預金残高5,000円から3年間で23区に一軒家を買った人のお金の話〜ふるさと納税編〜

こにゃにゃちわ。お金が大好きなシステムエンジニアのえびなです。
このシリーズでは、「ライフデトックス」と言って

・難しいお金の勉強は不要
・しかも、生活レベルを極力変えない
・でも、生活にはびこるムダだけを削ぎ落とす

というコンセプトでこのシリーズの記事を書いています。
今回は「ふるさと納税」についてです。
今回の記事では、以下の目次で話します。

(0).  はじめに

この記事を通じて、ふるさと納税が「どれだけお得」な仕組みかを理解していただき、今までやってなかった人も「今年から始めよう!」となってくれたら幸いです。
そういうわけで、この記事は以下のいずれかに当てはまる人が対象です。

・生活費を少しの手間でグッと安くしたい人
・「ふるさと納税」についてイマイチよくわかっていない人
・すでに「ふるさと納税」やってるけど、より良いやり方を知りたい人

ではでは、本編に入っていきます。

(1).  「ふるさと納税」の仕組みをざっくり解説

※ この章はふるさと納税をご存知の方は読み飛ばし推奨です。
※ わかりやすさ重視のため、厳密には若干異なる部分があるかもですが、ふるさと納税をやる上では特に影響ないので、ご安心ください。

まず、「ふるさと納税」を一言で説明すると、
「税金(住民税や所得税)の一部を本来自分が払う自治体Aとは、別の自治体Bに払うことで、自治体Bからお礼の品がもらえる制度」です。

つまり、「ふるさと納税」を活用すれば、タダ同然で色々なものがもらえるというわけです。

ただし、「ふるさと納税」には以下のようなルールがあります。

ルール1. 翌年分の税金を「前払い」する
そのため、ふるさと納税による節約効果は、翌年に出ます。
(ex.年末調整が上がる、引かれる住民税が下がる)
→ 最初に始める年は、負担が多くなります

ルール2. 前払いできる税金には「上限」がある

所得に応じて使える金額が異なります。目安については、こちら参照。
見てもらうとわかりますが、収入が多い人ほど効果の高い仕組みなんです。

ちなみに、基準となる所得は「今年の」ですので、正確な金額を知るには年末に発行される今年の「源泉徴収票」が必要です。
自分がいくら使えるかは、シミュレーションサイトでみてください。
※ お手元に「源泉徴収票」の情報がわかるものをご用意ください。

ルール3. 2000円の利用料がかかる

前述のシミュレーションサイト等で出てきた金額の満額をふるさと納税したとしても、翌年値引かれる or 返ってくる金額は、その金額から2000円引かれる金額となります。
なので、「上限金額」に関係なく、全員一律で2000円利用料がかかると思ってください。

ルール4. お礼の品は払った金額の30%相当が目安

1万円払ったら1万円分もらえるかというとそうではありません。
30%程度が返戻率の目安として決められています。(厳密ではないですが

ルール5. 期間は1/1 〜 12/31
よく間違えやすかったりしますが、年度ではなくです。
なので、2020年分のふるさと納税は、2020/12/31までに自治体側で決済されたよと認められる必要があります。
使える枠が余っても翌年には繰り越せないので、ご注意ください。
(早めにやっておくことをオススメします。)

といった感じです。
もう少しちゃんと知りたい方は、こちらを参照してください。

(2). 「ふるさと納税」は実際どれぐらい手間がかかるのか

(1)で、「やったほうがいいじゃん!」って思っていただいた方もいるかと思います。
「ふるさと納税」で必要になる手続きは、以下のいずれかです。

・ワンストップ特例申請
・確定申告

ワンストップ特例申請は特にオススメで、5自治体以下への納税であれば、
ふるさと納税後に送られてくる専用の紙に住所やマイナンバーなどを記入して「身分証等のコピー」を添えて郵送するだけです。
ちなみに、年始早々に必着になってたりするので、年末はギリギリは利用しないが吉です。
ワンストップ特例については、こちらのサイトがわかりやすいです。

