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コンクリートジャングルで作られるSAKE

こんにちは!!
JapanesSAKEリーマンの児玉純一です♪

以前、日本酒造りで大事なものは水と書きました。

日本酒の80%は水といわれるくらい大事なものになってきます。
そのこともあり、日本酒造りが有名なところは山溶け水や湧き水などきれいな水源が十分にある地域が多いです。
その中で、そんなセオリーを覆す酒蔵があるとお聞きしました。
今日はお水とは無縁の東京で作られた日本酒「江戸開城」とそれを作っている「東京港醸造」について書いていきたいと思います。

東京港醸造のチャレンジ

<東京港醸造>の前身は、江戸時代の造り酒屋<若松屋>。幕末期にこの<若松屋>を特に贔屓にしていたのは、近所に上屋敷を構えていた薩摩藩でした。薩摩藩の出入り商人として認められていた<若松屋>は、芋焼酎や濁り酒を製造して納めていたといいます。
当時の<若松屋>は二十三軒間口の大屋敷で、居酒屋部分と酒蔵部分、それに特別な要人を接待するための奥座敷が設けられており、時にこの奥座敷は密会にも利用されたといわれています。かの西郷隆盛も寝泊りによく利用していたのだそうです。
当時は有名人御用達のお酒屋さんでした。
しかし、明治維新後、若松屋の経営陣がことごとく倒れ、酒造業を廃業しました。
酒造業の幕を降ろした<若松屋>でしたが、平成28年(2016年)、歴史を紡いでいきたい!という思いを抱いた七代目齊藤俊一さんによって<東京港醸造>と名前を変えて100年の時を超えて再興を果たしました。

都心で作る魅力とは?

「朝搾り」というのを考えているとのこと。朝搾った日本酒が夕方にはカウンターの上にのっている。この街の隣りには麻布や六本木がある。この地の利を活かして効率よくお客さまに、その日に搾ったお酒を直接お届けすることができるのではないかと思っているそうです。

まとめ

東京での酒造は東京らしく変化のあるあじを作っていく!!
これが「東京港醸造」のモットーだそうです(*^▽^*)
東京という決して恵まれた環境ではない中で昔ながらの伝統を守る姿にとても感動しました!!
「東京港醸造」が作る江戸開城は飲んでみたいものです!!
感動をありがとうございました!!

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