見出し画像

#シロクマ文芸部「春と風」

春と風が喧嘩した。春はそっぽを向き、村は夏、秋、冬の三季になってしまった。春がなくなり、少しすると村から桜やさくらんぼがなくなってしまった。このままでは困るということで村長が貢物を持て春を説得に行った。しかし、春は「君たちが、花粉症で苦しんじゃうから、、、だから、風を許しちゃいけないんだ!」と風の話題を出すと聞く耳を持たなかった。仲直りして欲しいのだが、言っていることは事実で、春と風が合わされば花粉がやってきてしまう。そこで、誰かが、3月に凧揚げをすればいいんじゃない?と言った。根本的な解決にはならないが、花粉は大丈夫だとアピールして春を戻す口実にはちょうどいい。すぐに凧揚げの準備をし、春に「1回だけでいいから」と村にきてもらった。春は風を見ると嫌な顔を
したが、なんとかなだめその場は収めた。そして、すぐに凧揚げを開始し、春に花粉なんてへっちゃらだよ。とアピールをしたが、春が戻るのを渋ったので、薬もあるから、大丈夫だよ。と食い気味に言うと「そこまで言うなら、、、」と戻ってくれた。
数年後、その村は桜の名所となったらしい。

了(465字)



シロクマ文芸部さんです。全然投稿できてなくてすみません。
以下、言い訳です。ここ最近仕事の方が忙しすぎて家に仕事持ち帰るレベルでした。その上、とある試験が来週ありまして、それに向けた勉強もしなければならなかったんです。すみません。
勉強してきます。
では!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?