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不動産テック2020年振返り、不動産業界※主に賃貸仲介・管理 上半期

こんにちは、いえらぶGROUPの小玉です。note放置していたツッコミもらったので、簡単なまとめから発信してみます。3%ぐらいの方に刺さればと。

2020年はコロナの影響も大きく、不動産テック・不動産DXも色々と注目され、従来からの業務支援システムがクラウド・SaaSへの移行、導入が推進され、更にRPA・OCRの活用、電子契約への準備の年になりました。

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私も不動産テック業界に身を置き、1年半やっと業界がどんな物か少し見えてきた所で、不動産業界の主に賃貸仲介・管理界隈のニュース振返りまとめをしておこうと思います。※主に全賃新聞さんと弊社ニュースリリースより

1月 毎年恒例のランキング

2020年 賃貸仲介件数ランキング
店舗戦略とIT強化の相乗効果で成約伸ばす
大東建託グループ(大東建託リーシング、ハウスコム含む)
代表:小林 克満 社長 東京都港区

仲介件数 23万3277件 去年仲介件数 22万2554件 店舗数 418店(+14)前年より約1万件増加。店舗網の拡大が寄与。子会社の大東建託リーシングが他社管理物件の仲介も始めた効果もプラスに働いた。

→圧倒的ですね、2.3位足した規模、流石です。

・マイナビ賃貸さんが撤退発表(寂しい)家主ナビ に注力

・仲介手数料裁判0.5カ月上限、大手フローの見直しへ

・OYO LIFE 拡大路線から質重視へ

いえらぶニュースリリースは7本ありました。

いえらぶとアニスピホールディングスが連携して 「いぬらぶ・ねこらぶbyわおん」サイトをリリース 企画から関わって思い入れありますね。

2月 業界全体に変化の圧力が

・大和リビングAIスピーカー30万戸導入、レオパは1万戸にIoT

・スルガ銀行投資用不動産ローン再開、審査は厳しく

サブリース問題、改善に向けて色んな動きが活発になってきました。

いえらぶニュースリリースは3本ありました。

管理機能のパッケージプランの新聞掲載※リリースこちら や、賃貸管理からライフライン取次までワンストップ提供!1,000社以上の賃貸管理会社が使う「らくらく賃貸管理(らくちん)」が機能アップデート

3月 コロナ禍の始まり

コロナ対策・対応が本格化して来ました。

・新型コロナ、感染対策に「非対面仲介」LIEFULL・いえらぶ他

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ポータルが無償提供
 ポータルサイト運営会社もウェブ上での賃貸仲介をサポートする施策を打ちだした。 LIFULL(ライフル:東京都千代田区)は5日、加盟する不動産会社向けにテレビ会議システムを活用した『オンライン相談』『オンライン物件見学』『IT重説』の無償提供を開始。利用上限などは設けていない。新規で利用する不動産会社が対象で、期間は5月末までを予定。 いえらぶGROUP(東京都新宿区)は3日、リモートでの住まい探しを支援する『WEB接客』機能を無償提供することを発表した。対象は新規で同サービスを利用する不動産会社。オンライン内見やIT重説ができる機能を持ち、自宅にいながら部屋探しから契約までを行えるようサポートする。

コロナ禍 賃貸市場も大打撃

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、賃貸住宅業界を揺さぶっている。業界内でも、目立って打撃を受けているのがマンスリー事業だ。大手のリブ・マックス(東京都港区)では、4~6月分の利用予約のキャンセルが相次ぎ、額にして1億円弱に及んでいる。理由は感染対策の一環で新入社員研修や出張を中止する企業が増えているためだ。同様の話は同業者からも聞こえてくる。現場の声をリポートする。マンスリー予約取消 相次ぐ・・・

いえらぶニュースリリースは8本ありました。

更なる業務効率化の基盤となるべく、 国内初!RPAのリーディングカンパニー・UiPath社製品を用いた不動産業務支援サービス提供開始 しました!

4月 緊急事態宣言

緊急事態宣言、「店舗営業続行」を模索

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大手と中小、東京と地方で対応様々、色々な工夫がされて行きました。

駐車場や、時間貸しにも大きな影響が出始め、管理業務が在宅業務へ。

地場大手管理、全国47社調査 全社が店舗営業を継続

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いえらぶニュースリリースはなんと12本ありました。

全国の不動産会社を全力応援!新型コロナウイルスの感染拡大を受け、不動産情報サイト「いえらぶ」への情報掲載を無償提供開始 や、RPAらくらくロボシリーズのリリースと盛りだくさんで、コロナ禍の不動産業界でのDX支援を最大注力していました。

5月 新しい生活様式

地場大手「IT化」加速 アフター・コロナの営業体制について地場大手会社から「引き続き業務のオンライン化を進めたい」という声が目立ってきている。各社の詳しい戦略をまとめると、おおむね次の4つに分けられる。それが「DX(デジタルトランスフォーメンション)の推進」「ビデオ通話を使った接客・手続きの強化」「スマートロックの設置」「ポータルサイトの物件掲載ページの充実」だ。

コロナ禍でも底堅い不動産業界で、DXの推進・様々な対策、対応が動き始めたと実感しました。

いえらぶニュースリリースは9本ありました。

協業先とのウェビナー開催やキャンペーンの実施、RPAらくらくロボシリーズを立て続けにリリースしました。

6月 非対面接客、都心集中揺らぐ

非対面接客「不便なし」 賃貸仲介のオンライン対応が定着しつつある。地場大手各社のアフター・コロナ戦略でIT化が顕著だ。導入に積極的な会社を取材する中で見えてきたのは、ビデオ通話アプリを使った「接客」「内見」の2つに、今後の仲介件数を増やす上で武器に変わる可能性があることだ。一方、機材の準備が必要な「セルフ内見」は、手間とコストがかかるため、どの程度浸透するかは不透明な部分も残る。
コロナで変わる住まい選び 揺らぎ始めた「都心集中」 新型コロナウイルスの感染拡大は「部屋探し」の場面でも常識を変えようとしている。これまで重視されてきた「都心部へのアクセスの良さ」という住まい選びの条件が、一部の層で必須ではなくなってきた。テレワークの継続やコロナ不況にともなう収入減を機に、郊外物件に「住みやすさ」「低賃料」などを求める人が現れ始めたからだ。まだ大きな傾向とは言えないが、こうした小さな変化の芽を捉える意味は大きい。

まだまだ数年は必要とされていた、不動産テックが一気に進み始めた2020年の上半期、そしてリモートワークの浸透で住まい選びにも変化が表れてきました。この流れが一過性のものなのかどうが、下期もまとめてみたい思います。

いえらぶニュースリリースは10本ありました。※上半期で49本!!

引き続き、RPAリリースやウェビナー開催、そして”いえらぶだからこそ”の賃貸仲介から賃貸管理まで行う総合不動産会社向けに、業務をウェブ一元化できる垂直統合型パッケージサービスを提供開始! 不動産業界特化のバーティカルSaaSの真骨頂だと思っております。また思い出深い案件としては、VTuber富士葵さんといえらぶ君がコラボ!不動産業界のDXを応援!RPAらくらくロボをグッテレ内で紹介します! ※いえらぶロボが頑張ってます!

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下半期も色々なことがあったので、何をまとめようか迷っていますが、2020年の内には公開出来ればと、ではまた。

追記:下半期はこちら https://note.com/kodamark/n/n0f871e698884

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