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12の太陽星座【11・水瓶座】

水瓶座(みずがめ座)は、‘キテレツ博士’!


水瓶座(みずがめ座)
 Aquarius
 1月20日~2月18日頃
 ‘i know’(個や相手の存在を超えた視点から世界と繋がる)
 支配星/ルーラー:土星、天王星
 (世の中のルールや物事を安定、継続させていく働きを持つ星、
  自由と革命を司る星)
 キーワード:自由、博愛、発想力、知識、科学、エレクトロニクス
 対応するハウス:11ハウス
 対応する体の部位:足首、循環系
 2区分:男性宮
 3区分:固定宮
 4区分:風
 

水瓶座を一言で表すと、「自由と平等を愛する革命家」です。
博愛精神を持つ水瓶座は、人を分け隔てなく愛します。知的で客観的、社会全体が良くなることを考えて、自分で考え抜いて出した答えをストレートに表現します。たとえ他者から「変わっている」「奇抜」と思われても関係なく、必要であれば常識を壊し、新風を吹き込みます。大事なのは「今をもっと良くすること」。常に時代の最先端を行くため、ときに早すぎて周囲に理解されないこともありますが、水瓶座ならではの新しい目線で世の中の進化を促します。

風の星座グループ(双子座、天秤座)の中では広範囲に影響する風」のイメージがある水瓶座。広範囲に影響する風、というのは、台風や気団(気温や水蒸気量がほぼ一様な空気の塊のこと。天候に影響を与え、この気団が移動することで季節が移り変わる)のことです。ほかの星座の風と違って、水瓶座の風には「パワフルで、独特の存在感」があります。台風一過でカラッと澄み渡る空のように、通り過ぎると何かがガラッと変わったような勢いのある星座です。

ギリシャ神話での水瓶座には、美少年・ガニメデスの物語があります。神々の王・ゼウス神(この名前が出てくると、何やら不穏な感じ…)がオリンポス山から地上を見ていると、類まれな美少年が目にとまります。その容姿に魅せられたゼウス神は大鷲になって彼をさらいます。実はガニメデスはトロイ国の王子でした。突然、息子が姿を消したため彼の両親は悲しみに暮れます。気の毒に思った誘拐犯・ゼウス神は、ガニメデスの両親の国が豊かになるよう贈り物をして平和に収めます。ガニメデスは、ゼウスの給仕として神々の食卓で美酒を注ぐ役目を担いながら、母国・トロイに利益をもたらす素晴らしい発想力と、自国を思う博愛の精神を持つ平和の使者として描かれています。

このギリシャ神話にあるように、博愛精神を持つ水瓶座さんは、自由と平等を愛します。ご自分の利益よりも、人々が自由で平等であることの方が大切なのです。人の輪を尊ぶ優しい気質ですが、誰かが不当に扱われているのを見ると黙っておれず、立場・上下関係に関わらず徹底的に戦います。個人の自由度を高め、社会全体が良くなるルールに前例を置き換えるよう働きかけます。「考えや意見が違っても最終的には分かり合える」と信じる純粋な人間愛の持ち主です。

職業:パソコン関係、研究・開発、作曲家、グラフィックデザイナー、自由業、映画産業、政府機関の職員、社会貢献に関わる仕事など

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