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変えられるのは、自分だけ。


大人になってからなぜか
「悩み、なさそうだね。」
ってよく言われるようになりました。

それは、いつもニコニコしているから。
楽に人生を歩んでいると思われるみたい。
(いや人生攻略本を読破しているだけ。
まだまだ、足りないって思っています)

とにかく、場を笑顔で乗り切るクセは、
大学の時の店頭販売のバイトで
鍛えられたように思います。
ニコニコしているだけで、売れた!

こんな体験をしたから、とにかく笑顔。
これをたやさないように過ごしています。

まぁ、そうはいっても私にだって
何だかんだあるわけです。
何だかんだを重く説明するのもできるし、
軽く流すのもできます。

重い内容ほど、最初は人前に出すのに
勇気がいります。
とくに、ずっと自分一人の心の中で
こじらさせ続けているような場合は。
私の場合は、涙とともに
もう出しちゃったので平気です。

それを知っているだけに、
まだ心の中で悶々としている人に出会うと
あぁ、解放してあげたいなと思います。
スッキリしてほしい。

ただ、
本人が出したくないなら無理強いはしない。
誰だって、墓場に持っていきたい秘密の
1つや2つあるはずだから。

想いをおくること

「笑う門には、福きたる。」
確かに、私にはぴったりな人生戦略でした。
でも、万人が笑いたいわけではないようです。
中には、むすっとしていたい人もいたり、
笑いよりも甘えを求めている子もいます。

私は、できることは1つだけ。
愛をおくること。
そのためには、今目の前にいる相手が
自分には、どう見えているか観察します。

「あっ、この人は元気いっぱいだなぁ。」
「あっ、この人は、何だか守ってあげないと。」
「あっ、この人には環境を整えてあげよう。」
「あっ、この人はやり抜ける力がある。」

大体こんなカテゴリーの4つの視点を使います。

・ やる気のある人(自分で進む力がある)
・ かわいい人(つい、世話を焼きたくなる)
・ 好奇心旺盛な人(いろいろ調べる力がある)
・ 達成する人(1つのことを夢中でやり遂げる)

自分から見える相手の姿は、
自分がつくり出している幻想です。
だから、この視点も真実ではありませんが
参考にはなると思います。

人間関係で大事なのは、
変人になりすぎないこと(笑)
ある程度合わせる力、調和が大事。

要するに、
やる気満々すぎてもうざいし、
かわいく頼られすぎてもうざいし、
好奇心ばかりでもこっちは興味ないし、
達成しすぎてもこちらと距離ができますから。
これの微調整です。

相手の距離と、私の距離のいい感じをつかむ。
変人に偏りすぎないこと。
(偏りすぎた場合、その分野の達人になるので
それをお互いが求めるならよい)

想いのおくりかた

相手と自分の距離がつかめたら、
どうやって、愛をおくるんだ?と
疑問が浮かびます。

まず相手が自立している人か依存している人か
つまり、大人か子どもかを見ます。
これは、経済的ではなく、精神的に。

私は、好奇心旺盛な子どもが基本の位置です。
だから、そこから相手を見がちなので
それも踏まえて相手と距離をつかみます。
(ここが、人それぞれ。自分を知ることが大事)

相手が、元気な方なら自分が大人になる必要があります。
この人は、自分のやる気を高めてくれる相手。
この人が欲しがっている愛情は、癒しのサポート。
あなたから見て何だか守ってあげたくなる人
との相性がいいので、紹介してみるのもあり。
これが、愛をおくるということ。

相手が、守ってあげたくなる人なら
自分はあえて子どもの立ち位置になる必要があります。
なぜなら、この人が子どもなので自分が大人だと依存します。
依存させずに、自立に導くためにはあえて頼みごとや
お手伝いをお願いしたり、相手のよい所を教えてあげます。
そうすることで、いい距離で付き合えます。
相手も、だんだんやれることが増えていき自信がつきます。
横並びの友だちの位置が程よい感じです。

相手が、好奇心旺盛な人なら自分も子どもになって
一緒に調べるといいでしょう。
ただし、相手の領域に踏み込まないように。
プライドがあるのでそれを踏みにじっちゃいけません。
ですが、好奇心が旺盛すぎてゴールを見失いがち。
ゴールを思い出せるように時々相手に教えて
あげるのがあなたの愛をおくる役目です。
あくまで、サポート。

相手が、達成する人なら自分も同じ目標に向かって
走るいいライバルぐらいな位置を目指すといいでしょう。
自分はいけないけど、あなたはそこまで、
極められるんだ!と尊敬できるはず。
尊敬されて嬉しくない人はいません。
この人へは賞賛をおくるのがいい感じです。

こんな感じで、自分ができることを
相手にあわせて考えていきます。

親として、妻としてできること

さっきの、4タイプで考えると
我が子と親である私との関係や
夫と妻である私との関係も考えられます。

子どもに対しての私の役目は、自立のサポート。
それが愛をおくること。
だから、守ってあげたくなる長男にはお手伝いを、
いろいろ興味がわいてくる次男にはゴール設定を
やってあげるとうまくいくでしょう。

夫に対しての私の役目は、日々のサポート。
それが愛をおくること。
だから、1つの道に集中しがちな夫には
できるあなたはすごい!って尊敬の念を
おくるとうまくいくでしょう。

「言うは易く行うは難し」といいます。
そうです。
そうなんです。
だけど、こうやって書いたからには
愛をおくりたくなってきました。

変えられるのは、自分だけ


私は、今こんな感じで自分や人をとらえています。
(占星術のエレメントや人間関係のマトリックスなどから)

4つのタイプと大人と子ども

出会う時期や、自分の成長によって
この場所は変化しますが、
人はすべての力をもっています。
だから、できることは
相手によってうまく微調整すること。

相手を変えようとせず、私が変わろうとする。
それだけで、何でもうまくまわる気がします。

カメレオンのように、自分を変化させながら。
俳優のように、いろいろな自分を楽しみながら。
「笑う門には、福きたる。」も活かしながら。

やってみせ 言って聞かせて させてみて
誉めてやらねば 人は動かじ

話し合い 耳を傾け 承認し
任せてやらねば 人は育たず

やっている姿を 感謝で見守って
信頼せねば 人は実らず

山本五十六の言葉


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