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40歳目前で人生迷子!POSIWILL CAREEAで得たこと⑤~まとめ・新たな旅立ち~

10回の面談が終了した。
お正月休みを挟んだこともあり、3が月弱の旅であった。

目標とそこに向けた歩みのまとめ

初回面談で設定した目標は以下の通り。
■自己受容し、自分を大切にできるようになる
■デイリーワークに取り組み、成功体験を積む
■自分の気持ちを認識する
■自分が前向きに取り組める仕事を言語化し、転職する

自己受容
→→→
セルフ・コンパッションの知識を得たのが大きかった。
自分自身に思いやりを向け、必要以上に自分を責めることが少なくなった。

デイリーワークに取り組み、成功体験を積む
→→→ 
起こった事象について、自分なりに得た知識で対処した。
小さな変化、気づきをこつこつと積み上げ、クレーム対応も冷静に取り組むことができた。
また永井さんからは面談の最終回、出された課題は必ずやってきたとフィードバックをもらった。
課題に挑戦してみてやっぱり無理だったということはあったけど、必ず取り組んでみたと。
自分からしてみたら、出された課題をやることは当たり前だと思っていた。
だがそうではない。取り組み続けたということに自信をもっていいのだろう。

自分の気持ちを認識する
→→→
まずは裁判官や妨害者など、自分の状況を客観視できたこと。
そしてチャットでの自身の気づきを永井さんと共有したこと。
毎回本当に長文になってしまった。それを読みコメントしてくださった永井さんには本当に感謝である。
重ねて、10回の面談でのやりとり。
最初の方は言葉が出てこず、頭を抱えて沈黙してしまうことがしばしばあった。永井さんは黙ってそれを待ってくれることもあったし、つたない言葉を拾い集め、自己への理解を深めてくれた。
転職エージェントとの面談の際、自分の言葉で話すことができるようになったというのは目に見える進歩であろう。

■自分が前向きに取り組める仕事を言語化し、転職する
→→→
正直なところ、ここは未達に終わった。
自己受容が高まった今だからこそさらに進めると思う。

ずっとずっと霧の中を歩んできたが、振り返ってみれば一本道であった。

トレーナーは何かしてくれるわけではない。マリオネットのように「ハイ、右手挙げて!次、左!」と直接私を操縦することはない。
しかし推薦図書を通じ思考を深める手助けをしてくれ、また自らの意思を発信するサポートをしてくれる。やるのも取り組むのも自分次第。
そして、卒業後も進化を続けられる環境を作ってくれる。
そうか。これが「伴走」なのか。

3回目の面談を終えた後、朝の通勤時に会社まで歩いていた際に、突如空から降ってきた気づき。ここから私はトレーニングに向かう姿勢が変わった。

申込みをした当初は「伴走」という意味がいまいちよくわからなかった。
誤解を招くような言い方ではあるが、トレーナーの方は何かしてくれるわけではない。
自身に代わって決断をしてくれるわけでもない。
一歩一歩、足を進めるのは自分自身。
でも、立ち止まりそうになると背中を押してくれる。
歩むべき道から逸れそうになると『こっちですよ』と引き戻してくれる。
ゴールまでの道のりを一緒に歩んでくれる。そんな存在であった。

年齢を重ねた時こそ、人生の棚おろしが必要

40年近く生きていると、良くも悪くも人生の色んなことが分かってくる。
「まあこんなものだよね。」色々折り合いをつけてしまう。
そして、20代の方と比べれば人生積み重ねてきた物ももちろん多い。
ただ、それらをきちんと整理できているだろうか。
こんなものだよねと考えているものが実は認知の癖であったり、また、仕事で何も成果を出していないと思っていても、しっかり考えて取り組んでいる事も多いことにも気づかされる。
整理できている状態とは「客観視できていること」だと思う。
この客観視というものはなかなか一人ではできない。年齢を重ね、思考が凝り固まれば凝り固まるほど。
だからこそ他者の力を借りたコーチングやカウンセリングが必要になってくる。
POSIWILL CAREERは「若い人向けのサービス」そう思わず、ぜひチャレンジしてみてほしい。
扉を開けてみると今まで知らなかった世界を見ることができる。
そんな体験を多くの人にしてもらいたいと思う。

卒業そして新たな旅へ

面談の9回目、7冊目に紹介された本がこちら。

面談の中でも成人発達理論について、永井さんは何度もお話をしてくださり興味を持っていた。
この本では、ある女性社員の物語を通して成人の発達プロセスについて優しく学べることができる。
読書も終盤にさしかかりある文章を読んだ際、雷に打たれたような衝撃をうけた。

かつての私は、何の方針も主張もなく生きていた。他の人からの評価や世間の常識に合わせ、平穏無事に日々を生き延びることがすべてだった。
ある日、それでは人生が立ち行かなくなりはじめた。いや、自分がそれに耐えられなくなった。自分の心に正直にならないではいられなくなった。つまり心が成長してしまった。
(中略)
「本当に納得がいく自分の理念というか、方針や自分の軸みたいなものを持ちたくて勉強しないではいられないんです。今、いろんなことを学んでいます」

リーダーシップに出会う瞬間 成人発達理論による自己成長のプロセス

私も心が成長してしまった。

発達を生み出す真の力は外発的なものではなく、私たちの内側にある。
主人公には「さらなる発達に向けた止むに止まれぬ内側の衝動が芽生えている」と本書では解説されている。
そう、まさしくそうである。
もっと成長したい。もっと学びたい。
内側から激しい衝動が私にも湧き上がってきた。

そこで私は人生伴走プランという1年間のさらなるサポートを申し込みした。この1年間のプランを申し込んだ主な理由は2つ。

  1. どういう状態だとより心地いいのか理解を深める

  2. 教養としての成人発達理論を学びたい

1番目については先のプランではやりきれなかった課題。
私の場合この3か月の間、とにかく認知の歪みを治すこと、自己受容を高めること。それで精一杯であった。
視界がクリアになった今、自分がどういう状態だと良いのか、どうありたいのか。そこをもっと認識できるようになりたいと思った。
そしてそこを理解した上で、新たなる職場で充実した人生を歩みたい。

2番目については、知的好奇心がとても刺激された。成人発達理論という学問があるということは全く知らなかった。
私はキャリアカウンセラーになりたいというわけではないので教養として学び、自己の成長につなげたいと考えた。
新たなことを学べる楽しさが久しぶりにあった。
しかし申し込んでから少し経った後、机上で学ぶのは面白いがこれを実践するのは地獄である、と頭をかすめたのは非常に私らしい(笑)

己と向き合うことの楽しさがある一方、また苦しみや絶望を味わうこともあるだろう。でも1年後が楽しみ。
そんなワクワクは今までなかった。
大人もいくつになっても成長できる。

新しい旅がまた始まる。


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■お世話になっているポジウィル・トレーナーの永井さん


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