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#02 食事計画:子どもたちの状態把握

こんにちは!こどもSHOKUデザイン(@kodomo_shoku)です。

保育園栄養士の必要なスキルである献立作成
日々の業務で実践できるノウハウを『保育園給食 献立作成のいろは』として書いています。

第1回目では、献立作成の基本として全体の流れをお伝えしました。

第2回目からは以下の献立作成の流れにそって、手順や配慮したいポイントなど保育園での経験をもとに書いていきたいと思います。

今回は、実際に献立作成をはじめる前段階や見直し時に必要となる子どもたちの状態把握についてお伝えしていきます。

「子どもたちの状態把握ってどんなことをしたらいいんだろう」
「保育園での栄養アセスメントってイメージがつかない…」
こんな悩みを感じたことはないでしょうか?

実はこの悩みは、わたしが保育園で働きはじめたときに思ったことです。

臨床現場での栄養アセスメントは、学校でも勉強したし、実習も行ったのでなんとなく理解はしていたのですが…。
保育園に特化した内容は、さらっと乳幼児期の栄養管理を学んだくらいで、よくわかりませんでした。

そんな0からスタートしたわたしが、保育園での現場を通して感じた子どもたちの状態把握が必要な理由と観点について説明していきます。

同じような悩みを持っている方が、今感じている疑問を少しでも解消して、日々の業務に活かしていただけたら嬉しいです。

子どもたちの状態把握が必要な理由って?

保育園では、子どもたちの発育・発達状況や栄養状態、家庭での様子などを把握したうえで、食事計画を立案し、それにもとづいた食事を提供することで栄養管理を行います。

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