見出し画像

クマビの通信教育★芸大美大受験 /図画工作 /油絵/水彩/デッサン★


これまで個人的な要望を受けた時に個々に対応していた通信教育を本格的に始めます。
日本中から進路指導や問い合わせを頂きますが、より日本中のコアなクマビファンの皆さんのお役に立てると幸いです。
芸大美大受験生は勿論、これまでにも問い合わせの多い芸大美大生。 毎年1人は来る就職に懸念のある東京芸大の学生、その他美大生、又、社会人でプロになりたい方。 勿論趣味で習いたい方、お子さんに技術指導を受けさせるなどのご要望にお応えします。
進路の相談については今まで通り無料で行います。
通信教育では指導を行います。

目的

芸大美大受験
芸大美大生の基礎力強化
趣味
プロのデッサン力養成


通信教育の問題

通信教育を行うにあたり一番の心配は、受講される皆さんがご自宅で制作に集中して手が進むか?です。
通信教育を行う会社の中には殆どの人が手が進まないことを見越して、まとめて教材を買わせて収益を上げる所もあります。
クマビはそのような状況を避けるために受講料を毎回、又は毎月のお支払にします。※現行制度では受講料のルールが変わっています。基本的に年間のお支払いです。単発で受講も可能です。(2022年)
少し受講してみて、違うようであれば辞めてみても良いと思います。
クマビから辞めないように強く言ったり、引き止めることはしません。
勿論、長くご利用頂けることが一番ですがやってみなければわからないものです。
自宅学習を続けるために

自宅で作業を進めるために大切なことがいくつかあります。
それは
1. 脳に毎日(又は週に3日程度)の描くことの刷り込みから始めること。
2. 毎日できるくらいに簡単なことから取り組むこと。
3. 継続することで成果の上がる内容であること。
4. ①の日は家族や仕事モード、お休みモードの頭をリセットして絵のモードに切り替えること。
5. ①の日は必ず紙がキャンバスに手で触れて筆か鉛筆を握り、しばらく持つこと。

通信教育の背景

日本の美術は「自由にのびのび」のリベラルアートと「上手」を目指す技術が混同され、様々な誤解が生まれています。 「自由にのびのび」と「上手」は本来完全にすみ分けるものです。 簡単に言えば職人になるには技法の習得は不可欠。 デザイナーだとか、アニメーターだとか、画家だとか、何でも技術を要するものは必然的に訓練が必要です。 そしてこれらは未来永劫無くなりません。 西洋ではそもそも伝統と絶対的権威に守られたアカデミズム、つまり徹底した職人技としての「上手」がありました。 元々あったそれはあまりにも強すぎるもの。 強すぎるあまりにそれに対抗する必要があり、多くの意味を持って生まれたのがリベラルアート、教養、つまり「自由にのびのび」です。 当時問題になったのは西洋の大工に弟子入りしている小さな子供でした。 小さな頃から限られた職人技しかやらせてもらえない。 そのような境遇にある子を見ながら、もっと色んな経験をさせ、色んな感覚を刺激したいとの思いが募り、発達心理学などの研究が盛んになり、学校教育で「自由にのびのび」させようと考えたのが始まりです。
日本には絶対的な「上手」がない状態で「自由にのびのび」だけが西洋から輸入されてしまいました。 明治時代以降次第にリベラル志向は強まり、現在では伝統や絶対的権威に対する問題意識は全くなくなりました。 縛りや軋轢などの懸念の全くない状態で、学校教育を通じて「自由にのびのび」が日本人に教育されてしまうので、現代の日本人の美術に対する認識は何のための自由で、のびのびなのか、何故美術が技法を教えないのかが、誰にもよくわかっていません。 混乱する状況をその場その場で収め、折り合いをつける中で、芸大美大の先生ですらどこからどうボタンを掛け違っているのかが、全くわからない状況になってしまいました。
つまり、今の日本人の美術に対するイメージは誤解です。 誤解によって本来自由に制作して良い課題を制作した後でしっかりとダメ出しをされたり、指導を求めたり、技術指導を教わらなければ無理な作業も自由と称して教えてもらえなかったり、その区別すら導入時に説明がなかったり、芸大美大も含めた様々な場所で問題が起きています。

欧米に倣っている芸大美大を含めた教育機関は全て軸足をリベラルアートにおいています。 つまり、今の日本には「上手」の技術を指導ができる機能を持っているのは、絵画技法の基礎を主軸におく芸大美大受験を担う美術予備校の他にはありません。 でも、一般的な美術予備校は受験生を対象としており、社会人や子供が受けることはできません。
そのためクマビは受験生以外の人が技術指導を受けられるように、絵画教室で窓口を開いています。 そしてこの度日本中から進路相談や問い合わせを受ける状況をみて日本中にクマビの門戸が開けるように「通信教育」の部門を新たに設置します。

指導について

・カメラを使ってネット上で指導します。
・主に制作した作品を画像で撮影して頂き、メールで送って頂いて、その画像を見ながら電話で指導します。
・芸大美大入試の小論文、自己推薦文などの添削を行います。
・作品の加筆を希望される場合は郵送して頂いて加筆します。
※こちらにモチーフがない場合加筆できないことがあります。
・クマビに来れる時はクマビに来て授業を受けることができます。
※クマビの料金表に沿って料金を計算します。

詳しくはコチラ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?