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ゴーストフィクサーズ 番外編5 感想

田中靖規先生の漫画「ゴーストフィクサーズ」番外編5の感想です

以下ネタバレを含みますのでご注意ください

お、思いのほか怖い曰くつきだった… あんなファンシーなお面にそんな過去があったとは…

完全にプラスチックの質感だと思ってたわ。温かく柔らかいのか。あとひも通す穴ないんだ。GHOST化してひも要らなくなったから穴が退化なり自己修復なりしたのかしら。

アイテム的なGHOSTって物質としては普通のモノっぽい気がしてけど、そんな事ないんだな。じゃあ【栄光の手】も、どれだけ火を灯し続けても燃え尽きたりしないのかな?


お面を手元に戻してない事から察するに、殺人犯は多分もう死んでるんだろな。

病気かなんかで自分の死期を悟ってメルカリ出品したのかな。死ぬ前に酒かっくらって、罪を告白して、遺体発見されたのを見届けて満足&病身での酒も災いして命が尽きたんじゃなかろうか。

でも「出品者が消えた」ってのがな、偽名を使ったとかアカ消ししたとかじゃなさそうで謎。

死期を悟ったのはお面の方か?死にそうな殺人犯を見限ったお面が新しい所有者を求めて「不可思議な出品」という現象を起こしたのかも。

私は「ガーちゃんは自ら海を渡って雲母坂家に行った説」を考えてるので、お面が自分を出品するのもアリかなと。

となるとネット普及前に自力で移動したガーちゃんに対し、メルカリ使ったお面はさすがデジタルネイティブって感じだ。GHOSTにも世代ギャップが。


十代の子供が戦わなきゃならない現状に「そんなお面でもかぶってないとやってらんないか」「ですです」って晶さんと話してた雨宮。

素のままでいるのはツライから、お面とおちゃらけキャラでメンタル保ってるんだよねきっと。あのお面は雨宮の武器であり防具でもあるんだな… ありがとうお面… 

あぁ、早く過去編を読みたい。物理的にも性格的にもふざけたお面をかぶる前の雨宮、見たい。


あまりSCPすぎるのもどうかとは思うけど、一応「不死の首飾り」をベースに考えてみる。

他者にお面をかぶせるのが短時間なら人格は移動するだけ、長期間かぶせ続けたら人格は複製され、独立したコピーを作れるとしたら。

装着者が飲み食いしたものは改変者の胃に行っちゃうから長期間お面つけっぱにはできない。と見せかけて、お面を通さない点滴とかなら装着者も水分と栄養とれるのでは。だとしたら結構な日数いける。

当時収容を依頼された専門家がもし雨宮礼一郎だったら、ファフロツキーズ前すでにこの方法でコピー雨宮を作成してた可能性… なくもない…?

敵は欺いてなんぼ みたいな人だから今いる雨宮がコピーでもおかしくない気はする。となるとお面は「平行人格」であり「並行人格」でもある?

雨宮の話って伝聞なのか体験談なのか判らないんだよなぁ。いつからニュータウンにいるんだろ。


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