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大きな本屋を歩いて多様さに圧倒されて、買わずに満足してしまう。これは「ジャムの法則」


本好きあるあるが、なかった私。


名古屋駅にある本屋さん。
三省堂、ジュング堂、TSUTAYA、星野書店といろいろあって楽しいです。
本好きの方は、連れて帰りたい本が見つかって、
読みかけの本があるのに、購入し家で積読になることが多い
って聞きました。これが、本好きあるある

でも、私は読める範囲でしか買わないので積読がありません。
(もし、気になったらスマホにメモ登録しておいて後で読むようにします)
その場では、これプレゼントにいいかもと思って、
誰かのために購入することはあっても、
自分のためにはなかなか財布が開きません。

昔からそうでした。
おそらく、買えないのが当たり前で、我慢癖がついてしまっています。
これには、無駄買いをしなくて済むという長所もあるので、
分かっていてそのままにしていましたが、
その思考だと、我慢がデフォルトになってしまってよくない
という話を聞きました。

なるほど、一理あるかもしれない。
よしっ、今日は自分へのギフト選びをしてみよう。

結局、迷って買えない

大きな本屋を歩きます。
まずは、明るい絵本コーナーから。

絵本は好きですが、
仕事を離れたのと、子どもが大きくなったからなぁ。
あ、でもこの絵かわいいな。
絵本のサイズってどうしてこんなにバラバラなのかな。
一般家庭にはしまいにくいんだよな~。

児童書は子どものために見ることはありますが、
そもそも我が子はマンガ派もしくは、ゲームの攻略本派。
やっぱり、子どもはわかりやすくて実用的な方が好きなのよね~。

学習参考書をチラッとみて、どうせ息子はやらないからな。
ドラゴンとかポケモンとかで工夫されてるけど、ドリルはね。
そう思って、足早に次のコーナーへ。

英語の本は、自分でサクサク読めたらかっこいいなぁ。
そういえば私が高校生の頃、
英語の先生に薄い物語の本を借りたことあったなぁ。
あのぐらいなら、読めるかな。
いや、そもそも私はどこで英語を使うんだ?
……今じゃない。(でも手にとった)
海外製の本は紙質が違うんだよね~。日本のやつの方が好きだな。

マンガは、ワンピースの最新刊を待とう。うん。
3月7日らしい。

あっ、雑貨もある♪
絵本のモチーフのもの、最近増えたなぁ。
この前、図書館の人が胸につけていたバッチは、
ねずみくんのチョッキのガチャガチャって言ってたなぁ。
ガチャガチャコーナーも見て、次の場所へ。

芸術書か、デッサンの仕方。
カフェの料理とか料理をさっと描けるといい旅になるんだろうな。
ただ、買うほどではないかな。今は。

料理本、片付け本などの実用書は、これはネット検索で十分かな。
どうしてもっていうのは、うーん。ピンとこない。
占いか~、チラって見て、なるほどって閉じる。

スピリチュアル系も、おもしろいけど
言っていることは、思考は現実になる!って所とか
自分を信じて、宇宙に任せよう!って感じだもんな~。
もう知っている情報。

歴史は、正直観光名所をめぐるぐらいでいいかな。
地元情報くらいは、マメ知識として知っておくのもありか。
名古屋の本は、みそカツ、みそおでん、みそ煮込みうどん。
ちょっと紹介してみました。

パソコンスキル系は、ChatGPTの本増えたなぁ。
これは、やってみて遊ぶ方が楽しいけど、人の質問は参考になるかもな。
結局、今は質問力だよね。AIとは。
そのうち、それすら淘汰されそう。
人は楽ちんが好き。(もちろん私も)

ビジネス書も、今専業主婦だしな。
おもしろいけど、ちょっとお休み。
あ、文章術系は役立つかも?
いや、それよりもとにかく量を書けってね。

鉄道、生け花、動物、物理、介護、看護……ちょっとスルーかも。
あ、保育コーナーだ。懐かしいなぁ。
どうしてここは絵本みたいなエネルギーを発しているんだろうか。
最近、てぃ先生とかあきえ先生とかSNSから本を出す人多いな。

小説はちょっと気になる。
でも、読み始めたらこのnoteへのモチベーションが消えそう。
今はエッセイを書きつつ、自分の思考チェック中。

なんか、すでに満足したのでいいや。
うん。OK。
決めずに歩くと、いつもこうなってしまいます。
おそらく、店内を歩きすぎたのでしょう。
これはこれで、有意義な時間ですが
さまよって、いろいろな種類の本を見てしまったので、
頭がパンクしました。
よし、休憩。

この現象には、名前があった

1995年にコロンビア大学に所属するシーナ・アイエンガー教授により
行われた実験で「ジャムの法則」と言うものがあるそうです。
スーパーで、ジャムの試食を24種類バージョンと6種類バージョンで、お客さんに試してどちらが買ってくれたか?という実験です。
24種類もあったら自分にピッタリが見つかるかと思いきや、
迷いすぎて買わなかったそうです。

それ、私じゃん?
そう、いっぱいで疲れました。体感しました。
ただ、これはこれで、私は満足です。
買えなかっただけで。

そもそも我慢がデフォルトになってしまってよくない
という考え方が、私にはあっていないと気づきました。
今日は本をそこまで強く欲しい!って思っていなかったのでしょう。
ただの、自分実験時間。

だって、今や図書館に行かなくても電子書籍で借りれる時代。
今回は我慢したんじゃなくて、
迷っている状態をも楽しんだからそれでよしとします。
うん。やっぱり、私は私のままでよし。
それでいきます。
今回は、私の「ジャムの法則」の実験記録。

しまった!
こんなに長い文なのに、読者にメリットがない!
このタイトルで惹かれてしまうあなたに有益な情報はこれ?

迷ったら3つで考えよう!

「ジャムの法則」では、24種類と6種類で実験したそうですが、
ぶっちゃけ、人って6種類からも選びにくくありませんか?

実は、人は3種類ならパッと決断できるそうです。
① 松コース
② 竹コース
③ 梅コース
「この中でどれがいいですか?」
こんな感じ。
そして、なぜか人は真ん中を選びたがるそうです。
3つだと、迷うストレスもなく値段比較もしやすく、
自分にメリットのある丁度良いモノを選択するようです。

さぁ、この話を聞いた後で
買い物に行ってみると、
自分がいつの間にかそれを選ばされていることに気づくはず。
そんな自分に気づいて、おもしろがってみてください。
しまった!マーケティングにやられた!ってね。
そして、疑ってみてください。
この3つの選択肢は、はたしてすべてなのだろうか?って。
世の中には、優しさで3つに絞ってある場合と、
誘導で3つに絞ってある場合があるのでご注意を。

自分で決断する時は、3つに絞ってから決めるといい。
世の中の3つには、ちょっと要注意を。

それでは、みなさんも楽しい1日を過ごしてくださいね。

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