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こどものネフローゼ症候群について

ネフローゼ症候群は腎臓の病気です。
今日はこどものネフローゼ症候群についてお伝えします。

★原因
小児ネフローゼ症候群の約90%は原因不明の特発性ネフローゼ症候群です。
腎臓の糸球体基底膜と呼ばれる部分の異常により起こります。
その結果、血液中のたんぱく質が尿中に大量に漏れてしまい、尿に大量のたんぱく質が漏れて、血中のたんぱく質が減少した状態をきたし、むくみが出ます。

★症状
こどものむくみに気づいた家族が発見することが多いです。
むくみはまぶたやすねにみられやすいです。
腹痛・吐き気・下痢や多呼吸、場合によって激しい腹痛・顔面蒼白・血圧低下が起こることもあります。

★検査
血液検査や尿検査で診断します。

★治療
特発性ネフローゼ症候群の初発時の第一選択はステロイド薬です。
1か月服薬することで約80%が寛解します。(たんぱく尿がみられなくなります)
そのうち半数が6か月以内に2回以上再発する頻回再発型ネフローゼ症候群を呈します。

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