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今、とても寂しいあなたへ

私は学生の頃、地味でネクラ、
ただ勉強の成績だけはいい
という陰キャで
友だちはあまり多くなかったのですが
不思議と、「寂しい」自覚は
あまりなかったのです。

例えば、自分以外のクラスメイトで
遊びに行ったらしい、
どうやら自分だけ
誘われなかったみたい、
という場合は、傷つくのですけど
ああまたか、という感じで
粛々と机に向かい勉強をする、
みたいな子だったのです。

そんな私が「寂しい」と思ったのは
ハタチ過ぎて初めて彼氏ができた時でした。

ほとんど着信のなかった
私の携帯電話が鳴るようになり
今日は何をしたか、一日の終わりに
話す相手ができて
普通の人は、こんな風に毎日
誰かと話して過ごしてきたのか、
と思ったのです。

その時、それまで心の奥にしまって
なかったことにしてきた寂しさが
ドドドドドドド
と溢れてきて
私はやっと、
「私、ずっと寂しかった」
と自覚ができたのです。

ずっと寂しかった私が
「寂しくない世界」
をほんの少しかじった時に
一番、大きな寂しさが
襲ってきたのです。

今、「寂しい」という自覚のあるあなた。

それは、あなたが
この世の中に
「寂しくない世界」があると
知ったからなのです。

もし、知らずにいたら、
寂しさを自覚することはできません。

あなたが感じている寂しさこそ、
あなたの脳が幸せに向かって
目覚めた証拠。

だから、今が、変わるチャンスなんです。

このまま、ガラス張りの向こうで
幸せそうに笑っている人たちを
「はぁ」とため息をつきながら
一人ぼっちで見つめますか?

それとも、自分も
あの、幸せそうな世界の
住人になりますか?

行動を起こせば、
世界が変わります。

あなたは悪くない、
ただ、脳の使い方が違うだけ。

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