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エッセイ (本を読む)


頬杖は 歩くpaceに 休むspace  


以前、紙の本を開いてるときに、ふと思った。
このページの連なりが、まるで山の地層の一層一層のようだなぁって。

本は四角い。
けれど円を描くようにひらいてみると、お山のような形にもなる。
ふもとから一歩一歩、かばんをしょって登山靴を履いて歩いているひとりのひとが思い浮かんだ。ときどきある、イメージのイラストのことだ。

それから数年がたち、こうしてnoteを書いたりしてるうちに思い出した。
8月下旬、短歌にしてみようと試みるも、字数や語感、リズムやイメージなどがなかなかあわない。(こういうときは焦ってもだめだ。待とう。)

数日たっても、しっくりこない。

次に、短歌からはなれてみて、みじかいことばにととのえてみる。

(冒頭のことばです)

視点をかえて、別のことも考えてみる。

歌という字は、どこかしら(欠けてるようなとこ)と、ちいさーなふたつの、にかッッ!!(可)が組み合わさってできている。(じぶん解釈)

ちいさくても、できることを一歩ずつといわれているような気がした。

このnoteもあと少しで早や2年が経とうとしている。

なんどとなくタチドマッテハ、また歩き、歩いては、またタチドマリ。
最初の頃から、読んでくださっている方々、またどこかの地点からご一緒してくださっている方々がおられるおかげで、ここまで描き続けてこられました。どうもありがとうございます。

ひとりひとりのお山から見える景色はちがうもの。
けれど、ひとときでも、麓や峠や尾根であいさつをかわし、道々の野山の風景を眺められたのならうれしいなと思います。

秋から始めたこのnote。
本が好き、絵が好き、ごはんが好き。
読書の秋、芸術の秋、食べすぎの秋。

(ずこっ)

原点回帰といきまする。


さくら色 きいろの葉っぱ これもまた





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