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読み聞かせボランティアの勉強会

絵本をともにする歓びを子どもと分かちあう

 今日は所属する読み聞かせボランティアの会の勉強会でした。
講師としてお招きしたのは家庭文庫どんぐり小屋のクーさん。

120分みっちりと、ボランティアのこと、選書を知る、子どもを知る、
自分を知る。大事な”知る”について聞くことで、それぞれ新しく入会した人も、長年いる人も、中堅クラスも響くことがあったと思います。

 うちの会では、必ず年に一回勉強会を続けています。
その一回という時間のなかでも、毎回自分が新しくなる感覚を持ちます。
原点に立ち返るきっかけは必要ですね。
なんのために読むのか、誰のために読むのか、どうして読むのか。
常に問い続けていたいです。

 それにしても、相変わらず凄かったなぁ。さすがです♡

絵本の読み比べ

今日の読み比べはこの2冊


《左》 ロシアの昔話
きつねとうさぎ
F・ヤールブソワ=絵
Y・ノルシュテイン= 構成
こじまひろこ 訳
《右》 もりのともだち
マーシャ・ブラウン 作
やぎた よしこ 訳
冨山房

3グループに分かれて、読み聞かせを聞いたあとに意見交換。
低学年に読むなら、あなたはどっち?


この本では読み比べてはいませんが、おなじロシアの昔話でこちらもあります。

うさぎとおんどりときつね
レーベデフ 文・絵
うちだりさこ 訳
岩波の子どもの本
岩波書店

同じタイトル、同じ内容。全部目の前に置いて読んでみて向き合ってみると
それぞれの本の特徴が見えてきます。
同じ内容で絵も、文章、場面の選び方、登場人物たちの構図、目線ひとつで
こんなに違ってくるのかと。

読み比べ、一度お試しください。

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