたっぷり摂ってほしいという事で、どれも食べやすい大きさで調理されていました。愛情を感じる食事に、心も体もホッカホカです。ありがとうございました!

そしてこの日は、地元の高校生4人による演奏会【リコーダーカルテット メテオール】がありました!

【リコーダーカルテット メテオール】 はドイツ語で【リコーダーの四重奏 流れ星】という意味だそうです。
音楽を通して何か少しでも感じほしい、楽しんでほしいという気持ちで、演奏会を行っているそうです。演奏している4人を見ていたら、本当に音楽を楽しんでいるんだなっていうのが伝わってきて、僕まで楽しくなりました。子ども達にも、音楽の楽しさが絶対伝わっていると思います。

今回【三芳おなかま子ども食堂】さんに来られた人数は、約100人前後だそうです。
その中には色々な事情を抱えている子ども達もいるそうですが、どの子もみんなすごく礼儀正しくて、すごく楽しそうにしていたので、皆んなと一緒に食事をするってとてもいいですね。
でも、もし「明るく振る舞わなきゃって…」無理をしている子がいたらどうしよう…って思うと、心が痛みます。

“出会えた子ども達の声を聞き、居場所を作り、地域のつながりを生み、色々な体験や価値観に触れて経験してもらう。”
この活動はすぐに結果が出るものではないですが、あの時こんな食堂があったなって思い、成長の過程において心の支えになってくれたらというのが飯塚さんの願いだそうです。

↓【三芳おなかま子ども食堂】↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/344onakama

【次回予告】
今回、杉並区高円寺にある高円寺子ども食堂さんをご紹介します。
教会の敷地内にあるホールで月に2回開催されているそうです。
子ども食堂が開催される日には子ども塾も一緒に開催されていて
その時の様子も一緒にご紹介出来たらと思っています。
次回も絶対にみてくださいね!
宜しくお願いします!

松永毅

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