なお、6自治体以上に納税する場合は、必然的に確定申告になります。
納税証を保管する必要があったりして正直少々面倒ですが、数万円の価値がやるので嫌でもやるようになります。

(3). えびな流オススメの「ふるさと納税」サイトと買い方

ここまでは、仕組みについて解説しました。ここからが実践編です。
これから紹介するのはあくまで「えびなのやり方」ですので、一つの参考にしてください。

<オススメのふるさと納税サイト>
えびなはズバリ「楽天市場」を使っています。
えびなが楽天市場を選ぶ理由は、「圧倒的なポイント還元率」です。

・通常1%ポイント還元
・楽天市場のアプリを使うと、+0.5%
・楽天カードで決済すると、さらに+2%
・0 or 5がつく日は、+2%
 → 楽天カードを作るだけで、5.5% 獲得できる

例えば3万円使ったら、1,650円分ポイントもらえるわけですからね。
上述の利用料を回収する勢いだと思いません?
ということで、品揃えNo.1なら「ふるさとチョイス」なのですが、
えびな流は「コスパ」も求めているので、「楽天市場」を採用しています。

ちなみに、上記の他にも以下のような制度があり、ポイントがさらにたまりやすかったりします。
(えびなは楽天銀行と楽天証券もやっており、常時5.5%です)

・イーグルス、ヴィッセル、バルセロナが勝った翌日は、それぞれ+1%
・その他楽天サービスを使っていると、条件に応じて、+0.5%〜

<オススメの買い方(購入タイミング)>
正直ここからの話はほぼほぼ「楽天市場」のテクニックなのですが。。。
楽天市場は毎月10日前後の1週間で「買い回り」をやっており、この時が購入のチャンスです。

「買い回り」とは

・1店舗(ただし、1000円以上)で購入すると、ポイント+1%
・2店舗なら、+2%
・3店舗なら、+3%
...

となる制度のことです。例えば、期間中に3店舗買ったら
3店舗分全部の金額に対して、+3%のポイント還元がされます。(ここ大事)
なので、この期間にまとめてふるさと納税をやるようにしています。

まとめると、以下をやることで10倍ポイントとかを実現しています。

・「買い回り」期間内
・楽天カードを持っている人は、さらに期間中の0か5がつく日
・複数の自治体に一気に納税

<余談:溜まったポイントの使い道>
余談ですが、溜まったポイントの半分近くは「期間限定ポイント」と呼ばれる翌月に使わなきゃいけないポイントだったりします。
そこで、えびな家で実際にそのポイントをどう使っているかを紹介します。

やり方1:楽天ペイ
コンビニのちょこちょこ購入を実質無料化しています。
あんまりにも溜まった時は飲み会で立て替えて錬金術しています。

やり方2:楽天デリバリー
これは家族向けですが、休日などに出前取ってまとめてポイント消費しています。
ちなみに100ポイント単位しか使えないので、余った端数は次回の買い物の時に100円単位でキリが良くなるようにしています。

(4). えびな家リピート中の「ふるさと納税」商品

えびな家では、「豚肉」と「お米」をふるさと納税でまかなっています。
我が家で実際に買ってみてよかった商品を紹介します。
(※ごめんなさい。ラインナップが完全にファミリー向けです)

豚肉:都城産バイオ茶ポーク3.4kgセット 15,000円(宮崎県都城市)
ふるさと納税の豚肉って結構ピンキリで場所によっては、
「こんな端きれよこしやがって!!」ってなるところもあるので、本当に気をつけてください。
豚肉のふるさと納税品にしては割高なのですが、クオリティは確かで美味しいです。(量も結構多いですけどね。。。)

米:鳥取県産無洗米コシヒカリ 15kg 20,000円(鳥取県)
お米はやっぱり無洗米です。炊く時の大変さとかも段違いです。
米の種類は色々試しましたが、我が家はコシヒカリ一択でした。
お米の種類についてはこちらのページのチャートも参考にしてください。

以上です。いかがでしたでしょうか。
よければ素敵な「節税」ライフを送ってみてください!

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