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M2 MacBook Air 15インチ

今更な話で恐縮なのだが、2023年の8月にM2 MacBook Air 15インチモデルを購入した。

今の愛機、MacBook Air 15インチ
壁紙はお気に入りのStar Warsスピンオフドラマ「マンダロリアン」より

これまでは

長らく仕事とプライベートでMacを使ってきた。
直近で使用していたのは、2019年モデルのMacBook Pro 16インチ。
その前は2016年モデルのMacBook Pro 13インチだった。
さらにその前はポリカボディのMacBook 2009年モデル。
15年近く、Intel Macを使い続けていたことになる。
さらに遡ると漢字Talk時代のパフォーマだったりPowerMac8500だったりeMacだったりする。

もちろん、仕事先で支給されたのがWindowsのノートだったり、学生時代にアルバイトしていた店のPOSシステムがDOS/Vだったりと、Mac以外のマシンも使ったことはあるが、個人的に使い始めたパソコンはMacで、それ以来ずっと変わらない。

Intel MacからM2チッップへ

M1チップのMacBook Airを購入した会社の同僚から、そのコスパの良さとサクサク具合を聞き、気にはなっていたもののPro 16インチの大画面に慣れてしまっていたのと、このマシンで自分にとって大抵のことは出来ていたので、新たにMacを購入する予定はさらさらなかった。

ただ年々16インチの冷却ファンが轟音を立てるようになり、冬はともかく夏場にはクーラーの効いた部屋でないと動作がもっさりするようになった。
さらには左右2個ずつあるUSB-Cポートのうち、右側1つが認識しなくなり、遅かれ早かれ色々と支障が出てくることが予想できた。

そんなタイミングで発表されたのがMacBook Airの15インチモデルだった。

15インチであれば、16インチとそれほど違和感なくスイッチ出来そうだ。
しかも評価の高かったM1からさらにアップデートされたM2チップ搭載モデル。
Proと違い種類の増えたカラバリの中でもミッドナイトに心惹かれた。
2016年モデルのMacBook Proからずっと色はスペースグレイで、それに正直飽きてきた、というのもある。
季節も夏で16インチの冷却問題にイラついていたこともあった。
今の仕事はほぼリモートワークではあるものの、たまに出社する際に本体重量2Kgオーバーは地味に堪えた。

そんなわけでApple Storeで15インチをポチるに至る

とはいえ、葛藤がなかったわけではない。

かつて円高時代のMacBook Airは最安で10万円を切っていた。
だが自分が買おうとしているのは、カスタマイズしているとはいえ25万円オーバー。
それこそ2016年モデルのMacBook Proを買った時と金額はさほど変わらないような…。
そしてAirはProモデルと違って冷却ファンのない、ファンレス構造だ。
16インチで散々頭を悩まされてきた本体の熱問題だが、Airは果たして問題なく動作してくれるのか?

だが今の自分の作業を考えると、動画編集はしてもFHD程度で、長時間の4K動画を切った貼ったすることは無さそうだ。
GarageBandを使って音楽制作をすることもあるが、簡単なデモを作る程度。
あとはOffice関連の文書を作成・編集するくらい。
M1 MacBook Airの時点でPro 16インチとベンチマークでは勝るとも劣らない性能だった記憶がある。
しかも重量は16インチよりも軽い。

それなら何も問題ないじゃん!というわけでポチったMacBook Air。
2016年モデルのMacBook Pro以降、自分の中で必要最低条件となるメモリ16GB、SSD 1TBにカスタマイズ。
カラーはミッドナイトで、色は気に入ったものの指紋が目立つ問題もあり、wraplusのスキンシール(ネイビーブラッシュメタル)を購入、ボディに貼り付けた。

そんなMacBook Airは、あれこれ頭を駆け巡っていた葛藤を見事に払拭してくれた。

まあ、とにかくサクサク、キビキビ動いてくれる。
ファンレスゆえに(当たり前だが)冷却ファンの唸り声もない。
15インチのディスプレイも、16インチ Proからの乗り換えに違和感はない。
Davinci Resolveでの動画編集も今の時点ではレインボーカーソルとは無縁な快適さ。

買ってよかった

これは購入から9ヶ月経った今でも変わらない。

8月に購入したため酷暑を経験したが、空調のある部屋の中とはいえ何の問題もなく動作し、出社のための持ち運びでも軽量さを実感できた。

そして圧倒的なバッテリーの持ち。

先日、実家に帰省したのだが電車の車内でiPhoneでテザリングしながら2時間ほど文書作成、実家でもネット閲覧や布団に入りながら動画再生など、なんだかんだで5〜6時間。
1泊して帰りの電車内でも数時間、ヘッドフォンでApple Musicを聴きながら文書を書いたり、動画を視聴したりして過ごした。
結局、出発の際に100%だったバッテリーは帰宅時には58%ほど。
動画や画像の編集といったヘビーな使い方はしていなかったにせよ、半分も使っていなかったことになる。
インテルMacではありえなかったバッテリーの持ち具合だ。

もちろんまだバッテリーの状態が良好なせいもあるだろうが、しばらくは仕事に趣味に、頼りになるマシンとなることは間違いない。


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